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虹色の国々  作者: 山猫ミチル
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オレンジの国



オレンジの国


 


 旅の一国目、赤の国では、しょっぱなからひどい目にあった三人でした。新しい何かを広めるということは、実はとても大変なことなのです。でも、それが分かっただけでも貴重な体験でした。



 赤の国を出航してから、また数日船の旅です。丁度気候がおだやかな時期で、海も荒れることなく順調に海流に乗り、オレンジの国へと到着しました。海の上にオレンジ色の大陸が現れ、オレンジ色の砂浜に船を乗り上げました。



「さあ、オレンジの国です。この国はどんな人たちが暮らしているのでしょうね」

「赤の国の人は気性が荒かったもんなあ。かんしゃく持ちの王様に、オーノよりもでかい兵隊なんかいて」

「いえ、でも誇り高い民族という感じでした。仕立て職人のおじいさんなんか仕事に命かけていましたしね」

「ああ、ワシもあの国のおかげで少し度胸がついた。用心棒は今回もまかせてくれ」

「はあ?」

 トンカチの片方のまゆ毛が思いっきり上がってます。

「オーノ、たのもしいです。よろしくお願いしますね」



 その時、背中にコブのある不思議な動物に乗った一人の男性が、三人を見つけて近づいてきました。



「しまった。誰か来ます。まだ変装していないのに」

 あわてて三人は船にかくれて様子をうかがいます。



「たまげたなあ。何だこれは? さっき人影が見えたんだけど、おーい、誰かおらんのか?」



 全身オレンジ色の人の良さそうな中年の男性でした。クレパスは思い切って、ありのままの姿で男性の前に出て行きました。



「こんにちは。突然驚かせてすみません。あ、あの、僕たちあの海の向こうにある小さな島国、レインボー国というところからこの船に乗ってやってきた商人です」

「やあやあ、それはそれは遠いところからごくろうさま」



 様子を見ていたトンカチとオーノも、そろそろと出て行きました。



「おや、こちらはお仲間で?」

「はい、私はクレパス。こちらがトンカチでこちらがオーノです」

「私はスキップと申します。この砂丘の持ち主です」

「そうでしたか、勝手にスキップさんの砂丘に船を乗り上げてしまいもうしわけございません。ご迷惑でしたら船を違う場所へ移動します」

「いえいえ、このくらいかまいません。しかし、商人さんならこれから町まで行かれるのでは?」

「はい、実は私どもは絵の具を売りにやってきたのです。少々のサンプルを持って町まで行きたいのですが、ここから遠いのでしょうか?」

「ええ、町まではずいぶんとございます。私のラクダをお貸ししましょう。荷物も積めますのでね。ついでに砂丘も迷ったらいけません。私がご案内いたしましょう」

「それは助かります。どうもありがとうございます。この奇妙な動物はラクダというのですね」

「ええ、初めてごらんになりましたか。大人しくて頼りになります」



 後ろでトンカチとオーノが小声でこそこそと話をしています。

「スキップさんめちゃめちゃいい人じゃないか」

「今回は楽勝じゃないか」

「お前なあ、スキップさんがいい人だから良かったものの、さっき用心棒はまかせろって言ったばかりだぞ」

「すまん。とっさにかくれてしまった。あんな動物見たこともないしな。それにしてもクレパスは小さいくせに勇敢だなあ」

「勇敢に小さいも大きいもないんだよ。テメェを見ろよ」

「めんもくねえ」

 頭をかいている大男のオーノ。トンカチは不思議な気持ちでクレパスを見ました。小さいクレパスでしたがとても大きく見えるのです。トンカチはオーラという言葉を知りませんでした。




