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20XX年3月25日 "Apocalypse After"
この作品は、フィクションです。実在の人物、団体とは、一切関係御座いません。
この作品にはケモノ(獣人キャラ)が登場致します。苦手な方はブラウザバックを推奨致します。
──20XX年3月25日 "Apocalypse After" (黙示録の後)
──パァン!
俺は近づいてくるアンデッド達を警察署で盗ってきた拳銃で撃つ。
「早くしろ良! もう弾が無いぞ! 」
俺は背後で大型の漁船を動かす為に作業をしているイヌヒトの良に向かい、そう叫ぶ。すると……いきなり船のエンジンの轟音が響き渡り、操舵室から良が嬉しそうな声で、
「エンジン動いたよ! 颯! 」
と叫んだ。
──パァン。
同時に最後の弾も撃ってしまう。
「これでもくらってろォッ! 」
俺はそう叫び空っぽになった拳銃を一番近くに居たアンデッドの頭に叩きつけ、動き始めた漁船へと飛び乗った。
──やっと、やっと……助かったんだ……。
──……こうして俺たちは、日本を脱出した。
黙示録の悪夢無き楽園……通称、アルカディアを、目指して。
感想、おまちしております。