第2話 夢晶病
第2話
それで…要件はなにかな?
銀髪の人間が顔を洗い服を着替え終わり
〇〇の目の前に座った
嗚呼…まずは自己紹介からかな?
ボクは煌星、ニカの一族の魔法使いだよ
そしてこちらは朱那、ボクの1番弟子さ
よろしく
朱那はぶっきらぼうに呟きお辞儀をした
で、キミは…誰かな?
わたしは〇〇と申します
ニカの魔法使いに頼み事があって来ました
〇〇は落ち着いて話し出す
実はここ2、3年の間わたしの一族だけに
ある病が流行していまして…
次々、命を奪っているのです…
その病の名は…
『夢晶病』
え…?
煌星は〇〇より先に病名を言葉にした
先生、知ってるんですか?
そうだね…
フッと目線を下に向けて微笑む煌星
流行病をどうにかする方法はないんでしょうか?
〇〇が身を乗り出して煌星に問う
〇〇、ひとつ言っておくが夢晶病は流行病じゃない
え…??
人為的に流行させられたものだ
人為的…って…先生、どういうことですか?
朱那が落ち着いて聞く
まぁ…人為的と言っても魔法使いの仕業だけどね?
また魔法使い…
恐らく〇〇の一族のガラス玉が目的なんじゃないかな?
〇〇はいきなり立ち上がった
なぜそれを!?
朱那はわっと驚いた
〇〇、キミが付けているネックレスに付いているガラス玉
それは『瑠璃玉』だ
それはとある一族特有のもの
亡くなった後体内から取り出されるガラス玉の総称だよ
〇〇はぽかーんっと驚いた
朱那も同じく驚いた表情を浮かべている
床なんかで寝てるからぽんこつ魔法使いかと思ってました…
〇〇が思わず本音を呟いた
その言葉に朱那が笑いを堪えた
失礼だな…これでもニカの魔法使いとして
120年は生きてるんだけどな…
そう、この世界の魔法使いに『死』というものは存在しない
魔法使いとして生まれたものは永遠に生きながらえるのだ
で、話は戻るけど
魔法使いが現況だとその魔法使いを止めないことには
夢晶病は収まることはないよ
ど、どうすれば…
その魔法使いに心当たりがないわけではない
先生、知ってるんですか?
煌星は右手を顎に当てて俯き考えた
厄介なんだよ…その魔法使いと対峙するとなると
誰…なんですか?
ボクの師匠だ




