表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
思春期拗らせたら大変な目に遭った  作者: 夢呂
そして今に至る
13/53

すっかり歪んだ22才

「ねぇ、悠莉ちゃん、合コンしてよ」


「良いですよ、じゃあ来週の金曜とかどうですか?」


「さすが悠莉ちゃん!じゃあ来週の金曜ね」


女子高校からさらに女子短大を出た私は、

就職するまでの四年間、彼氏はできなかった。


それなりに出会いを求めてはいたが、男の人とうまく喋れるようになったのは、男の人が多い今の会社に就職してからだった。


男の比率が圧倒的に多い技術系の会社で、

私はよく合コンの話を持ちかけられていた。


なので、毎週のように合コンしては、素敵だと思う人と連絡先を交換していたのだが…ーーーー。


「悠莉さぁ、好きな人三人いるってどうなの?」


昼休み、同僚の友子が呆れたように言う。


「っていうか、まだ誰とも付き合ったことないんでしょ?もう22才なんだし、まともな恋愛したら?」


栄子も私に、耳の痛い話をする。


「分かってるよ。でもさ、さわやかなAくんも、ミステリアスなBくんも、私のこと好きだって分かりやすいCくんも捨てがたくて…」


「そんなことばっかやってても、恋は実らないよ!」

友子が、ばっさりと吐き捨てる。


(そんなこと…分かってる…ーーー。私は実らなくていいんだから)


恋をするのは楽しくても、付き合うことはしたくない。


だって裏切られるから。

全部嘘だから。


だから私は一方的に想ったり、相手をおとすだけで満足だった。


その先には、辛いことしかないから。


(恋愛なんて、騙し合いだ。ゲームなんだよ、駆け引きの)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