 さっそく一行は、四頭のラクダに荷物を積み、町へ向かったのでした。



 ラクダの乗り心地もなかなかいいものです。

「スキップさん、町までは一体どのくらいかかるのでしょうか?」

「ああ、だいたい三日もあれば着くでしょう」

「三日!」

 三人がそろってすっとんきょうな声をあげました。



「うそだろ、おい。三日かけてなんにも収穫がなかったらどうすんだよ」

「トンカチ。きっと大丈夫ですよ。スキップさんみたいに親切な人がたくさんいるはずです。新しい色を見てきっと絵の具も気に入ってもらえますよ」

「もっと大事なことがある。三日分の水も食料もラクダには積んでいない。ほとんどが商売道具の絵の具だぞ」

 目のつけどころがオーノらしいです。



「オーノさん心配いりません。行く先々にオアシスがあります。そこには私の宮殿がありますのでゆっくりなさってください」

「宮殿? スキップさんってお金持ちなんですか?」

「お金持ちかどうかはわかりませんが、ここは私の国なのです」

 また三人は同時に叫んでいた。

「王様!」




 その晩、三人はオアシスにある立派な宮殿に招かれました。

 おいしい食事をごちそうになり、あらためてクレパスたちは旅の目的をスキップ王に話しました。

「何と、それは本当ですか? 世界には七つの大陸とひとつの島国があると。しかもそれぞれ異なる色の国とな。不思議なもんだ」

「ええ、そのひとつの島国から僕らは来たのです。僕らの島だけはいろいろな色であふれています。その色を他の国にも広めるために絵の具を売りにやってきました」

「ふーむ。その色とやらは必要あるのかね?」

「さあ? 僕らにも答えはわかりません。実際、この前に行ってきた赤の国の人々は、赤という色に誇りを持っていて、絵の具には大した興味をいだいておりませんでした」

「ふむ、わが国民も興味をしめすかはわかりませぬなあ。ただ……」

「ただ?」



 ここで王様から不思議な夢の話を聞くことになりました。



「実は、今日私があの海岸まで行ったのは偶然ではないのです」

「どういうことですか?」

「三日前に見た夢の話しなのですがね。奇妙な物が海に浮かんでいたんです。段々近づいてきて、それがあの砂浜に乗り上げたのです。見たこともない不思議な形をしておりました。直感でこれは乗り物であるとわかりました。どうしても気になってあの海岸に見に行ったのです。そうしたらあなたたちがいた」

「へえー、スキップ王さん。預言者みたいじゃねえか」

「ええ、元々私の家系は予知夢を見るのです。政治も全て夢のおつげに従っています。私の先祖が王になれたのもこの予知夢のおかげなのです。あなたたちの船というものを夢で見たのは何か意味があるはずなのです」

「でもおかげで僕らはとても助かった。スキップ王さまの予知夢がなかったら砂漠で迷子になっていたかもしれません」

「確かに。スキップ王さまありがとうございます」

 トンカチとオーノが大げさに頭を下げました。




 こうして三日の後、一行は王様のお城のある町までたどり着くことができました。



 商人が集まる市場がありました。ここの一角を借りてクレパスたちは商売を始めることにしました。誰も肌の色が違うクレパスたちに興味をしめす人はいませんでした。商人たちは自分たちの商売に忙しそうです。



 売る絵の具を並び終えた時でした。突然、町がざわつき始めたのです。誰かが叫びました。

「盗賊が来たぞー!」

 商人たちはいっせいに逃げ出しました。商品はそのままです。皆お城めがけて走っていきます。城の兵士がクレパスたちの屋台に飛び込んできて言いました。

「さあ、あんたたちも早く逃げて。お城の中は安全だから」

 急いで三人で今並べた絵の具を持ち出そうとしました。

「何をしているのだ。商品はすべて置いて行きなさい。さあ、早く」

 追い立てられるように三人は逃げました。相当凶暴な盗賊がやってくるのでしょう、人々は誰一人手に何も持たず、身一つで逃げまどっています。



 城に逃げ込むとスキップ王も住民の誘導を手伝っていました。

「さあ、早く、こちらへ。全員城に入ったら城門を閉めろ」

「はい。王様」



「怖いよう。やっぱり、怖い目にあうんだなワシたち。えっえっ」

「オーノ、大丈夫か? ここなら安全だろう。なあ、クレパス」

「ええ、大丈夫そうですよ。ほら住民のみなさんを見てください」

 言われて二人はあたりを見わたしました。誰も怖がっている様子がありません。談笑すらしている余裕があります。

「商品をうばわれてしまう心配はないのでしょうか」




 数時間後、盗賊がいなくなったので住民はお城から帰って行きました。三人も自分たちの屋台の場所にかけつけましたが、案の定、商品はひとつ残らずなくなっていました。



「あーあ。ひどい。うっうっ」

「ついてねえな初日にすべて持っていかれるとはね。予備はないのか? クレパス」

「予備もすべて、ここに持ち込んでいましたから」

「船まで取りに戻るのに往復六日間かあ」

「うまく行き過ぎたんだよ。やっぱり何かあると思ったんだよ。うっうっ……」

「ったく、泣くなよ、オーノ」

 この状況ではクレパスもため息をつくしかありません。



「驚いたでしょう?」

 いつの間にかスキップ王が来ていました。

「スキップ王、やつらは何ものなんです?」

「彼らはこの国の反対側の国のものなんです。こちらが大人しいのをいいことに月に一度くらいこうして町を荒らしに来るのです」

「オレンジの国は二つあるのですか?」

「話せば長くなるのですが……」




 ーこのオレンジの国はもとは一つの平和な国でした。ある日この国に双子の男の子が生まれたのです。二人はすくすく育ち大人になりました。やがて次の王を決めなければならない時がきました。王様は二人を呼んで言いました。

