天神の加護持ちの襲来
フランシスカ共和国 街外れの高原
「師匠!車って凄いですよねー。転移移動にはない爽快感があります!私も運転したいです!」
「それは…教えてもいいがおしゃかにされても困るしな…」
「時間魔法で戻せばいいじゃないですか?運転させて下さいよー」
「まぁ、後でな…りおんがきららと実家に帰ってるからな。しばらく1人だしな」
「師匠の家の地球の家具とか赤ちゃんグッズとか電化製品?とか珍しくって興奮したけど…車って最高にカッコいいです!」
「だよな、お前も分かるか。足元見てみろ、ブレーキとアクセルって言ってな踏み込めば……って魔法攻撃?!」
シリウスが直ぐにバリアを張る!車で避けるが埒があかないので止めてダグラスに言う
「降りろ!空間魔法でしまうから!自分でシールドしろ!」
「なんでこんなところに襲撃されるんですか!?しかも上から!」
シリウスが風魔法で高く飛ぶと攻撃はやまないので全て打ち消した
「師匠、人って言うか…有翼人が居ますよ!」
「そのようだな!鬱陶しいな!消えろ!」
シリウスが同時に3つの魔法を放つ。相手は打ち消すが出来ずに直撃した。攻撃が止まった
「死ななかったな…加護持ちか?」
「うわー容赦ない…私でも回避不可能な威力な魔法を同時に使うなんて師匠、凄っ!」
視界が良くなったら有翼人が空から地面に地をつけた。シリウスも地面に降りる
「何者かは大体分かる…天神の神の加護持ちだろう?ギルドランクSSSの名前は確かライアンだったか?」
「あなたは化け物か?!3つ同時にあんな強力魔法を放つとか!」
「凄いでしょう?師匠、強いんですよね!」
「お前みたいな若造に俺が負ける訳がない。天神の加護持ちみたいだが…空中戦なら勝てると思ったか?」
「強さなら互角だと思ったの?師匠は大陸最強ですよ!」
「同じ加護持ちなら相手になると思ったんですよ。他のやつらは相手にならないから…。天神の力を借りて場所を特定して来てみたら…変な乗り物に乗ってるし…とりあえず肩慣らしに攻撃しただけです」
「ダグラス、お前に丁度いい戦闘相手だぞ?相手してやったらどうだ?」
「えー、空中戦かー。師匠みたいに飛べないからな…地上戦なら相手になりますよ?これでも戦神の加護持ちだから」
「納得いかない!そんなに強いって聖神の加護持ちって特別だなんて聞いてない!」
「俺は全属性魔法が使えるからな。あの程度の攻撃なら全て打ち消せるぞ?」
「神じゃないか…あんなの…」
「まぁ、生きてる年数が違うんでな。死にたいなら相手にするぞ?あと俺の正体をバラしたら命はないと思え」
「君、いくつ?若く見えるけど?」
「18ですよ。加護持ちって分かってから何とか国を出て武者修行に出たんですが…相手にならなくて…」
「ダグラス、お前と同じ事言ってるぞ?国に招いて相手をして貰ったらどうだ?」
「師匠…確かに師匠以外なら自信ありますが…」
「俺から言わせたら互角だと思うが?」
「互角…わたしを弟子にして下さい!何でもします!強くなるなら!」
「師匠は私の師匠ですよ!今は私は王だからそんなに来れないのに…先ずはカモミールに来ませんか?相手しますよ?招きますから!」
「弟子は取らない。面倒臭いからな…。戦いたいならダグラスにしろ。俺の弟子だ。勝てたらドラゴン全種類狩ってこい。傷は付けるなよ?売れなくなる。空間魔法は使えるな?ドラゴンを倒したらドワーフに売るから持ってこいよ」
「ドラゴン全部?!無傷で?ドラゴンが入る空間魔法なんて無理です…」
「師匠はスパルタなんだ…」
「加護持ちならこのぐらいはやれるだろうって言ってるんだよ。俺は出来たぞ?」
「師匠は化け物です!加護の力も凄いし…あの剣だけの斬撃とか打ち消すので精一杯」
「場数だな。後は一度小さくなってから何故か成長過程で魔力が倍増したんだよな」
「そんなの師匠だけだから!」
「分かりました…先ずはカモミールで修行させて下さい!戦神の加護持ちとも戦ってみたいですし…わたしはまだまだって分かりました」
「あ、うん。いいですよー。私も負けませんからね!」
「俺のところにはしばらく来るなよ?りおんが聞いたら実家にずっと居るとか言われそうだしな」
「あの…名前ぐらいは教えて貰っても?」
「シリウスだ。あまりムキになるなよ?強くなったって面倒臭いだけだぞ?ギルドでボソボソと稼ぐぐらいがちょうどいいんだよ」
「どこがボソボソとですか?認識阻害魔法使ってるだけでダンジョン深部のボス獣魔倒してるってりおんが言ってましたよ?」
「生活の為だな。王族じゃないんでな」
「全然知らなかった…ギルドランクいくつですか?」
「今はまだSランクだな。あんまり目立ちたくないからな」
「師匠と妻ともにギルドランクSSSでしたよね~。ルーク伝説って知らない?単独で倒すドラゴンスレイヤーで有名だよ」
「知らないです…ソリティア王国は閉鎖的な国だからわたしが国を出るのも大変だったんで」
「余計な事は言わなくていい。2人で頑張れよ。俺に頼るなよ?」
「師匠…りおん居ないならカモミールに来て下さいよー。みんな喜びますよ?」
「行かない。英雄扱いされるのがウザいからな。お前の息子ならりおんと一緒に見たぞ?お前に似てたな」
「そうなんですよー。可愛くってねー。3才になったばっかりでちちうえって頑張って喋るのが愛おしくって」
「そうか、そうか。良かったな」
「なんかわたしの存在忘れられてませんか?」
ライアンがボソリと言う
「りおんが帰って来たら聞いてやる。有翼人に興味あったみたいだからな。飛んでく対処法とかありそうだ」
「えー、私はたまにしか行けないのに…」
「王様だろう?影武者だってそんなに使ってたら信用無くすぞ?ライアンと修行しろよ。負けたら聖竜召喚するからな」
「え、無理です!師匠の眷属なんて倒せませんよ。傷付けずにとか言うんでしょう?」
「いや、召喚獣は負けたら消えるから心配するな」
「わたしは自分で倒しに行って来ますから…」




