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思春期拗らせたら大変な目に遭った  作者: 夢呂
そして今に至る
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ミステリアスなBくん

私がBくんを好きな理由は一つ。

私に気がないから。


追いかけるだけの恋が好きな疑似恋愛を楽しむだけの私には好都合な人種なのだ。



“ミステリアスなBくん”こと、藤堂歩くんは一つ年上で一昨年関連会社に入社してきた会社の後輩だ。


関連会社の後輩と言っても接点はほとんどないので、仕事で関わることはない。


「藤堂さん!」

だから滅多に会えない社内で会うと、私はテンションが上がる。


「あぁ、悠莉ちゃん。お疲れ様」

入社は二つ後輩だけど年上だからか、歩くんは敬語を使わない。


そして私がこんなに分かりやすく好意を寄せても、ちっとも靡かない。


「藤堂さん、今度飲みにでも行きません?」


「いいね、誰誘う?」

そんな風にいつも、さりげなく断られる。


「今日はどうですか?あ、でも急だから友達はつかまらないかも」


私がそう言うと、歩くんは、

「分かった、じゃあ二人でいく?」

と、観念したように言う。


(やったぁ!)

と、私は心の中でガッツポーズした。


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