小話:本編09話後
以前、web拍手にのせてあったものです。
キームン視点
ある日のメルローズ侯爵家
ディンブラと友達になって3日後の午後のこと。
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最近、机に向かう時間が増えたルゥ。
勉強することは好ましいのですが、時間を忘れてしまうので少々心配です。
今日も何か考えながら一生懸命に書き物をしています。
くるくると変わる表情をずっと見ていたい気もしますが、そろそろ休憩を入れないといけませんね。
「ルゥ様、そろそろ休憩しては如何ですか?」
「え?もうそんなに時間が経ってますか?」
「はい。1時間ほどずっと机に向かってますよ。一体何を書かれているんですか?」
「ディン様から頂いた手紙のお返しです」
「え?」
「はい?」
そ、そんなに仲良くなったんですか!? まだ3日しか経ってないですが!?
「き、キィ? どうしたの!?」
ピシッと固まってしまった私にオロオロするルゥ。あ、かわいい。じゃなくて!
ルゥからの手紙なんて羨ましい!
「ルゥ様!」
「はい!」
「私とも文通しましょう!」
「はい!?」
え? なんで? どうしてそうなるの?? とまたもやオロオロし始めるルゥ。
しまった! 思わず本音が……どうすれば……あ!
「いえ、色々と悩んでいたみたいなので、私と練習するのはどうかと思いまして」
「あ!そうですね。ディン様、たくさん書かれていても私は少ししか書けなくて困ってたのです」
ありがとう、キィ!と花のほころぶ様な笑顔のルゥに私も笑顔を返します。
少々罪悪感が無きにしも非ず……。
その後―――
ルフナとキームンが手紙のやり取りをしていると知ったセラとエネにより、屋敷中を巻き込んで行くことになるとは二人は想像もしなかった……。
お粗末。
突発的に書いたもの。
色々とごめんね、キームン。
2015/06/09 誤字修正




