やっぱりシリウスはチートだった…
「お帰りなさい。シリウス」
ルークの帰宅に合わせてダイニングに待機してました!助けて欲しい時は頼るものだし何よりも記憶がないのか探りは入れたいのですよー
「あぁ……目が覚めたみたいだね」
「うん。ビックリしたでしょう?ごめんね!」
「まぁね…大丈夫そうだね…」
そう言うと彼は視線を落とす。なんか改めて見たけど出会った頃よりも若くなってるからか可愛いとか思っちゃうなーまるで子供達を見てるようだ。5人も産んだ訳だし同じような息子も居たりして能力も受け継いだから嫌々王様になったんだよね。懐かしいなー
でも、加護だけは生まれた時に貰うもので遺伝はしないから加護無しだった
私の歌魔法も1代限り……ん?加護?今の私には加護なんか有るのかな?だとすると歌を歌っても問題ない?試してないけどどうせならルークと一緒の時に試したい。万が一ってものが有るし制御出来るか分からないし面倒な事はルークにお任せしますって言うのが長年一緒に居た習慣だ
なのでそこは甘えたい
「うん。あのさ、ちょっと話さない?」
「………悪いけど無理かな。やる事溜まってるんだよね」
あっさり断わらた、マジか…
「りおん、シリウスはねー研究者なのよ、飛び級してアメリカでは大学生よ!国から保護受けてるから外ではSPがついてるくらいよ」
「え!SP?!飛び級?チートなの?相変わらず凄っ!!!」
「……別に大した事してないけどね。そんな訳
で暇じゃないんだ、悪いけど」
「あ、そう……なら時間作ってくれないかな?相談したい事があってルークの力を借りたいの」
「…、ルーク……?」「ルークって誰の事?りおん?まだ寝ぼけてるの?」
ダイニングに居た母とシリウスが不思議そうな顔してる。ルークに至っては考え込んでる
うわっ!ヤバっ!間違えた!シリウスだった
ダイレクト過ぎたよね?何とか誤魔化さなきゃ
無意識って怖いわー
「アハハ…ちょっとなんかまだ寝ぼけてるのかもだね!私も部屋戻るわーごめんね?シリウス、これから宜しくお願いします!」
「あぁ……宜しく」
そう言うと私はそそくさと部屋に戻った
ベッドになだれ込んで考えてみた
ちょっと待ってよーSPって現実世界だとそうなっちゃうの?チートは相変わらずとしても研究者って何?来世は普通の人生を歩んで欲しかったのに…また偉い人とかなんだかなぁー
SPが居たら試せないじゃん!相変わらず面倒臭い男だな!
でも、やっぱり記憶はないみたいだな…どうしよう…
今のシリウスに話しても国とか面倒臭い事にならない?
ちょっと前途多難なんだけど!




