6/15
第三章 爽やか系で優しい有名人はドSだった
ついた学校は
「広い!そして綺麗!」
「今さらどうした?」
首をかしげて聞いてくる蛍。
そ、そっか…俺って二年だから一年間ここに通ってた設定なのか…
「じゃぁ、俺も学校いくから。」
ぽんぽん、と頭を撫でてから隣接する高校へと歩いていく蛍。
……俺はどうすればいいんだ?
校門の前では、仲良く談笑する生徒や、けだるそうな生徒、そして何故か跳ねている女子生徒・・と、当たり前な光景が・・・アレ、最後の可笑しくねぇ?!まぁ・・いっか・・・。
とりあえず、中に入ろう・・・。