second*1
ボクには三人の兄弟がいる。
ボクはsecond(二番目)
secondであることを
今までどれだけ悔やんだか…
兄はいわゆる天才。
日本の全高校で5本の指に入る
学校に行っている。
ボクがみる限り
別に猛勉強していたわけでもなさそう
そんな兄と比べられるのはいつもボク。
「お兄ちゃんは…なのに。」
聞き飽きたよ。
弟というものは苦労を知らない。
ボクは心の中で思う。
泣けば親が何とかしてくれる。
兄であるボクは弟のために
自分のことを我慢しなければならない。
「我慢しなさい、お兄ちゃんなんだから」
もう聞き飽きたよ。
こうしたsecondの憂鬱を
みなさんに聞いていただきたい。
これは
ボクのとある反抗期である。