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僕の盾は魔人でダンジョンで!  作者: 純粋どくだみ茶
《第4章》ふたつの世界。繋がる世界。
113/218

113話.冒険者バラン(3)

Aランク冒険者バランとカルの直接対決が始まります。


”闇を打ち滅ぼす者”の面々を乗せた馬車は、一路城塞都市ラプラスを目指しセスタール湖近くを行く街道を進む。


向かって左側には鬱蒼と生い茂る森、右側には草原とその先に巨大なセスタール湖が広がる。


街道を進む馬車の幌の上には、いつしか妖精達が便乗してラピリアの実を美味しそうに頬張っている。


”ズン、ズン、ズン・・・”。


ときたま何かが歩く様な音がする。馬車から周囲を覗いてみると森の向こう側に巨大な木が茂っていた。


「ねえ、森の向こう側に茂る巨大な木なんだけど、なんだか動いている様に見えるんだけど」


「まさか、あんな巨大な木がトレントだとでも・・・ほっ、本当だ。巨大な木が歩いてる」


「まっ、まじか」


皆が馬車の幌の上に上り森の向こう側を歩く巨大な木を眺める。


「すごい。あれも魔獣なのか」


「分からん。だが、とても倒せるとかそうったものじゃないな」


「いち、にい、さん、よん・・・見えるだけで4体も歩く巨木が見えるよ」


「ここは、ド田舎だって言ったがド田舎なじゃない。別世界だ」


揺れる馬車の幌の上でさらに周囲を眺める”闇を打ち滅ぼす者”の面々。


すると馬車に陰を落とす巨大な何かが馬車の遥か上を通り過ぎて行く。


思わず空を見上げるとそこには、巨大な木が空を浮きながらこれから向おうとする城塞都市ラプラスへと向かっていた。


「・・・・・・」


思わず声すら出ずただ口を開けたままの”闇を打ち滅ぼす者”の面々。


馬車の幌の上へと上った者達は、空を浮く巨木が恐ろしくなり幌の中へと身を隠し始める。


「ここって・・・どうなってるんだい」


「巨木が歩いたり空を飛ぶなんてありえない」


「空を飛ぶ木なんて初めて見たぞ」


「ここでは、これが普通なのか・・・」


「でも、他の国でこんな話なんて噂話でも聞いた事もないよ」


「住民は、普通に生活してるんだろ。いったいどんな生活をしてるんだ」


街道では、ときたますれ違う馬車の御者に挨拶を交わし、通り過ぎて行く妖精やラピリア・トレントにも手を振って挨拶を交わす。


「少なくとも馬車で行き交う人達にとっては、これが普通の光景のようだ」


「まるで御伽噺の世界だよ」


”闇を打ち滅ぼす者”の面々の会話を聞きながら馬車の荷台から御者席で手綱を握る剣士ローガンの隣りに移動したバラン。


「どうしたんですかバラン。顔色が良くないですよ」


「俺が知ってる世界とはあまりにもかけ離れた世界を見せられて思わず面くらっちまったぜ」


「私もそうです。この大陸のどこを探してもこんな世界はありませんね」


「あの領主のガキ。俺達をこんなド田舎に来いって言たっが、まさかこれを見せたかったのか」


「だとしたら我らの手に負える相手ではないですよ」


「だが、俺にもAランク冒険者としての意地もある。例え俺の知らない世界だろうが、獲物を奪ったやつを黙って見過ごす訳にはいかねえ」


「まあ、そう言うと思ってました。ですが、馬車の荷台ではしゃいでいる連中はどう感じてますかね」


「どういう事だよ」


「魔法を魔石に変える大盾。見た事もない魔獣。妖精と共存する世界。こんな世界を見せられて興味が湧かない冒険者はいないですよ」


「それを言うな。俺だって内心は、はしゃぎてえよ。だが俺は”闇を打ち滅ぼす者”のリーダーだ。そんな真似はできねえんだよ」


「まあ、そうでしょうね。ただ、この件が終わったらここに少しの間でいいですから滞在しませんか」


「お前のここに興味が湧いたか」


「はい。こんな世界を体験できるなんて冒険者冥利につきますよ」


「ふん。勝手にしろ」


「では、お許しが出たって事でいいですね」




バランは、御者席に座りながら景色を眺めていた。


巨大なセスタール湖が目の前に広がり、日の光が湖面に反射してキラキラと輝く。


ふと湖畔に人々が集まり何かの建設現場の様な風景が目にとまった。


「湖の湖畔で何かやってやがるな」


「ほう、組んである足場がかなり高いので塔を作るようですね」


「それに、兵士らしき姿が多いようです。誰かの護衛ですかね」


「護衛ってえらい奴でもいるのか」


「まあ、普通はそうでしょうね。例えば領主が工事現場の視察に・・・」


「あっ、あのガキがいるんじゃねえか」


「行ってみますか。でも兵士の数もかなりいますよ」


「こういうのは、勢いが大切なんだよ」


「分かりました。では、そこの脇道から湖畔に向かいます」


”闇を打ち滅ぼす者”の面々を乗せた馬車は、街道を外れてセスタール湖の湖畔へと向かう。


その脇道の先では、水龍狩りを監視するための監視塔の建設工事が進んでいた。




湖畔近くで何かの建設のための足場が組まれ、土台になる石を組み上げる職人達。そこから少し離れた場所に20人程の兵士と数体のラピリア・トレントが周囲の警戒にあたっている。


