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異世界から地球へ転生しました  作者: 月野まりも


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前世の生活その12

ライラック王国 王宮内離宮にて

「初めまして。アロマお姉様…私は第2王子のクラインって言います。今は皇太子ですけど」

「あの…初めまして。お姉様だなんてアロマと呼び捨てで構いませんから」

「そうもいきませんよ。ルーク兄様の妻になったのだから」

「え…妻?ルーク?!どういう事?」

「あー、それはだな。出来ちゃった婚は体裁的に悪いから先に手続き上だけでも入れておこうって事だな…」

「兄様…言ってなかったんですか?もしかすると結婚式の事も?」

「結婚式?聞いてない!」

「母上がな、女性には大事な事なのだから挙げるのは当たり前だと進言されてな…」

「王宮内の教会で式を挙げさせて頂きますよ」

「王宮内?でもルークは王族じゃないですよね?王宮内って事は国民にも知れ渡るとかないですよね?」

「それはどうですかね?主要な人物には参列をお願いしてますし…人づてに広まるかもしれないですね」」

「え…でもルークは王族やめるって言ってたし結婚式なら数人か呼んでやればいいです、私」

「あー、アロマ。そのつもりだったんだが…父上も母上も弟も妹も参加したいと言われてな。パレードは流石に止めたが防犯上、王宮内って事でって事になった。すまない」

「それは…強制なの?」

「嫌ですね、姉様。強制だなんてつい最近まで皇太子だった人ですよ?私達とも血は繋がっているんだしお祝いしたいじゃないですか?」

「そうですけど…主要な人物を参列だなんて…私、そう言うのは苦手で…」

「アロマ、心配するな。ただ式を挙げるだけだぞ。お前の花嫁姿も見たいしな。そろそろ体調不良も良くなってきたし」

ルークはバツが悪そうに話すが納得出来ない!と、突然女性の声がした

「貴女が兄様の妻だなんて…兄様がやっと婚約者を決めたと思ったら冒険者よ?どうしても王族やめるって言うわ、こっちは折れたのよ?しかも兄様との結婚式を嫌がるなんてあり得ないわ」

「キャル、いきなり転移してきてその言い方ははしたないですよ?自己紹介ぐらいしたらどうですか?」

「ルーク兄様、私達の事言ってないのかしら?随分薄情ね?酷いわ!」

「いや、話したが名前までは言ってなかっただけだ。アロマ、妹のキャロラインだ。」

「ルークにそっくりな綺麗な方ね…初めまして。アロマと申します」

「当たり前よ!私達は兄妹なのだから。兄様はね、そりゃあ凄い方なのよ?ドラゴンスレイヤーだって言われてるのだって当然よ!貴女、幸せに思いなさいな」

「キャル、アロマにキツく当たるな。俺に言えばいい。アロマを傷つけたら許さない」

「……兄様……酷いわ…前はそんな事言わなかったのに……ズルいわ…貴女だけ兄様を独り占めするなんて…」

「あー、キャル。またそうやって兄様を困らせて。好きなのは私も一緒だけど喧嘩売るのは良くないよ?胎教にだって良くないし」

「分かってるわよ。だけど…だけど…」

「キャル、別に王族をやめたからと言ってお前達を捨てた訳じゃない。大事に思ってるがアロマは大事な妻なのだから納得して欲しい」

「分かったわ…宜しくね、アロマ姉様…子供を産むのだから私達は親戚よ。たまには双子の顔を見せてね」

「はい…キャロライン様。宜しくお願いします…」

「キャルでいいわ。私も今は18だけど春になったらお嫁に行くけど転移魔法でライラック王宮に戻るわ。住む家が決まったら教えてね」

「キャル!そんな簡単に転移魔法で行き来するのも良くないよ?キャルだって子供産む事もあるんだからね。王子は優しい方だからキャルには甘いと思うけど」

「一瞬よ。そんなに長居しないわ。そのぐらいいいじゃないの?」

「はぁー、とにかくアロマに迷惑掛けないでいてくれるならいいが生まれてくる双子に要らぬ知識を吹き込むのだけはやめてくれ」

「そんな事しないわ…兄様の武勇伝はいいわよね?アロマ姉様、聞きたくない?兄様は凄いのよ!」

「は、はい。是非…機会があったら…」

「聞かなくていいぞ、アロマ」

「それでは、話もまとまったみたいですし私達はこれで…末の弟のラークが来ると思うけど…よくよく言っておくから安心して下さい。私も妻と一緒に来ますから。アロマ姉様」

「はい。お会い出来て良かったです。また…」

「じゃあね、兄様、姉様!」

すると2人はキャルの転移魔法で消えていった

「ルーク!聞いてない!なんで黙ってたの?!」

「言おうとは思ってたんだが体調悪そうだったし胎教に悪いからと当日にでもいいかなと思ってな…悪かった」

「だから皇太子との結婚は嫌だったのよ!今更だけど今度からはちゃんと言ってね!」

「あぁ、そうする。とにかくあれが俺の弟と妹だ。ラークは15才の末っ子だから甘えん坊だ。キャルと違った当たり方をするかもしれないからその時は止めるから…な」

「みんな、お兄ちゃんっ子って分かったわ…それより…ルークには婚約者は居なかったの?クライン様だって妻が居るって言ってたわ」

「俺は…不老だろう?加護持ちだし要らぬ脅威を与えると戦争にもなりかねないしな。説得したんだ。実際、アロマに会うまでは結婚とか興味なかったしな」

「そうなんだ…ルークも大変だったのね…でもこれとそれとは別よ!。王族には関わりたくなかったのに。今も離宮に居るし」

「今、家を探してる。防犯も良くて人が寄らないような家をな。アロマが体調いいなら一緒に探すか?内見ってやつだ」

「そうね…離宮にずっと居るのも嫌だからルークと居るわ」

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