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異世界から地球へ転生しました  作者: 月野まりも


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前世の生活その16

聖セシリア王国 ジハル魔法学園にて

「2人とも、主席で卒業おめでとう!」

「ありがとうございます、母上」

「ルーイったら負けず嫌いだから学園長に主席にならないなんておかしいって脅してたのよ」

「同じ成績だったんだからルナだけはおかしいからお話ししただけだから」

「で、18才で成人したしこの後はどうするんだ?」

「わたしは学園に残って研究員になるわ」

「私はライラック王国の騎士団員になって腕を磨きます。冒険者やりながらですが」

「そうなの?実家に帰ってくるのね?ルーイは」

「いえ、王宮に住もうかと思ってますがクロスも居ますし相手になって貰うには丁度いいんです」

「そうなの?いくらルークが王族だったとはいえ平民よ?いいの?」

「おばあさまは離宮に住んだらいいと言ってました」

「まぁ、初孫だしな…甘いんだろう」

「15才で学園に入ったけど実家では3人の風魔法で飛んでくあの子達を捕まえるので大変だったんで…実家は遠慮したいです」

「もうないわよーナナシーはとっても大人しぃから楽よ。アンナは冒険者になってるしたまに実家に戻るけどエルフ族のエスタさんに夢中で成人したら結婚するって言ってるし。クロスは養子に出したけど、王宮で皇太子やってるけど…カモミール王国の王女様にご執心よね?」

「まぁ、そうだな。今はナナシーだけだな。実家居るのは」

「シルキーさんの息子のトランスもまだ魔法学園に居るじゃない?いとこの王女達だってさールーイったらあんまり相手にしてないけど」

「面倒臭いんだ。色々と…どんな関係だとか聞かれたし王女達とは特にね…」

「分かるわー。私もルークの妻だって事で何かと苦労したのよね」

「お前は基本的に俺任せだった気がするが?今でもだかな」

「私、特別な式典祭典には出席するなんて聞いてませんでしたから!しかも子供達も同伴で」

「それは俺が聖神の加護持ちだから聖神の神に関する祭典には出席するのが条件だったんだから仕方ないだろう?ライラック王国は聖神の神を祀っているんだぞ?」

「そうだけど…後から後から私の知らない内に事を進められてたわ!結婚式とか」

「母さま、おじい様もおばあ様も良くしてくれたわ。クライン叔父様だってキャル叔母様だってラーク叔父様も。いとこも沢山居て楽しかったわよ!わたしは」

「ですね。おばあさまのコスプレショーには疑問が有りましたが…それ以外は王族の教育をしてくれたので恵まれてましたし」

「ほら、ルーク。コスプレショー、赤ん坊の頃はともかくあんまり好きじゃなかったみたいじゃないの?女の子は喜んでたけど。クロスだって嫌がってたし」

「あれは…母上の趣味なんだ…俺達だって通ってきた道だ…」

「父さまのコスプレショーは見てみたいわ!」

「見ただろうがクロスで。あんな感じだ…」

「あー、あれね。魔獣シリーズとか冒険者バージョンとか動物シリーズとかねー可愛かったわね。みんな」

「アロマも喜んでたから止めなかったんだ」

「母上のせいですか?!みんなでお揃いとか言われていとこ達も一緒に王宮の王座の間で歩かされたの!」

「王妃様が絶対に可愛いから今しか味わえないって言うから、つい、ごめんね!」

「わたしは楽しかったわよ!王女様バージョンとか可愛い服沢山着れて」

「そうよね?お人形さんみたいで可愛かったわよ。ルーイ達もカッコよかったし」

「自分の子供達にはさせませんからね!」

「え…もう居るの?付き合ってる人?ルナも?」

「居ますよ。まだ付き合って間もないですけど」

「私はまだよ?研究で忙しくて…好きな人はいるわ」

「ルーイ、成人したからってすぐに結婚とか考えないでね!私のようになるわよ?」

「母上、父上のような母上を縛る真似はしませんよ」

「そう…だって、ルーク!」

「好きにしろ。成人したんだから。養えないようじゃ結婚なんて無理だからな」

なんて話しをしてたらクロスとアンナとナナシーが転移してきた

「父上、母上!一緒に行くって言ったでしょう?探しましたよ?こんなところで立ち話しなんかして」

「お前達、来るのが遅かったな。式典は終わったぞ?」

「勝手に来ると思ってたのよねールーク」

「ナナは眠っちゃって置いて行かれたからアンナ姉様に連れてきて貰ったのよー」

「ついでにクロスのところに言って監視魔法で探して貰ったのよねーナナと一緒に」

「兄様達の門出でしょう?家族全員集まるなんてないんだからお祝いしましょうよ!王宮で」

「もう準備は出来ているんでしょう?どうせ。ならそれでいいじゃないの?ナナは眠ったら起きないからよ!」

「王宮に行くなら移動するぞ。ナナシー、おいで!俺が抱っこしてやるから」

「はーい、父さま。母さまも一緒よ!」

「後はアンナとクロスに頼め!じゃあな」

「全く、父上達はいつもそうなんだ…」

「クロスは今や皇太子やってるんだからちゃんとしないとな。私も王宮に住むが相手して貰うからな」

「そうよねー、祭典に出席した時に見た王女様に一目惚れなんかしてさ。まんまと皇太子やってるとか父さま達の思うつぼよ」

「確かな地位じゃないと王女様なんて婚約出来なかったんだから仕方ないだろう…」

「ほら、もう行きましょう!ルナ姉様、行こう?」

「いいわね…転移魔法。わたしも使えれば良かったわ。ルーイとよく父さまに教えろってせがんだわね…」

「だけど風魔法ではシルフィードを召喚させるし水魔法でリヴァイアサンを召喚出来るんだから兄様は凄いと思うけどなー」

「お前だって出来るさ…父上似だからな!もう行くぞ!クロス、転移しろ」

「分かったよ…」

こうして家族達が久しぶりに全員集まった


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