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サイバーコネクト!〜小学生編  作者: 枝豆 大豆
1/1

実技だ!腕がなるぜ!

「ミャアー」

その鳴き声で俺は目覚めた

時計をみると時刻は朝の7時30分を過ぎていた

「やべっ!遅刻してしまう」

焦りながらも布団をたたみ、家族が朝食を食べているリビングへと向かう

「母ちゃん!なんで起こしてくれなかったのさ!」

少々キレ気味で母に訪ねた

「起こしたに行ったわよ!起きないのが悪いんでしょ!」

そう言われ確かにそうだと思った

でもなにか気に食わない

「起きなかった起こしにきたとは言わないもんねー!母ちゃん仕事しろ!」

そう言って母に反抗した

「はぁ…まったく。誰に似たんだろうねあんたは…」

母は呆れながらもテーブルに朝食を準備してくれた

それを確認した俺はイスに座り、朝食を食べ進めた

隣には父、向かいのイスには姉が座っている

姉の菊乃姉ちゃんは今年の春から高校2年生だ。

たしか美奏学園ってとこに通ってたと思う

「姉ちゃん!そんなちんたら食ってたら学校遅れるぞ〜」

姉を煽るように言った

「うるさいわね!あんたもそうでしょうが!」

と言い返され自分も学校に遅れてしまう

状態だというのを思い出した

急いで朝食を食べて学校の支度をする

歯磨きもささっと終わらせランドセルを背負い俺は家を出た。

小走りで学校へ向かう

家から学校まで歩いて行くと30分はかかる

小走りならぎりぎり間に合う

だろうと思った

しばらくすると学校が見えてきた

学校名は聖白光小学園。

全校生徒602人。

俺は小学5年生でA〜Cクラスまである内のBクラスだ。

いつも学校に遅刻気味である。

昨日も、その前の日も、遅刻しては怒られた

それに先生も慣れたのか、それとも呆れているのかはわからないが、俺に起こるときの顔は気迫がなくなっていた

そんなこんなでとうとう学校に到着!

校門を通り過ぎ校舎に入ろうとしたとき、チャイムの音は鳴った

キーンコーンカーンコーン〜

毎朝聴いているおなじみの音だ。

これが聴こえてくるのが5-Bの教室があるA棟の2階に駆け上がったときならいいが、

聴いたのは靴箱がある1階の玄関。

俺は急ぐことをやめた。

やる気をなくしとぼとぼも階段をのぼり教室を向かう

5-Bの教室の扉に手をかけ、そして開けた

やはり先生はこちらをみます

「また遅刻か!桐崎 一真!」

毎度毎度の先生とお言葉である

「いや〜すいません!夕日を追いかけてたら時間が〜」

いつもの様に言い訳をした

「お前は馬鹿か!今は朝だぞ!早く席につけ!」

そう先生に言われた

ここでみんなに笑われる。

いつものことだ

「は〜い。」

そう言って俺は席に着いた

すると一つ後ろの席の女子に話しかけられた

「また遅刻なんてほんと懲りないよね」

希望 稀崎だ。

クラス委員で真面目な性格である

今年はじめて同じクラスになってから

少しずつ話すようになった

「いやいやすまんすまん!」

いつもの様にそう言い返した

「まったく。少しは時間に余裕を持ちなさいよ!」

こう強く言われては反論する気にもならない

「はい。すいましぇん。以後気をつけます」

俺は反省するフリをした

「わかればよろしい」

そういうと希望はそっぽを向いて話は終わりよ!っといっている感じだった

それを見て俺は前に向き返った

みんなが端末をいじっているのを見て、思い出した

1時間目はアバターバトルの実技訓練だ

みんなにつられ俺は端末をいじり準備をはじめる。

装備を変えておかないとだめだと思い、俺は端末のメニューボタンを押し、

アバター装備の変更を行った

武器はバトルブラスター、防具はバトルスーツ一式に決めた

思い返すと、この端末システムがはじまってもうすぐ2ヶ月になる

端末内ではウイルスが漂っていて、それをデリートするのが生徒達の日課になっていた

中でも俺は進んでデリートに参加している為、アバターのレベルはかなり上がっていた

そしてみんなからはウイルスデリーターと

呼ばれるほどにもなってしまった

俺はデリートをいつも楽しんでやっているから、苦と思ったことは一度もなかった。

そんな性格だから実技の授業も毎回楽しんでやれている

「みんなー準備はできたか?」

先生のその言葉にみんなははいっ!

っと元気な声で返事をした

「これより実技の授業をはじめる。メールを送信するから確認してくれ」

そう言うと先生はクラスのみんなにメール

を送った

みんなの端末から音がなった。

届いたのはもちろん先生からのメール。

実技のときは先生がメールを送り、メールに書かれている相手(クラスの中の誰か)番号にバトルメールを送るのがおきまりになっている。

相手にバトルの承諾がされると3分後にバトルとなる

今回の相手は俺の親しい男友達の内の一人、

球吉 修斗だった

修斗と睨めっこになり、気合が入る

そして3分がたった

バトル開始!









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