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異世界から地球へ転生しました  作者: 月野まりも


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番外編 ソフィアの恋

「ソリティア王国に戻って結婚しよう!ソフィアングレー」

「お断りします!もう縛られない!私は自由を選びます」

「そんな…君はソリティア王国の加護者だ!小さい頃から一緒だったじゃないか?!」

「幼馴染だってだけです!あんなの隔離と一緒でした!」

「それは…両親を亡くした君が孤独だったから…」

「私は世界を知りました。この世界を廻って生きます!友達や師匠も出来ました!孤独でもないんです」

「ソフィアングレー…」

「何かあったらソリティアには帰りますが…また私を縛るなら一生帰りませんから」

そう断ってソリティア王国には戻らずフランシスカ共和国に住むようになった


りおんが亡くなる10年前…

「ソフィア…本当はダグラスの事が好きなのね…見てたら分かるわ」

「なっ!なっ!ダグラス様は同じ加護者で弟子仲間です!好きだなんて…カシス様も居ますし…私なんてただの友達?ですよ!」

「カシスが亡くなったら?お互いに不老よ?一緒になったっておかしくないわよ」

「ダグラス様はカシス様を大事にして居ますし忘れるなんて…レインもルルスも居ますし孫だって…」

「ダグラスはカシスが亡くなったら王座を譲るって言ってたわよ。一緒に世界を廻ったら?」

「そんな事…ダグラス様が…わたしなんて弟子仲間としか思わないです…」

「シリウスだっていいコンビネーションだって言ってたわ。私はいけると思うわよ?」

「カシス様に悪いです…レインもルルスも納得しないですよ…」

「別に亡くなってすぐに…とは言ってないわ。お互いに先が長いんだから。地球だって再婚なんて普通にあるわよ?」

「そうですが…ダグラス様はわたしの事を女として見てないんじゃないかって…」

「そんな事ないと思うわ。シリウスに言われてるだけで最初は女性と全力で戦うのは傷をつけたらヤバくないかって言ってたし」

「え…そうなんですか?」

「そうよ!ソフィアが男装みたいな感じやめたら意識すると思う!絶対に脈あるわよー」

「確かにカシス様との人生が終わったら悔いはないって言ってましたけど…」

「でしょう?シリウスは私だけだからさー。シリウスを好きなんじゃないかって思った事もあって心配したけど良く観察してたらダグラスの事を目で追ってたし悲しそうな顔してたわよ、ソフィア」

「流石にシリウス師匠を好きとかないですよ!りおんの事を執着し過ぎて引くぐらいですからね!師匠としては尊敬してますが」

「やっぱり?シリウスは昔から私だけなのよー。シリウスに恋しちゃうとツラいだけだから良かったって思った」

「ダグラス様だって…あんなにカシス様の事を愛しているじゃないですか!わたしなんて…」

「今はね!50年後は?2人とも生きてたら?私は120年ぐらいで突然前世死んじゃったけどダグラスとソフィアは千年生きるかもしれないわよ?シリウスなんて神になるのよ?全然ありよ!あり!」

「ダグラス様はわたしを好きになってくれますかね?カシス様の事は一目惚れだって言ってましたけど…」

「なると思うわ!そしたらちゃんと女性として生きるのよ?私も応援するしさー今はツラいけど…希望はあるわよ!全然いけるって!」

「りおんがそう言うなら…いつかダグラス様に好きになって欲しいです…」

「うん!うん!ソフィアを好きにならないのはきっとシリウスぐらいじゃないの?」

「それはいい過ぎ!りおん、適当に言ってないですかー?」

「言ってない、言ってないって。自信持って。友達からの応援の言葉よ!」

そんな話をりおんとしてずっと友達だと思ったらあっけなく逝ってしまった

シリウス師匠は神となり、子供達を頼むと言われた。きららとライトは結婚はせず聖セシリア王国で働いている。地球の遺伝子が有るからとレイン様にプロポーズされたきららだったけど子供を産めないって断っていた。回復魔法と聖魔法などが得意な2人は聖セシリア王国が合ってるようだった。ダグラス様とはたまに会っていた

一緒にダンジョン潜ったり、戦闘相手して交流は相変わらずだった。

そしてカシス様が亡くなって10年が過ぎた

わたしはダグラス様と一緒に聖神の池に来ていた。

「えー師匠!聞こえてますか?証人になって下さいよー」

「ダグラス様?師匠って?」

「うん…ソフィアングレー…私と結婚しよう」

「はっ?結婚!?本気ですか?ダグラス様?」

「こんな事冗談でも言わないよ!」

ダグラスが片肘をつくと指輪を出す

「残りの人生、共に一緒にいよう!愛してるよ、ソフィア」

「ダグラス様……本当に?わたしを?」

「あぁ、ダメかな?もう王様じゃないし…普通の生活だけど師匠達みたいに仲良くやって行かない?」

「はい!喜んで!嬉しいです…」

「良かった!いい加減、様はやめてね!」

「はい…」ソフィアが泣く

「そんな泣く事?幸せにするからさー」

すると空から黄金の光のシャワーが降ってきた

「師匠に伝わったみたいだね…」

「はい…宜しくお願いします…ダグラス」

「こちらこそ!」

2人は共に死ぬまで末永く幸せに暮らした


後日談

「父上、やっとですか?プロポーズ」

「あぁ…」

「母上もソフィアが居るから心配ないって言ってましたよ?」

「え…そうなんのか?!知らなかった…」

「私達も先に逝くし父上が独りになるんじゃないかってルルスと話してたんですよ!もっと早くソフィアに愛情伝えるかと思ってたら…」

「反対されると思ったんだ…」

「しませんよ!母上だって今度はソフィアの番ねって言ってました!」

「そうか…ソフィアに告白する勇気がなかったんだ…今更だろう?」

「私達はソフィアには色々とお世話になってるしお似合いだと思ってましたけどね!父上が鈍感なんです!」

「お前だってきららに振られてたじゃないか?」

「そんな昔の話しないで下さい!きららが地球の血を継いでるからって王族とは無理だって…仕方ないじゃないですか…あれは…」

「そうだな…りおんも早死にしたしな…」

「お祝いしましょう、ソフィアも喜びますよ」

「なんだか急に女性らしくなってな…緊張するんだ」

「ソフィア、綺麗ですもんねー」

「あぁ…プロポーズして良かった」

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