「次の王は弟よ、お前がなるのじゃ。これは夢のおつげである。絶対逆らってはならぬ」 

  

 誰もができのよい兄が王となると思っていました。兄は文武両道にたけていて家来からもしたわれておりました。弟の長所は優しく思いやりのあるところぐらいです。でも、夢のおつげなので従わないわけにはいきません。


 怒り狂った兄は弟を殺してしまおうとしました。しかし、失敗してしまいます。こうしてこの国にいられなくなった兄は、彼をしたう家来を引き連れて北へ行き、山を越えたところに自分の国づくりを始めたのです。




「ところが山を越えた北の土地はこちらとはまったく気候が違い、年中北風が吹き、大変寒く作物が育たないのです。多くの子供たちが今もお腹を空かせているのです。だから、襲撃の時、私たちはわざと食べ物や着るものを置いているのです」

「そうかそれで住民の方たちはあんなに落ち着いていられたんだ」

「ええ、そろそろ来るなとは思っていたのですが、今日来るとは……。とられてしまったものはお城で金貨を払いますので安心してください」

「ふーーむ。また絵の具は違う形で売れたってことか」

「良かったじゃねえか、とられた分は王様が払ってくれるんだから」

「まあ、今回はしょうがないですかね。また色は広められませんでしたね」




 そのころ、北の国の盗賊たちはやっと山を越えて国へ戻ってきました。



「お父さん、お帰りなさい」

「テス、お腹すいただろう? さあたくさんおいしい物もらってきたぞ」

「南の国の人達は親切だね。どうしてただで食べ物や着るものをくれるの?」

「そ、そうだね。元々は兄弟の国なんだから、あそこのものは半分分けてもらってもおかしくないだろう?」

「ふーん。でも僕はもらうだけじゃいやだよ。何かお返しがしたい。いつもありがとうって伝えたいんだ」

「テスは優しい子だな。ほらこんな物ももらえたぞ」

「これなあに?」

「んー父さんも初めて見るからわからないや」

「使い方教わってこなかったの? もう父さんのあわてんぼ」

「忙しかったからな。今度は聞いてくるよ」

 過去の王様の子孫である彼は、キラキラしたひとみで絵の具をながめておりました。




 その夜。

「ねえ、あなたいいかげんに南の国と仲直りできないの?」

「さんざん町をおそっておいて仲直りもないだろう」

「でも、あの子もいつか気付くのよ。自分は王子様なんかではない。盗賊の子供なんだって」

「テスは王子だよ。血はな」

「あなたも王様よ。盗賊なんてもうやめましょうよ。話しあうのよ。南の国の王と」

「恥ずかしくてそんなことできない」

「盗賊の方がよっぽど恥ずかしいわ」

「……」

「この布なんだか不思議な布ねえ。この糸も。見たこともない。何だかこんな気持ちになるのは初めてだわ」

「ああ、変わった店があった。そこだけなんか周りから浮いていたんだ。みんなは気味が悪いって近寄らなかったけど、俺は気になって全部とってきた」

「これでドレスを作ってもいいかしら」

「ああ、好きにするがいいさ」




 クレパスらはまたラクダに乗って船まで戻りました。今度は王様の家来が数人で道案内をしてくれました。スキップには絵の具代、他にも食べ物やこの土地のものをたくさんもらいました。おかげで帰りはラクダ十頭の大キャラバンとなりました。見送りは家来数人だけのさびしい船出となりました。




 さあ、黄色の国へ出航です。

 とその前に……。




「おいオーノ、見送り見えなくなったか」

「ああ、もう大丈夫だ。しかし本気なのか、クレパス。北の国へ行くってのは」

「本気です。どうしても行かなければいけないような気がするのです。どうしてスキップ王は僕たちがやってくる夢を見たのでしょうか?」

「ああ、まあそういえばそうだね」

「何かまだここでやり残していることがあるのです。もしかしたら、僕らは行く順番を間違えたのかもしれない。先に北の国の方に行っていれば、資源がない北の国にとって南の国へ貿易できる何かが作れたかもしれない」

