改めて知ったルークのヤンデレ
「シリウス、居る?話たいですけど」
扉が開いた。シリウスは眠たそうにしている
当たり前だ、今6時前だ。こんな時間に悪いと思ったけど聞かずにはいられない
「はぁ~、相変わらずだな…」
「ちょっと!なんて恰好してるよ。なんか吐きなさいよ!」
裸だ…麗しい…てか、フェロモンがだだ漏れ
「はい、はい。別に今更だろう?子供5人も作ってて驚く事か?」
「そう言う問題じゃないんです!家族に見られたらなんて言えばいいのよ?」
「あー、そっちね。着替えるけど…見てるのか?別にいいけど」
私は急いで扉を閉めた
「改めて聞きたいんだけど…約束って例えばって言ってたやつ?かなり昔にちょっと話したあの約束じゃないでしょうね」
「……俺の夢が君に伝わってたみたいだね」
「ん?最近やたら昔の夢ばかり見ると思ったら魔法使ってたわね」
「その方が手っ取り早いだろう。君が思い出すの待ってたら何年かかるか分からない」
「チートだからって人に魔法使うなって言っておいて自分はいいの?ズルくない?」
「君の魔法って人に見られてまずいやつしかないんだから仕方ないよ」
「それは…そうだけど…」
「歌魔法に風魔法と水魔法だろう。せいぜい、使って大丈夫なのは水鏡で様子を見るぐらいじゃない?」
「そっか!それなら水さえ有れば家族の様子とかの見れるね!アメリカにね、妹が留学してるのよー。かれんって言うんだけど元気かな?」
「彼女なら会ったよ。君の祖父に紹介されてね。日本語を完璧にマスターするのにダメ出しくらったよ」
「えー、あの子そんな事何にも言ってなかったわ。カッコいい人が居るとかSMSでコメントあったけど…もしかしてルーク?」
「俺が余計な事さらしたら口聞かないって念押したからね」
「昔ならもっとえげつない事してたのに丸くなったんだねー」
「これからホームステイするって言う家の家族に邪険な真似は流石にしないよ。記憶なかったし」
「記憶なくて良かったわ。近寄ってくる女性にはとことん冷たかったもんね」
「結婚してる男に色目使ってくる女なんてろくなもんじゃないよ。俺が君にしか興味ないって分からせないと俺がどうにかなるとか思ってるんだから達が悪い」
「だからって結婚するのは早かったと思うわ。何でも勝手に話進めて私の気持ち無視して」
「そうでもしないと君は逃げるからね。強引にでもいかないと一生結婚しないで終わる」
「人を好きになった事ないんだもん。仕方ないと思う」
そう言うとルークは私の顔を覗き込んで微笑んだ。目が笑ってないんですけど
「こっちの世界で好きな人なんて出来てないよね?」
「え…好きな人?それはどういう定義で言うのかな?芸能人って好きな対象には入らないと思うんだけど…憧れ的な?」
「俺以外の男に興味を持つって言うのは立派な浮気じゃないかな?アルマ…お仕置きが必要かな?前世みたいに」
「いやいや、興味って好きなアーティストの歌が好きな訳で男性としてって訳じゃないと思う!」
「俺がどれだけ好きか、教えてあげるよ。ちょうどベッドも有るしね」
「遠慮します!不純よ!私達まだ15歳!そう言うの無しよ!無し!それよりも約束!あってるのね?本当に後追いするなんて信じられないわ」
「迎えに来いって言われたからね」
「そうだけど、相変わらずのそのヤンデレに引くわー。今は容姿も違うのよ?どんだけよ」
などと引いてるとルークはまた微笑んだ
「俺がこっちの世界にきたのは君を連れ戻す為だって言ったらどうする?」
「何言ってるの?そんな事あり得ない!」
「時間をあげるよ、まだ大丈夫そうだしね」
ちょっと、せっかく転生したのに戻るって訳分からないんですけどー




