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赤頭巾のヴェンデッタ〜異世界転移した先で殺された俺、魔王に転生して極悪勇者にざまあする〜  作者: まぴ56


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第20話:レスバトラーの闘い方

 お読みいただきありがとうございます。今回は、ヴェンデッタと別れたあと、誠二がひとりで街を歩くシーンから始まります。

 昼との気温差がきつい初春の夜、石畳の街や丘の上の教会といった、これまであまり描けていなかった「この世界の夜の顔」を少し丁寧に書いてみました。

 そして後半は、掲示板仕込み(?)の虚勢と演技力でどうにかしようとする誠二の「キモオタな戦い方」が初めて本格的に発揮されます。

 ヴェンデッタと別れた誠二は、ひとり教会への帰路についていた。

 日はすでに山の向こうに沈み、街の上には群青色の薄闇が降りている。石畳は昼間に溜め込んだ熱をほとんど手放し、靴底越しに伝わる感触はひんやりとしていた。


 少しだけ肌寒い空気が、頬をかすめていく。吐いた息がうっすら白く見えた。昼間は川に浸かれるほど暖かかったのに、夜になると一気に冷え込む。異世界の春はどうやら、気温差がえげつない。


「この世界にも、四季ってあるのかな? 麦がまだ緑色だったけど、もう少しして温かくなってきたら、綺麗な小麦色になるのかなあ」


 ぽつりと独り言をこぼしながら、石畳をコツ、コツと踏みしめていく。

 両脇には、日中は活気で溢れていた商店通りが続いていた。木の看板を吊るした店々はすでに扉を閉ざし、代わりに窓辺のランプが、蜂蜜色の光を道ににじませている。まだ営業している酒場からは、誰かの笑い声と、薄めた葡萄酒のような匂いが流れてきた。


 その賑やかさから少しずつ距離を取りながら、誠二は丘の方へと歩を進める。教会はこの商店通りから離れた、小高い丘の上にある。見上げれば、夜空を背に白い壁と尖塔が影絵のように浮かび、その窓のいくつかが、星明りと競うように淡く光っていた。


(……遠いなあ)


 うっすら光を放つ教会を見上げると、その距離と高低差に、自然とため息が漏れる。


「自転車でもありゃあ楽なんだろうけど、この世界にそんなもん無いだろうし。あったとしても高いんだろうなあ。ああ……さぶい」


 肩をすくめて、外套の襟をぐいっと引き寄せる。指先がかじかんできたので、ポケットに手を突っ込み、どうにか寒さをしのごうとした。

 すると、指先に硬い感触が触れる。布越しでも分かる、金属の平たい感触。


「……ん?」


 ポケットの中身を指でまさぐり、取り出してみる。掌の上に転がったのは、銅色に光るカードだった。


「そうだ、ヴェンがフェイクとか言ってた偽造ギルドカード。貰ったままだった。明日返さないとな」


 苦笑しつつ、誠二は足を止めて、月明かりにそのカードをかざす。

 表には何も刻印のない、ただの銅色の板。だが本物のギルドカードを模しているのだろう、角の丸みや薄さは妙にそれっぽい。指で弾くと、きん、と軽い音が鳴った。重さからして、たぶん銅ですらない。


 それでも──。


 澄んだ月光を受けた板は、暗い路地の中でほんのり赤みを帯び、まるで本物のブロンズカードのように誠二の目には輝いて見えた。


「かっこいいな……ブロンズ。俺もいつか……なれるのかな」


 自分の名前が刻まれたギルドカード。それも、ただの新人ではなく、堂々たるブロンズランク。

 そんな未来の自分を想像しただけで、自然と口元がゆるむ。グラディウスを肩に預け、仲間と笑いながら依頼を受ける自分の姿──。


(……悪くないな。まさしく異世界っぽい)


 カードを見つめたまま、誠二はふっと息を吐き、再び歩き出した。

 上を見上げ、教会の灯りと星空とを交互に眺めながら歩いていると、不意に夜気を裂く怒鳴り声が、耳の奥を叩いた。


「てめえ! おいらの酒、どうしてくれるんでがす!!」


「それにブラザーの服が汚れちまったじゃねえかよぉ!? なあどうやって責任取るつもりだよぉ!!」


「ご、ごめんなさい!」


 甲高い叫びと、怒気をはらんだ低い声が、石造りの街路に反響し、重なって届く。


 聞こえてくるのは三人分の声。一人は野太く、喉を絞るような男の声。二人目は、耳障りなほど甲高い男の声。そして三人目は、高く幼い、子供のような声だった。


 声の方向へ顔を向けると、すぐ横の裏路地が口を開けている。街灯の光が届かないそこは、夜の闇がそのまま溜まったような暗がりだ。

 そこから、怒鳴り声と、かすれた泣き声が混じって聞こえてくる。


 詳しい状況は分からない。けれど、今ある情報を並べれば──。


(子どもが、大人に怒鳴られてる……?)