「いいや、北の国へ行ったって食べるものもないのに色に興味をしめすかね。買うお金もない。それにスキップ王の予知夢では南の方へ来ることになっていたんだろう?」

「トンカチなかなかさえてるな」

「だろ?」

「とにかく、行ってみましょう。きっと何かがわかりますよ」




 山を越えた向こう側の岸に向かって船を進めました。



「スキップ王の話しではこの辺の海岸沿いに村があるはずです」

「見えた。あそこに人がいるよ」

「子供じゃねえか」



 三人は船を海岸に乗り上げて上陸しました。

「子供はいなくなりましたね」

「そりゃあ怖いだろうな」

「ああ、ワシならちびるな」

「いやいや、怖がってないぞ。大人を呼びに行ったんだ」



 さっき見えた子供が大人の手を引っぱって再びあらわれました。

「こんにちは、私たちは決してあやしい物ではございません。レインボー国という小さな島国からやってきた商人です」

「ええ、知っています。私はあなたたちが来るのを待っておりました」

「もしかして、予知夢ですね」

「ええ、そうです」



 子供が連れてきた男性は北の国の王様だったのです。つまりオレンジの国の王様の血を引いている末裔。



「えええ、こちらでも予知夢を見てたのか」

 驚いたトンカチはオーノと目を見合わせて、しげしげとクレパスを見つめました。

「実は、あなたたちにお願いがあるのです」

 北の国の王が言いました。



 三人は北の国の王の家へ案内されました。王様の住まいとは思えない質素な家屋でした。寒いので暖炉で薪が燃えてました。暑い南の国とは対照的です。



「私たちは今の生活に終止符を打たねばなりません。南の国と話し合いをする時が来たようです。お恥ずかしい話しですが盗賊をしてあなたたちの商品もうばったようです。その商品がとても素晴らしかったので、もっとゆずっていただきたいのです」

「何か交換できるもんでもあるのかねえ」

 商品を盗まれたことにふんがいをしていたトンカチがいじわるく聞きました。

「金貨の代わりにこれを差し上げます。これはかつての北の国の王が南の国を出るときに国から持ち出した宝物です。もう私達には必要ありません。ですがとても価値のあるものでございます」



 王様が差し出した長い箱には剣が入っていました。

「これは?」

「オレンジの国に伝わる秘宝の剣です」



 たくさんの宝石で飾られた立派な剣でした。トンカチとオーノは見とれていましたが、クレパスはキッパリと言いました。

「これはいただけません。むしろこの剣を持って南の国へ行かれるといいのではないでしょうか? あなたが王族の末裔だと言う証拠にもなります。私どもはお代はいりません。本当に色が欲しいという人に初めて出会えました。それだけでも私にとってはすごい報酬なのです。さあ、たくさんの絵の具、塗料、染料受け取ってください。そして素晴らしい使い方をしていただけたら私は幸せです」




 北の国のお妃さまは素晴らしいセンスの持ち主でした。美しい色の布でドレス、王様のゴージャスなガウン、装飾品等を次々とこしらえていました。そしてとうとう南の国へ話し合いに行く日がやってきたのです。



 王子を連れて、剣を携えて、いつもの山道を越えます。南の国へは先に使者を出し行くことは伝えてあります。



 王様は緊張しながら山を下りました。南の国の町へ入ると……。



 何ということでしょう、町中のひとたちが彼らを大歓声で出迎えてくれたのです。

 馬車が用意されておりました。それに乗って町中を歓声を浴びながら進みます。王様は夢でも見ているようでした。



 ―あんなにひどいことをしてきたのに誰も怒っていない。それどころか歓迎をしてくれている。私は今まで何をやっていたのだ。



 王様は涙をこらえることができませんでした。



 観衆はどよめいていました。

「何だ。あの王様のガウンは」

「お妃さまのドレス、何てステキなの」

「王子様、可愛いわね」



 いよいよお城に着きました。スキップ王がみずから出迎えます。

「さあ、私がスキップ王です。ようこそ、南の国へ」

 二人の王様が抱き合いました。民衆がさらに歓声をあげました。

「ほう、お妃さまもお美しい」

 手にキスをするスキップ王。

「そしてこの子がテスだね。ほう、何てかしこそうなんだ」

 テスは頭をなでられ照れておりました。

「これをお返しいたします。オレンジの国宝の剣です」

「おおう、これが伝説の剣。しかし、これを受け継ぐのは次の王子、君だよ、テス」

 テスはビックリしてお父さんを見ました。北の国の王も驚いておりました。

「今なんと?」

「実は私には子供がおりません。兄妹もいないのです。この王家を継ぐ者は彼だけなのですよ。これは予が見た夢のお告げでもある。誰も逆らうことはならぬ」

 お妃さまは信じられないとうれし泣きです。

「いつか、あなたたちの方から歩み寄ってくれるのをじっと待っていました。これからは北も南も一つの国です」



 

 クレパスたちは船出をしていました。オレンジの北の国の王様を、南の国へ向かうところまで見送りしましたが、彼らがどうなったのかはわかりません。でも、きっとよい結果になったに違いないのです。それだけは確信できるのでした。今回はいい商売ができました。そうです。クレパスたちの商売は金貨をかせぐことではないのです。このすがすがしい気持ちがそれを証明しているのです。





 次回、「黄色の国」へつづく……。





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