そこに子供と数人の女性。建設現場には似つかわしくない者が混じっているが、現場責任者らしき者からなにゃら説明を受ける子供の姿があった。


工事現場から少し離れた場所に馬車を止めると”闇を打ち滅ぼす者”の面々が建設現場へと向かう。


それに気が付いた兵士達が彼らの前に立ちはだかる。


「おい、お前らどこに行く。ここは、監視塔の建設現場で今は領主様の視察中だ」


兵士達は、腰にぶら下げた剣に手を伸ばすといつでも剣を抜ける体制を取っていく。


「俺達は、その領主に用があるんだ。おいガキ。そこにいるんだろ。水龍を奪い返しに来てやったぞ。俺と戦え!」


「なっ、何だと。領主様に向かって何って態度だ!」


すると兵士達の後ろから部下を引き連れたこの隊の隊長らしき者が現れた。


「待て。俺は、この警備隊の隊長であるゴードという者だ。お前達が水龍狩りの冒険者か」


「そうだ。わざわざこんなド田舎までやって来たんだ。あの領主のガキに合わせろ」


「その話なら領主様から聞いている。俺について来い」


警備隊の隊長は、そういうと”闇を打ち滅ぼす者”を引き連れて建設現場内へと入っていく。


「ここに監視塔を建設する予定でな。目的は、お前さん達が狩ろうとした水龍を冒険者から守るためだ」


「ほう。だが、そんな苦労はしなくてもいいぞ。俺達が領主のガキを倒して水龍も狩ってやる」


「そうか。随分と威勢がいいな。だがお前達、うちの領主様の事をどれだけ知っている」


「どういう事だ」


「俺は領主様と何度か共に戦った事があるが、子供だと思っていると痛い目を見るぞ。彼は本当に強い」


「へっ、あんなガキが強いだと」


「まあそう言うな。だがな、外見だけに気を取られると痛い目を見る。ちょっとここで待て」


隊長は、現場責任者から説明を受けているカルに水龍狩りに来たという冒険者の事を話すと、バランに走り寄るカル。


「お待たせしました。よくもこんな所まで来ました。ご苦労様です」


「おう。早速だが俺と死闘をやろうじゃねえか」


「いいですよ。では、そこの草原でやりましょう」


「なんだよ。とっくに覚悟が出来てるんじゃねえか」


「はい。いつでも戦える様に準備してました」


「じゃあいいか。俺とお前の決闘だ。死ぬまで続けるぜ。お前が死んだら水龍は狩らせてもらうからな」


「いいですよ。ほら、水龍が湖から顔を出していますよ」


バランがセスタール湖に目を向けるとそこには、水龍が水面から顔を出しているところだった。


「俺の獲物をちゃんと生きたまま運んで・・・おい、何かおかしいぞ。いち、にい、さん・・・なんで3体もいやがる。俺たちから奪った水龍は2体のはずだ」


「ええ、近くにも水龍がいたんで3体ともセスタール湖に放したんです」


「ちょっと待て、水龍なんざそう簡単にいるもんじゃねえぞ」


「そうですか。龍なんであちこちで見かけますよ」


「なんだと。まあ、そんな話はどうでもいい。行くぞ!」


「どうぞ!」


バランが右手で腰の鞘から剣を抜き、カルに対して剣を構える。


対してカルは、剣は持たずに大盾を構える。


その周囲を警備隊の兵士とラピリア・トレント、さらに建設現場で働いていた作業者達が大きな円を描く様に取り囲む。


バランがじりじりとカルに近づく。すると・・・。


「ちょっと待った。ブーツの靴紐が解けた」


戦いの緊張が一瞬だけ削がれた。だが、靴紐を結び直したバランが立ち上がると再び剣を構える。


「行くぞ!」


だが、バランが踏み込もうとした時である。またブーツの紐が解けてしまう。


「くそ。今日に限ってなんでブーツの紐が解け・・・」


バランがそうぼやきながら目線をブーツに向けるとそこには・・・。


妖精達が、バランの靴紐をひっぱりめちゃくちゃに結んでいる光景が目に入った。


「おい、こいつらは何の真似をしていやがる」


「えっ」


「妖精だよ妖精。俺のブーツの紐を解いてめちゃくちゃに結んでいやがる」


「ああっ、妖精さんはいたずら好きですから大目に見てやってください」


