オーバー
大変遅れて申し訳ございませんでした。
カチッ
引き金を引く音が鳴る。
だが銃からの発砲は無かった。
「おいおい、何やってんだよ〜。銃の扱い方も知らないわけ?」
何度も引き金を引くが、発砲する気配はなく、ただカチッカチッと音が鳴るだけだった。
「えー、どうかしたのー?何かトラブル?」
「いやいや、お前。まずハンマーを下ろしてからじゃなきゃ弾が撃ち出されないなんてガキでも知ってるぜ。それに安全装置も外されてない状態だし。ほらちょっと貸してみろよ。」
友慈が俺から銃を取り上げどこかしらを弄った。
その様子を見つめて覚えた。
「ほらよ、これでいい。撃ち方てきとうでいいよ。」
再び友慈が俺に銃を渡した。
「どうも。」
一応礼を言って再びゲストに銃口を向ける。
「あっ、ちょっと待てよ。面白味がないなー、まったく。
そんなにこいつを撃ちたいのかよ。ま、無理ないが。」
銃口を塞いで話掛けていた友慈の話にじゃじゃ馬が割って入って来た。
「たぶんあなたが思っていることは違うわ。彼、まだ真実を知らないと思うわ。」
「あれ?そうなの?あっさり引き金引いちゃってたからてっきり。てことはお前、こいつがお前に何したか知らないのか?」
「まず、誰だよこいつ。」
前にあった時に内容は忘れたが、くだらない事で絡まれた気がするが、それ以上は関わっていないし知らないのは事実だった。
「あちゃー、それなのにあっさり撃とうとするなんて。お前本当に大山友慈本人か?」
「俺は俺だ。嫌になったってそれは変わえられないはずだ。」
こんなに不幸な人生、変えれるなら変えたいね。
「ふーん。分かった。でも、お前は自分を変えないつもりだろうが所詮"人間"なんて簡単に変わるものだよ。
現に、『彼が君の両親を殺した犯人だよ。』って俺が言ったらお前はどうする?」
「は?」
唐突に何を言っているんだこいつ。
第一、「証拠は揃っているよ、こいつの指紋付きの凶器がね。それを聞いたらお前はどうする?」
当然、「「殺す。」」
わざとらしく俺の回答に友慈は被せてきた。
バンッ!
今度こそはちゃんと発砲音が鳴り響き、そのすぐ後にに硝煙の香りが鼻をついた。
バタッと膝をついていたゲストが後ろに倒れた。
俺が有言実行に移った時、友慈の笑顔が少し引きつっていた。
「おいおい、お前、それはいくらなんでも早漏すぎじゃねーか?」
驚いていたようだが、すぐに取り繕った。
「どうせ、俺がこいつを、犯人を殺したくて堪らない事は知っていたんだろう?」
「そりゃあそうだが、普通は動機とか聞くもんじゃないのか?そんで懺悔させたり謝らせたりしてってのが普通じゃないか?」
「言ったろ、俺は変わらないって。お前の普通と俺の常識は違うんだよ。殺したいから殺した、それだけだ。他の事はどうでもいいよ、何であれこいつは俺が殺したいってだけだ。」
「おー、怖い怖い。せっかくのゲストなのによー、こうもあっさりなんてつまんねーじゃねーか。」
「そうか?俺は案外楽しかったぜ。ま、まだ完全に終わったはけじゃないが。」
「ん?まだ何かあんのか?」
最初の一発は狙いやすい、頭を目隠ししてある布を目掛けて放った。
だが、頭蓋骨に阻まれているかもしれない。
そういえば、倒れていた母は腹が血で染まっていたな。
なら、
「ああ、こいつで仕上げだ。」
ゲストの腹を跨いで銃を左胸の辺りに突きつける。
ハンマーを引き、引き金にかけた指に力を込める。
「ゲームオーバー。」
言い終えたと同時に引き金を引く。
ハンマーが勢い良く降りてきて手に反動が伝わる。
それから、すぐに流れ出始めた血を見て
思わず頬が緩んだ。
すみません、本当にすみません。
最初はリボルバー式銃について調べてたんですが、中々出てこず、見つかった後は何だかんだ用事が立て込みまして遅れたしだいです。
本当にすみません。
どうやらしばらく、来年の初めくらいまでは忙しいようなので週1更新は厳しいかもしれないです。
それでもがんばってみますが、来週は少し危ういところです。
銃について何ですが、リボルバーの後ろのあれってハンマーでいいんですよね?
安全装置はトランスファーバーって。
調べたらそうでたのですが、間違っていれば脳内補完でお願いします。
そんなわけで段々主人公が狂ってきたわけですが、一応「友慈」って呼んでいるのが主人公で、もう一人の友慈は主人公を「お前」と呼んでいます。
出来るだけ区別が付くようにしたのですが、会話を交互にしているので大体分かるとおもいますが。
それと、幽はまだもう一人の友慈は「あなた」としか呼んでいません。
一応主人公は「大山くん」と呼んでいるのですが(過去の事は気にしないでください)。
まあ今回幽は無口だったんですがね。
今回はきりがよかったので短めとなってしまいした。
が、今後も多忙につきちょこちょこ短くなってしまったらすみません、ご了承ください。
それでは




