モノクロ少年
最初なので短めです。
少し少年の話をしよう。
少年は7月17日。かに座のB型。
生まれた時の体重は3000g。
少年の父は製造業、母は看護師で共働きをしている。そんないたって普通の家庭に生まれた普通の男の子。
そんな普通の少年は、近くの幼稚園に通い、普通に友人を作り、小学校に入り、普通に部活に入り、普通に地元の公立中学に進学。
特筆すべきことはこれといって存在しない、普通の人生を送ってきた根っからの凡人。
少年は、学校の先生の勧めで地元の私立高校に推薦で入学。特にこれといった目標もない少年はただ1度の青春を、ただひたすら普通に過ごした。
そして、地元の普通の大学に進学する。空虚なまでにただ何事もない、優ではないが不可ではない、最高ではないが最悪でもない。ただただ普通の........そんなモノクロの人生。
"このまま普通に大学を出て就職して結婚して子供ができて...."
だけど世界は面白い。人生が平らなまま終わるなんて許されない。人が人生で出会う3度の運命。生まれたときと死ぬときと....
そして......
そんな世界の片隅の、至って普通の少年がこれから綴り綴られる。
ひどく普通でもどかしい....色とりどりの物語。
小説の勉強も兼ねて、文脈とかストーリーとか、しっかりさせるよに努力していくので、ご支援よろしくお願いします。