「まさか、お前がやらせてるのか」


「ははは。僕の話なんて妖精さんが聞く訳ないですよ。だって妖精さん自由人ですから」


「そうか。ならいい」


バレルが、妖精達がめちゃくちゃに結んだブーツの紐をやっとの思いで結び直すと、近くに妖精がいないか何度も確認をする。


「よし、妖精もいない。これで死闘を始められる。いくぞ!」


「来い!」


バレルが剣を構えると一瞬にして跳躍を・・・するはずであった。だがバレルは草原に倒れてしまう。


バレルは、なぜ自身が倒れたのか分からず足元を見ると・・・。


草原の草が幾重にも結んであった。しかもそれが無数に。


バレルが草むらを目を凝らして見てみると、そこには草を一生懸命に結ぶ妖精達の姿があった。


「お前らいったい何の真似だ!」


思わず妖精達に剣を振るうバラン。だが妖精達はひらりと剣を交わしながら草原から逃げていく。


「くそ。俺をバカにしやがって。おい本当に妖精達に命令しているんじゃないだろうな」


「ははは。そんな訳ないですよ。これは男と男の決闘ですよ」


「・・・本当か」


バランは、再び剣を構える。だがバランの注意力は既に相対するカルに向けられてはいなかった。何をするか分からない妖精達に対して向いていたのだ。


バランの注意力は妖精達に向けられ、それにより注意力が散漫になったその時である。


”バサ、バサ、バサ”。


空から何やら羽ばたく様な音が聞こえて来る。するとそれはカルと相対するバランの上へと着地した。


「おいカル。お前となかなか会えなくてな。やっと見つけたぞ。酒代の件だがドワーフ族のバレルとかいうやつにわしの鱗を何枚か置いておいた。あれを酒代にしてくれ」


「氷龍さん。足元!」


「足元・・・?」


舞い降りた氷龍の足元には、踏み潰されてのびたバランの姿があった。


「すまん。こやつの姿が見えてなかったのだ」


だが、氷龍はあっちの方向を見ながら話しをしていた。これは、誰の目から見てもわざとやったのだと明らかであった。


「氷龍さん。酒代の件は了解しました。ただ、あまりお酒を飲み過ぎないでくださいよ」


「そうじゃな。お主がそう言うなら従としよう」


カルと氷龍が会話をしている横でバランは、仲間にポーションを飲ませられてなんとか復活していた。


「俺は、いったい・・・」


気が付いたバレルは、辺りを見回す。すると目の前に龍が鎮座していた。しかも白く透き通る様な色をした氷龍である。


バレルは、以前に龍と戦った経験があった。その龍の強さと恐ろしさは今でも夢に出て来るほどである。そんな恐ろしい龍が目の前にいるのだ。


「りゅ、龍がいやがる!」


「落ちつきなよバレル。あの龍は攻撃して来ないよ」


魔術師のハーパーがバレルを介抱しながらバレルにそう言い聞かせる。


「なっ、なんで龍がこんなところにいやがる」


「さあね。でも酒代がどうとかって言ってたよ」


「酒代だ?龍がか?」


「何でもお酒を買った代金の支払いがどうとかって。そういえば、検問所の兵士もそんな事を言っていたねえ」


「くそ。あのガキとの死闘がちっとも進まねえ」


バレルは起き上がると、剣を振りかざしカルに向かって言い放つ。


「おいガキ。龍を味方につけるとは反則じゃねえか」


「氷龍さんは、決闘の事を知らなかったんだから大目に見てあげてよ」


「そうだ。わしは、決闘の事など知らんぞ」


氷龍は、相変わらずあっちの方向を見ながらそんな事を言ってはいるが、どう見ても知っている様子だ。


「おい、もし今度何かの邪魔が入ったらチームで戦うからな」


「えー、だってAランクのチーム全員とFランクの神官ひとりで戦うって絶対不公平だよ」


「うるせえ!邪魔が入らなければいいだよ」


バレルは、もう何度目になるか分からないが剣を構えるとカルに向かって飛び掛かる。


だが、カルの目線はバレルではなく空に向いていた。


”なんだこのガキ。戦いの最中に目線を逸らすなんざありえねえ。もしかしてまた何かあるのか”。


