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第四話 「レベルはMAXです」

エアコンです。

一応今回主人公の第一チートが発表されます。

「ご主人様、まずその前に“レベル”と“ステータスポイント”についての説明を。まず、この世界レベルは999がMAXです。超激レアアイテムを使っても上限は1づつしか上がりません」


「じゃあレベルは基本的に999までって事だな」


「その通りです。そしてステータスポイントです。これはレベルが3上がるごとに1ポイントが貰え、HP、MP、STR、DEF、MAT、MDE、AGI、DEXの中で好きなところに振り分けることができます」


「ほうほう。で、最終的に何を伝えたかったんだ?」


「ええっとですね、ご主人様はレベルがですね、あのですね」


「さっさと言わんかい!」


「ひえ…レベルが999すなわちMAXなんです」


「ぬえぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 街で歩いていたプレイヤーが一斉にこちらに顔を向ける。

 2秒程見て何も無いと確信するとプレイヤーは視線を戻す。

 

 ……とにかくこれではゲームの醍醐味の一つ“レベル上げ”が不可能になってしまった。

 嬉しいんだか悲しいんだか。とにかく今は喜ぼうとしよう。


「後、レベルの上限も最大の9999になっておられますので」


 キタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ最高だぜ!

 早速振り分けとか終えて旅に出たい!

 良い事だらけだぜ! レベル上げも出来る上にチートとか最高ですな!


「早くどっか行こうぜ、リン!」


「はい、しかし油断大敵です。まずは近場の“ダンジョン”を使って装備を整えましょう」


「金稼ぎって事ね」


「そうです。できなかったチュートリアルの代わりです」


 俺は振り分けを始めた。さっきからメガネのメニュー画面で何かが点滅してたからやり方は多分分かる。


 【振り分けていないポイントがあります】


 ここをタッチだな。


 タッチするとさっきリンの言ってた能力値が表示される。残りのポイントは、332だ。計算すれば分かる。

 能力値は全て1だった。ここからみんなスタートして行くんだ……と思うが今の俺には関係ない。


 STRをタッチしたら値が2に増えた。リセットはできない。


 俺はA型。完璧主義だ。STRに振ってしまったもんはしょうがない。俺は魔法を捨てて物理特化にするか。

 そういや、魔法ってどうすれば手に入るんだろうか? MPの高さか?


 まあ関係ない。それと物理特化なら俊敏さや耐力も必要だ。

 優先順位としてはSTR>AGI>DEF、MDFなので、大雑把にSTRには149ポイント、AGIには100ポイント、残りのDEF、MDFは40ポイントずつといったところか。よし、振るぞー、振っちゃうぞー


 …………………………10分後…………………………


 ふう、仕切りに画面右に点滅が増えて行くのが気になったが、完了した。これが俺の能力値!

 体力に振らなかったからいつも体力に気を付けなきゃいけないけど。



…………………………………………………………………ステータス


名前……ジン


職業……無職


ランク……マスター


ステータスポイント……HP、1ポイント

           MP、1ポイント

           STR、150ポイント

           DEF、41ポイント

           MAT、1ポイント

           MDF、41ポイント

           AGI、101ポイント

           DEX、1ポイント

       


…………………………………………………………………ステータス


 何故かここまでしか詳細なデータは出せないが、続いて横のチカチカ光ってたところをタッチしてみる。


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


【第三の目がグレードアップしました】


 ……一気にグレードアップすんなよ……


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