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異世界から地球へ転生しました  作者: 月野まりも


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加護持ちだったあの子供

「ルーク、あの私が死んだ時に居た加護持ちの子供居たじゃない?」

「居たね。それが?」

「加護持ちだから忘却魔法もきいてないと思うんだけど…私、こっちの世界で見たわ」

「いつ?」

「小さい頃に小学生に上がる前辺りに似てる人に拐われそうになったの…成長してたと思うけど…アロマって言ってたわ」

「なんであの子供がお前を?そもそも、こっちの世界に来れるなんてあり得ない」

「戦神の加護持ちでしょう?勇者の称号あったし転移魔法は使えたからルークと変わらないから来れるんじゃないの?」

「一緒にしないで。俺の方が全属性魔法で加護持ちだから強さは上だからね」

「張り合わないでよ?あの子供さー、迷子になったみたいでどこから来たの?って言ったら急にパニック起こして。大丈夫?って言って触ったら一緒に転移して魔族領よ。そしたら魔族来るし…最初は普通に話してたのよ?それでさ、このお姉さんは同じ加護持ちだって魔族にバラしたら豹変してね!女神の加護持ちなら厄介だから死んで貰うとか言ってさ。あっと言う間に」

「昔の記憶が曖昧だと言ってたな…。関係有るのか?だけど何故、アロマを探すんだ?」

「分からないけど…鏡で見れないの?探せない?流石に…?」

「やりたくないな…感づかれて居場所特定されたらこっちにに確実に来れるかもしれない。あの子供は16年後って事だろう?今の俺じゃあ、力を制御するのが不安定なんだ。こっちで戦闘にでもなったら加減も出来るか分からないし街がぶっ飛ぶと思うよ」

「怖い事言わないでよ。だけど…なんであの時は来れたのかしら?透けてるような気がしたけど…こっちにおいでって言われて逃げたのよ。なんか怖くて…。後は記憶が曖昧で分からないわね」

「俺の事は親殺しって事で恨まれてそうだな。悪いのは勿論、アロマを殺したあの魔族だけど。あの子供も殺しておくべきだったかな?同じ加護持ちって事でアロマに執着しているんだったらこっちもやぶさかではないけど」

「だから、怖い事言わないの!今まで会った事ないから今は来れないんじゃないの?ところで監視魔法使われてるってルーク、分かるの?」

「分かるよ。魔法の気配みたいな感じかな?妹のキャルが使って探してたから認識阻害魔法を使ってたんだけどね。特定されたら行った場所なら転移可能だし厄介なんだ」

「そうなんだ…私、全然気がつかなかったんですけど…。」

「アロマはステータスにおかしな点があったって言ったよね?回復魔法は使えないし封印されてたんじゃないの?師匠とかにさ。」

「覚えてないわ…。小さい頃に魔族に襲われた時から記憶が曖昧なのよ。親も魔族に殺されちゃったしで…。その後は教会で育ったっていうか…逃げ出しちゃったんだけどね」

「なんか、戻ったら嫌な予感しかしないな…。だけどこっちにはずっとは居られないからなー。戻ったら一度ライラック王宮に行って世界情勢を聞くか…時の神クロノスの力を借りて過去にいくっていうのも有りだね」

「えっ!ルーク、過去に行けるの?!」

「行けるよ。但し、干渉はしないって制限があるんだ。ただ見るだけだね。アロマの過去にも行けるけど…親を救うとかそう言うのは全く違う世界になっちゃう訳だから出来ないね。それとこっちの世界では戻れないよ?時の神クロノスはあっちにしか居ないし」

「過去に戻っても嫌な過去しかないわね…。思い出したくないけど…何かあったとしたら過去だけど…あの子供がちょっかい掛けてこなければいいだけなんだけど…ルークが戻ったら嫌でも知れ渡るわ…」

「帰れる時には15年以上も経ってるんだし、そんなに目立つ真似しなきゃ分からないんじゃないの?アロマは姿違うし」

「あっちは勇者の称号よ?魔族とは真逆って感じだけど強かったんでしょう?何かしら国を動かす力は有るわよ」

「その時は何とかするよ。お前を奪おうとしたらそれだけで全力でぶっ飛ばすから」

「いや、まだ決まった訳じゃないし…。加護持ちって死んだら次の誰かに受け継がれるものだったわよね?確か…?」

「そうだね。君の加護も誰かに渡すつもりだったのを止めたんだ」

「そこまでして探して欲しくはなかったわ!子供にも恵まれたし、お互いに110年は生きたじゃないの?受け入れて欲しかったわ!」

「お前はきっと俺が先に亡くなったとしても割り切ってただろうけど…俺は無理だったんだ、アロマを未来永劫愛しているから…」

「本当に重いわね…。」

ルークだから出来た事だからな…神を呼び出すとか私には出来ない事だし…ね

「ところでりおんは小さい頃からモテてたんだって?」

「なっ!いきなりその話?!」

「相手にしてないのは分かったけど…やっぱり婚約者で良かったよ。」

「ウチはそれなりのお金持ちじゃない?嫌でもくるのよ…その手の話が…」

「だろうね…婚約者の居ない皇太子ってだけでもかなりきたからね」

「それは次元が違う話だわ」

「元ってだけでもあれだったんだから気をつけてね、りおん」

「全部、シリウスに任せるわ…婚約者さん」

全く相変わらずなんだから…

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