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贈りもの  作者: lycoris
1.離別
6/73

イベント

遅れてすみません

入学式からだいぶ時間過ぎ、クラスの中や学年の中でグループが固まりだす。

馴染めていないわけではないが、あまりチャラチャラした奴らとは関わらないようにしている。必要最低限では。

なんとか学校には慣れたと思うが、慣れてくると周りのものは新鮮味に欠けてくる。

まだ行った事のない教室などを除くと、この学校ではだいぶ、ワクワクしなくなった。

周りが退屈に思える。

面白いことなんてたいして起きない。

日々繰り返されるような毎日。

それに流されるように、特に何もせず、何も無かった。

部活は退屈凌ぎに入ったが、長続きせず、途中から部活の練習に意味を見出そうとし、次第にやる気が削がれ、やめた。

退屈凌ぎがいつの間にか退屈になっていた。

授業もついて行けてない訳ではない。

居残りなども全くとは言えないが、あまり無かった。

最近では、面倒な居残りや退屈な部活などを訳も分からず一生懸命やることが青春なんじゃないかと考えている。

ふと、振り返った時、思い出せる光景が自分の青春の跡地だと思っている。

部活を続けていれば良かった?

どの道考え出したら止まらない性格なので辞めて正解だと思っている。

それに、まだこの学校に来てたいして時間が経ってないのだ。

跡地がなくても当然だ。

自分でそう呼べるような場所は、あの公園しか思い当たらなかった。

それだけ印象に残ってる、いや、後悔している出来事だったから。

本当は転校なんてしたくなかった。

あいつの居ないここは退屈ばかりだった。

だが、今更無かったことにできる訳でもないし、戻れる訳もなかった。

出来るなら戻りたいが。


理由はもう一つあった。

それは、単純なことだ。

あの公園での出来事以上のイベントが未だに起こらないでいた。

起こったら起こったで、心境の変化か、面倒だと思うだろう。

実際、何も起きないで、ただ繰り返しているような今の成果でさえも面倒なのだから。

だから、こんなイベントは起きなくて良かったのでは無いだろうか?


放課後、携帯の電源をつけると電話の履歴が一件あった。

誰なんだ、学校に居るのを分かってて電話するやつは。

いや、セールスかも知れないし、もしかすると、分かっていてかけてきたと言うたちの悪い奴かも知れない。

履歴に書いてあった名前は母のだった。

なんとたちの悪い。

軽く苛立ちを覚え、舌打ちをして、携帯をしまう。


学校を出て、ジュースを買い、それを飲みながら駅で椅子に座って電車を待っていた。

飲み終え、立ち上がり、空になった容器を捨てに行く。

椅子まで戻ってくると、既に誰かに座られていた。

イラっとしたが、そのまま奥に移動し立ちながら待つことにした。

そこで、再び携帯を取り出し、さっきかけてきた内容は何なのか確認のため電話した。


内容はシンプルだった。

たった1行の為に電話してきたのだ。

だが、そのたった一行で舞い上がっている自分が居た。


「あの子が久しぶりに遊びに来る って。」

「え?」


思わず再確認してしまった。

突然の事で驚いていたが、冷静を装い予定を確認した。

そして、電話を切った後、物凄く顔がニヤけてしまった。

抑えきれず、無意識に拳を握り、小さくガッツポーズを取っていた。

そして、昔を思い出し、少し顔が曇った。

それでも、嬉しかった。

興奮冷めやまぬ中、電車が到着した。

周りに見られぬ様に、顔を段々とこわばせていった。

握っていた拳の力が段々と抜けていった。

そのまま、おとなしく家に帰った。

本当に本当にすみません。

先週のうちに更新出来る筈だったのですが、忙しくなり、遅れました。


ですが、テストも終わり、夏休みもすぐそこなので、今後の更新を早めていけるように頑張ります。


先週はほとんど別の話を考えていました。

夏休み中にこの別の話を完成させたいです。


それでは、今回も読んでいただきありがとうございます。

次回も贈り物の更新になります。

それでは

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