ルークの無双とダグラス訓練
カモミール帝国の顛末から2年後
ライラック王国 鉱山あと
「師匠…なんか強くなってないですか?!全然、攻撃当たらないんですけど!」
「お前…剣は増えたがワンパターンの攻撃ばかりじゃあ、俺には通じないぞ?加護の力ばかりじゃなくて魔法も使え」
「魔法じゃ絶対に勝てないじゃないですか!師匠は全属性魔法ですよ。俺なんて時空魔法に火と雷と土魔法しか使えないし…」
「加護も使いながら魔法使うとか出来るだろう?俺は魔法を組み合わせて使ってるぞ。加護に頼るな」
「そんな無茶な!?同時って考えた事ないです」
「火属性の最高クラスは覚えたんだろう?別にいいぞ。使っても。結界張ってるしな…どんどん来い。打ち消すから」
「師匠…私は召喚魔法を使ってみたいです!師匠のリヴァイアサンとかドラゴンとか出せたら凄いですよね?従属魔法使えるし可能でしょう?」
「お前はバカか?ドラゴンを納得させないと従属魔法を使えたとしても召喚なんて出来る訳がないだろう?」
「えー、そんな…」
「分かった…スパルタでいこうか?何のドラゴンがいいんだ?選べ。好きなの召喚してやるから戦ってみろ」
「ちなみに何のドラゴンが一番強いんですか?」
「聖竜だな。フレアブレスは強力だったな…俺でも手こずったな」
「聖竜って師匠の聖神の神の眷属みたいなもんじゃないですか!私、死にますよね?」
「まぁな、下手したら死ぬな。死ぬ気で戦えば新しい力も出てくるぞ?」
「無理です。一番弱いドラゴンは?」
「アースドラゴンだな。雷魔法と水魔法で一撃で感電死だったな」
「私…火と雷と土魔法ですよ?相性悪くないですか?水魔法なんて使えないし…」
「わがままなやつだな?言っておくがドラゴンを倒す時は極力身体を損傷させない事が基本だな。ドワーフに高く買い取って貰う為には」
「召喚魔法はもういいです…。自分で倒せそうな魔獣とかを召喚しますから」
「お前は全く上達しないのはその諦めの早さだ。魔族狩りでもしてたらどうだ?得意分野だろう?」
「魔族とは不可侵条約結んでますから!新しく魔王になった魔族とは知り合いですからね!師匠は嫌われてるからってそんな事言うんですよ!」
「魔王だったもんな?勇者様が」
「含みの有る言い方してますよね?私だって強くなったんだ!喰らえ!雷撃の一撃!!!」
「そんなもんか?!じゃあ…これを打ち消すかしのいでみろ…」
ルークの周りに魔法陣が出ると上空から火玉が降ってきた
「なっ!メテオ!?そんなの無理!!!死ぬって!!!師匠!自分だけバリア張ってズルくないですか?うあっと!!!」
「死ぬ気で戦え、ダグラス。何事も場数だな」
「クッ…バリアが持たない…もう無理!」
「はぁ~、まだまだだな…」
ルークは魔法を使ってメテオを打ち消した
「スパルタにも程が有るでしょう?!」
「強くなりたいんじゃないのか?」
「私は充分強いんですよ!これでも…」
「うちの息子や娘達の方がよほど強かったぞ?」
「師匠とアロマの息子達なら、そりゃあ強いかったんでしょうね!」
「ダグラス。俺はそろそろ地球に行くから後は自分で強くなれ」
「アロマを迎えに行くんですか?」
「いや…1年は会わずに地球の文化を学んでからだな…前回のように直ぐに記憶を取り戻しても同じ結果になるだけだ。里親も居るしな…親孝行をしないとな…」
「しばらく帰らないんですか?」
「いや、普通に行き来出来るぞ?」
「力が増してるんじゃないですか?!異世界に行き来可能なんて…神じゃないか…」
「お前は世界の復興とカモミール帝国の贖罪をしないといけないだろう?俺が居ると皆が頼るからな。居ない方がいいんだよ」
「…分かりました。贖罪は終わらないけど、平和な元の世界になるまで頑張りますよ」
「あぁ、気長にやれ」
こうしてルークは地球に戻った
記憶は消したが両親だけ戻せばいいのか?戸籍はまだ有るのか?など裏工作をして両親にも本当の事を話し理解して貰った
1年間、りおんには会わず、大学を卒業しデイトレーダーとしてお金を稼いで、気晴らしに免許取ったら運転が楽しくなったりと両親との旅行生活をしたり地球の生活を以前よりも満喫した日々を過ごした。そして1年が過ぎりおんに会いに行く事になる