バレルの心の中でそんな言葉が響き渡り、思わすカルの前で横に向かってステップを踏む。


その瞬間。カルが思わず大声を上げる。


「バレルさん危ない!」


バレルは、カルの叫び声を聞き、カルの目線の先をに向かって振り向いた。そこには・・・。


大鍋の様な物に硝子の蓋を乗せた様な物がバレルに向かって飛んで来る光景が目に飛び込んで来た。


”カン”。


甲高い音が周囲に響き渡る。


バレルの頭には、妖精が作った空飛ぶ乗り物が直撃していた。


そう、妖精達が精霊から盗んだ1000年前に衛星軌道上へと打ち上げた古い探査機の部品を組み直して作った妖精専用の空飛ぶ乗り物。


それがバレルの頭に直撃したのだ。


バレルは、起き上がる事ができなかった。頭に被っていた兜は変形し凹み、あらぬ方向へと飛ばされていた。


妖精はというと、空飛ぶ乗り物の中で完全にのびていた。


「バレル起きてくれよ。バレル・・・まさか死んだのかい!」


魔術師のハーパーがポーション瓶の蓋を開けると何本もバレルの口の中に押し込んでいく。


カルはというと、草原に墜落した空飛ぶ乗り物に乗っていた妖精にラピリア酒(薬)を飲ませていた。


バレルは、ハーパーが飲ませたポーションで窒息しそうになりながらやっと息を吹き返した。


「くそ。俺を散々バカにしやがって。お前ら、全員で奴をうつ!」


バレルのその言葉に”闇を打ち滅ぼす者”の面々が先頭体制へと入っていく。


だが、バランは、カルがいる方とは反対の方向に剣を向けていた。バランは、頭への衝撃でまともな判断が出来ない状態であった。


それを見たカルは、ふっと息を吐くと構えた大盾に何度かノックをしてこう言い放った。


「盾の魔人さん。いつもの様にお願いします」


「シカタナイナー、タルヒトツダヨー」


「了解です。酒樽ひとつですね」


カルが構えた大盾の表面に大きな口が現れると、その口から赤い長い舌が現れ”闇を打ち滅ぼす者”の面々を次々と飲み込んで聞く。


「盾に口だと!」


「ちょっと、なんだいこの気持ち悪いものは」


「待て、待ってくれ!」


「いやー、こんなものに食べられるなんて!」


”ゴックン、・・・マズイ”。


”闇を打ち滅ぼす者”の面々は、あっけなく盾の魔人の口の中へっと飲み込まれた。実にあっけない戦いの幕引きであった。そしてセスタール湖の湖畔に静けさが戻っていく。


氷龍は、静かに空へと飛び立ち、妖精はまた空飛ぶ乗り物に乗りフラフラと空を飛んでいく。




「お騒がせしました。皆さん作業に戻ってください」


カルが警備隊の兵士や建設現場の作業者に頭を下げて周る。


「いや、凄いものを見せてもらいました」


「うちの領主様って凄く強いんだな。子供だっていうのに関心したよ」


「へえ、Fランクの神官がAランクの剣士に勝てるんだ」


「いやいや、Fランクの神官がAランクの剣士に勝てるなんてうちの領主だけだぞ」


「鬼人族から領主の座を奪ったって聞いていたが伊達じゃないんだな」


その場に居合わせた作業者や警備隊の兵士からこんな言葉が漏れ聞こえて来る。


思わず顔を赤らめて頬をポリポリをかいてみるカル。


しばらくするとカルの大盾から”闇を打ち滅ぼす者”の面々が身ぐるみはがされ裸で吐き出されて来た。


草原に粘液まみれで意識もなく草原に倒れている面々。


このまま裸で放置するのも可哀そうっということで”闇を打ち滅ぼす者”の面々を回収して領主の館で保護する事にしたカルであった。


こんなド田舎までやって来た結果が、こんな終焉を迎えるなどと誰が想像しただろうか。


”闇を打ち滅ぼす者”の面々にとっては、敵のテリトリーで戦ってはいけないという痛い教訓となった戦いであった。


ああっ、なんとバカらしい戦いなのか。体調が悪く数日頭痛が続いてめまいでフラフラです。


そのせいかしょうもないお話になってしまいました。


今日は、誕生日です。爺が超爺になりました。


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