表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/15

第三章 ④

ほっぺにチューとか、なんなんだよこいつ!?


「おもしろいな、お前。」


こっちな何も面白くないがな!


「お前さ、オレのこと好きになれよ。」


は…ハァ!?


「オレは翔とは違うし、無理矢理ものにしようとは思わねぇが、お前のことは気に入ったわ。」


翔ってだれだっ!?

気に入るな!!


「じゃぁね~、あっ一般校舎の東棟だっけか?ここ真っ直ぐ行くと渡り廊下あるから渡ったらすぐ。2ーBの場所は知らね。」


ひらひらと手をふり、去っていく“ユウリ”。

表情とか雰囲気が爽やか系のイケメンに変身していて、詐欺られた気分。



「姉ちゃん、あれなに?」

「ユウリよ、ユウリ。」


姉の説明によると

ユウリ、本名は麻田遊里(高3)

今大人気の爽やか系アイドルだが顔だけではなく実力派の俳優としても人気。

やんちゃで俺様な、翔というやつと一緒に歌うこともある。


「この前、翔とW主演したドラマは視聴率25%越え」

「マジか!あまちゃんでも21%だぞ!?」

「凄いのよ、わかった?」


わかった。にしても、爽やか系ねぇ…


「嘘じゃん…」


今さらながら、この学校の変な先輩に目をつけられたことに気づいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