表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/70

日常

太一クンと付き合って1ヶ月。

寒くなってきた。


肩を寄せ集い寒空の下お昼を食べる。

1つのマフラーを2人で巻く。


毎日太一クンにお弁当を作って、屋上で一緒に食べる。


『玲奈、今日の唐揚げはいつもと違うんだな。』


『そーなの。カレー粉をいれて風味を変えてみたんだ!』



太一クンは美味しそうに食べてくれる。


『ああ美味いなあ。』


『ああ、口汚しちゃって。』


ハンカチで拭いてあげる。

開かれている階段に続く扉。



(見ている・・・わね。)


『はい、あーん。』


『あっ、ああ。』


食べさせてあげる。


美味しく食べてくれる。


(あなたに、こんな顔するかしら?)


『ねえ、私にも食べさせて。あーん。』


『あ、うん。はい、あーん。』



『うん、美味しい。』


『ああ美味いな。』




(もうあなたのものにはならないのよ。)






♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

『ずいぶんだね。』


『いや、まあ仕方ないよ。』


『恋人だからかな?』


『まあ、そうだ。』


『にしても、、、罪だね。荻島がいるの知ってて。』


『あれは、玲奈が。』


『そうさせたくせに。』


『特別、玲奈にはアプローチしてないけど?』


『知ってたはず。あれがああいう女だという事くらい。』



『・・・・。』


『面白いね。三角関係というのは。』



『・・・。』



『いいじゃない?キミの理想は叶う。品行方正なキミの理想。』



『違う・・・俺が欲しいのは・・・。』


誰かさんは、口元に人差し指を立てる。




『全部終わってからさ。そういう話は。』



『・・・。』


『あの女の欲求は解消されてない。いいか、キミが校舎裏に誘うんだ。そして、萩島がその現場を見る。』



『・・・。』



『そこが転換点だよ。』




立ち上がり、扉を開ける。



『あああと。』



振り返る。



『バナナの皮捨てておいてくれる?』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