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異世界から地球へ転生しました  作者: 月野まりも


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35/63

恒例のカラオケ

「シリウス!今日の11時から飲み放題のフリータイム6時間でに行きたいと思います!」

「はっ?!なんで俺に言うの?勝手に行ってきなよ。仲良し3人組で。俺、丸くなったから構わないよ?行ってらっしゃい」

「そんな!シリウス居ないと自信ないわ!」

「知らないよー。毎回毎回付き合えない」

「シリウスの歌声も聞きたいしミィーちゃんといっちゃんに自慢したいわ」

「そんな事言われても嬉しくないから。大体、6時間だよ!?ずっと3人の歌を聞いてろって言うの!」

「だからシリウスも歌えばスッキリします。英語曲でもいいから」

「俺はカラオケには興味ないから」

「酷い!私の前世からの歌も苦痛だったって事なの?!」

「それは別だったけど…魔法使えないんでしょう?単なる歌だけ聞いてるのは時間の無駄でしかないよ。前世だってそんなに歌ってなかった」

「6時間だけど飲み放題で食事頼めるし楽しいよー。採点カラオケとかで盛り上がるの」

「俺はそんなの興味ないから。頑張って行ってくれば?魔法使わないように」

「自信ないからシリウスに頼んでます」

「嫌だよ。いちゃいちゃタイムが有る訳でもないし。人の歌でも魔法使ってたらツッコみなんてずっとやってらんないから」

「そんな……じゃあ、これからカラオケ禁って事なの?」

「死ぬ訳じゃないから」

「ストレス解消はどうしたらいいのよ!」

「それこそ、魔法の制御に励むとかしたら?」

「……ルークは私がナンパされてもいいのね?ミィーちゃん可愛いし私だって捨てたもんじゃないと思うの。いっちゃんだってイケメンの部類だけどほんわかしてるでしょう?老舗の和菓子屋の息子なの。ミィーちゃんはIT企業の社長の娘よ、ちなみに。そんな3人が歩くとナンパとかあったりする時もあるわ!いいのね?」

「……それって俺を煽ってる?」

「いいのね?!ナンパ野郎に絡まれても」

「いいとは言ってないけど…日本だしさ。俺が歩く方が目立つって言うか…」

「カラオケ店でも居るのよ!一緒に歌わないかって言ってくるナンパ野郎。個室よ?暗がりよ?カメラなんて店員見てないわよ?いいのね?襲われても?魔法使えないから私、完全に無防備」

「……今まで行ってたんでしょう?週2回も大丈夫だったって事だよね?薬物やってラリって歩いてるヤツとかアメリカじゃないんだから居ないしさ…」

「分かった…じゃあ、ルークがナンパされても無視するわー。先に行くわー。しつこい人に絡まればいいと思います」

「それとこれは別じゃないか?そもそも手を繋いで歩く訳だし寄ってこないし」

「繋ぎません。腕も組みません。何なら距離置いて歩くわ」

「…そんなに行きたい訳?カラオケ!歌手になる訳じゃないのに?6時間も?!」

「じゃあ、こっちも譲歩します。今日は6時間じゃなくて3時間で我慢します。んで月1にします。どうよ?」

「どうよ?って俺がカラオケに付き添いするって前提なんだよね?それってさ」

「そうですけど、何か?じゃなきゃ、一緒に歩かないから。どっちか選んで下さい」

「俺がお前の事を追っかけてくるぐらい愛してるって分かってて言ってるよね?人の好意につけ込むってズルくない?今は昔ほど俺に興味ない癖にさー」

「夫婦だったのを鮮明に思い出したので新鮮さが無くなったのは確かね!だけどこっちの世界でも一番はルークだけど?今のところは…他の異性には興味ないわよ?声優以外は」

「それは当たり前だから。声優でも浮気なんて許さないからね!」

「で、どっち?行くの?行かないの?」

「…行くよ!行けばいいんでしょ?!」

「わー、ありがとう!ルーク!大好き!」

「そんなんで納得なんかしないよ?仕方なくだから。お前は本当にそう言う所は変わってないな!」

「ルークも大概だと思うわよ?じゃ、行こう。遅れちゃうしー。駅前で待ち合わせなの」

「分かった。着替えるからちょっと待って」

「はーい。リビングに居るね!」

ルークはヤンデレで重い愛の持ち主だけどいつだって私の頼みは断われないのよね!いい旦那様で良かったとは思ってるよ、ルーク

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