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贈りもの  作者: lycoris
1.離別
2/73

入学

1日遅れてすみません。

僕は今、車の中にいる。

生まれ育った故郷を目に焼き付けようとするも、睡魔がそれを許してくれない。

昨日の夜は、早く寝たものの、夜な夜な起きては、寝付けず、思い出が溢れて夜泣きを繰り返していた。

やはり、ここを離れたくない、ずっと居たい。

そんな気持ちが強かったのだろう。

だから、今もその所為かあくびの所為、目が潤んでいる。


いつの間に着いたのか、起きたらベットの上だった。

寝ている間に引っ越しが完了しベットを組み立て、そこに放り込まれたらしい。

ずっと起きなく、寝言も言わなかったけれど、涙は流れていたらしい。

「どんな夢を見ていたんだ?」と聞かれたが、夢なんて見ていない。本当だ。

逆に見たかったくらいだ。

そういつまでも過去にしがみつく訳にもいかないが、まだいいじゃないか。

まだ…まだ…


僕は中学に進学した。

まったく知らない子たちばかりだが、時間をかけて仲良くなっていこう。

そう思って自分のクラスを確認していると、おかしなことに気付いた。

あれ?自分の名前が2つあるぞ?

先生たちがミスしたのだろうか?

名前はそれぞれ別のクラスにあったが、字はまったく同じだった。

あとで修正されて連絡されるだろう。

または、本当に一緒の名前の人物がいるのか。

だが、そんなことはどうでもいい。後から気にすればいい。

今は早くこの土地とそこに住む人たちと交流し、馴染まなければならない。

そう思い、下駄箱に靴を入れて、上履きに履き替え自分の教室に向かう。


教室に入ったら、ちらほらと同級生達の姿があった。

まったく知らない顔、名前。

早く覚えなきゃ。

そう考えながら、自分の席に着き、周りの人間観察を始めた。

2、3人ぐらいで集まり話していたり、廊下側で話していたり、少し騒がしかった。

それと対象的に、自分と同じようにぽつりと1人で席に着き黙り込んでいるのもいた。

こんなものか。


だんだんと空いている席が人で埋まって行くと、廊下に出ている人間は減ってきた。

そして、担任が到着。

連絡などが終わり、いろいろとプリントやらを受け取って、いろいろと手続きを済ませた。

どうやら、席はここで合っているようだ。

その後、体育館に移動し、長い長い演説を聞くのであったが、教室への帰り道でどこかで見たような顔の人物がいた。

一瞬だったので、振り返って確認しようとするもすぐに見失った。

同じ学校なのだ、きっとまたどこかで会うだろう。

教室に着き、再度連絡を受け、その内容を頭の片隅に置いてとっとと帰宅した。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

それでは、続編で

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