そして2人は…
「神様になるの?!シリウスが?」
「そう…だな…」
「いつ?」
「お前が死んだら…」
「そうなると…もう会えないとか?」
「そうだな…」
「シリウスは…納得したの?」
「いや…何とかしたいと思ってる」
「……残りの人生は人間らしく過ごしましょう!悔いないぐらい!」
「お前は…それでいいの、か?」
「仕方ないんでしょう?異世界を行き来出来て両方の人生を味わえてるし…今は会えないとかは考えないわ…沢山わがまま聞いて貰ったしシリウスはこの後の人生、そんな事だけ考えて暮らすの?」
「それは…そうだが…」
「まだ30歳よ?あと何十年後の事を悩んでたって仕方ないじゃない?」
「俺は…お前以外は愛せない…」
「また、そんな事言って!神様の言葉とは思えないわね」
「好きでなる訳じゃない…出来れば一緒に死んで一緒に転生したい」
「はぁ~、また同じ事する気?ダメよ!」
「……」
「あのね、ちゃんと会えると思うよ…いつかは分からないけど…」
「神だぞ?どうやって?お前が俺以外と一緒になったりするんだろう?無理だ!」
「来世の事でどうなるか分かりません!男になったりするかもだし?とりあえず、今世も一緒になった訳だし気にしないの!幸せじゃないの?子供にも恵まれてさ!これからじゃない?孫とかさー」
「そうだが…」
「しつこい!今世で味わいなさい!人間を!私と子供達じゃ不満なの?!弟子も居るでしょう?」
「そんな事はない…だが…」
「だって、でもは禁止!今度は私が探してあげるわよ!どんなに時間がかかろうともね。記憶が無くても…だから待ってなさい」
「アロマ…本当に?絶対?」
「絶対よ!任せなさい!」
「……愛してるよ、未来永劫」
「私もよ…先に逝っても悲しまないでね」
「それは無理だ…」
それから…30年後…りおんは亡くなった
突然ではないが…猶予はあった地球の病気だ
シリウスでもどうにもならなかった
「女神の力が弱まっている。長生きはしない」
と知ってたので分かっていた…
「今度は私の番ね…きっとまた会えるわ」
「あぁ…待ってる…ずっと…」
それからどのぐらいの年月が経ったか分からないがやっとルークの神としての役目が終わった。輪廻の輪に入る時がきた…
「そこのあなた!じゃまよ!」
「えっ?ごめん…ってどこかであったことない?ぼくは……っていうんだ」
「……あなた、こえがいいわね!わたしのげぼくにしてあげてもいいわよ?」
「こえなの?かおじゃなくて?」
「そうよ!わるい?」
「いや、なんかきみらしいってかんじる」
「わたし、きょうで5さいになるのよ、おとうさまにたのんでとくべつにしょうたいするわ」
「しょうたい…いいの?」
「わたしのげぼくになるならね!ずっといっしょよ!」
「げぼくでもなんでもなるよ!ずっといっしょだよね?」
「そうよ!ずっとよ!そうね、あなたのなまえはルークよ!きまりね」
「ルーク……ぼく…となりのくにのおうぞくなんだけど…」
「かんけいないわ!わたしだっておうぞくよ!」
「そうなんだ…もしかしてきみってアロマなんていう?」
「そうだけど…それはヒミツのなまえよ?」
「ぼくはしってるよ…ずっとまえから…」
「へんなの!あなたはきょうからわたしのだからなんでもいうこときくのよ!」
「うん!いいよ!ずっといっしょだ!」
こうして2人はやっと出会えた。
言ったでしょう?必ず探すって!約束守ったんだから!これからもまた一緒よ!ルーク!!!