 足を止めるか、通り過ぎるか。そんな選択肢が頭に浮かぶよりも早く、誠二の体は勝手に動いていた。

 教会へ続く坂道から外れ、裏路地へと駆け込む。


 路地裏は本通りより少し湿っていた。建物の影が風を遮り、昼間に乾ききらなかった水溜まりがまだところどころに残っている。捨てられた木箱や麻袋が壁際に積まれ、そこにしみついた酒と腐りかけた野菜の匂いが、鼻についた。


 奥へ走り込むと、すぐに三人の姿が目に飛び込んでくる。


 袋小路の突き当たり。小柄な人物が壁を背に、二人組の男に行く手を完全にふさがれていた。


 小柄な影は、誠二が想像していた「子ども」よりさらに一回り小さい。体つきも華奢で、幼稚園児ほどの背丈しかない。ちりちりとした赤みがかった髪を高い位置で二つに結い、金属の装飾をちりばめた服を着ている。

 小さな肩には厚手の革のベスト、腰には道具袋らしきポーチがいくつも下がっていた。その姿に、誠二はどことなく、ギルドの酒場にいたドワーフのランを思い出す。


(ドワーフ……か? にしては小さいけど)


 行く手を遮る片方の男は、まさしく「大男」という言葉が似合う巨躯だった。

 身長は二メートル近く、横幅も分厚い。太っているというより、肉も脂肪もすべてが塊になったようなガタイだ。上半身は裸で、樽のような胴回りから、たるんだ贅肉が分厚い革ベルトの上に乗っかっている。汗と酒と獣脂の匂いが、距離を取っていても分かる。


 もう一人は、その対極のように細身だ。身長は誠二と同じくらいだが、骨ばった手足は枝のように細い。だが、その手には自分の身長ほどもある大振りの斧が握られていた。刃の縁には使い古した跡があり、月光を受けて鈍く光っている。


 誠二は、路地の入口から、その光景を一瞬だけ傍観した。


「あ、ああ、あの……おようふくのお金は弁償します。だから許して……ください」


 小さな声が震えながらそう告げる。


「お前らみたいな貧相な魔族に払える金なんてねえだろぉ? 土臭えんだよ、喚くな!」


 少女の発言を遮るように、細身の男が吐き捨てるように言った。

 涙をこらえようと必死なのだろう。少女の大きな目はうるみ、睫毛の先には今にもこぼれ落ちそうな雫がいくつもぶら下がっている。


「なあブラザー。確かドワーフって高く売れるんじゃなかったっけ?」


 大男が、のそりと首だけを動かしてそう問う。


「こういうガキみたいのを欲しがる物好きも多いしなぁ。それに、雌のドワーフってのは、大人になっても体は子供のまんまぁ、そんでもって労働力としても使えんだぁ。高く売れねえわけがねえだろぉ?」


 細身の男がいやらしく笑いながら続けると、少女の涙はついに決壊した。

 大きな瞳から、ぼたぼたと大粒の涙が止めどなくこぼれ落ちる。ぽたり、ぽたりと石畳に落ちる水音だけが、妙に大きく耳に残った。鼻をすする音としゃくりあげる息遣いが、狭い路地にかすかに響く。


「どうせこの国も例の魔王軍に滅ぼされる。こいつ攫ってとんずらこきゃあ、流れ先でも生きてけるって寸法よお!」


「さっすがブラザー! 天才でがす!!」


 細身の男がにやりと笑い、あごをしゃくって合図すると、大男が動き出した。

 ずしん、ずしん、と地面がわずかに震えるような足音を立てながら、ゆっくりと少女との距離を詰めていく。太い腕が、静かに泣きじゃくる少女へと伸ばされた。


(助ける……か?)


 一瞬、誠二の足が止まる。

 理性は叫ぶ。この状況で、ヒョロガリの自分が飛び込んでどうにかできるのか、と。


(いや待て。俺に助けられるか、この状況。あんな大男と武器を持った野郎に、俺なんかが勝てるわけねえ。なら、助けを──!?)


 ギルドまで戻ってヴェンデッタや誰かを呼ぶ。それも、一つの選択肢だ。

 だが、視線の先で震える少女の小さな肩と、伸びていく大男の腕を見た瞬間、その選択肢は、誠二の中から霧散した。


「……いや、でもその間に、あの子が酷い目に遭わされるかもしれない。そんなの嫌だ」


 誠二は、あえて大きく足音を立てるように歩き出した。

 こつり、こつりと石畳を踏み鳴らし、自分の存在をあからさまに知らせる。まるで「ここにいるぞ」と、少女に手を出そうとしている二人へ宣言するように。


 響いた足音に、二人は即座に気付いた。

 ぱっとこちらを振り向き、男二人の鋭い眼光が、田中誠二を射抜く。


 その二人の間から、救いを求めるように潤んだ少女の瞳がのぞいた。

 だが、その瞳の奥にあった光は薄く、今にも消えてしまいそうなほど弱々しい。いや、もうすでにほとんど消えていて、絶望だけが暗く沈んでいると言った方が正しいだろう。


「なんでがすが、お前。おいらたちに何か用でがす?」


「んだよぉおめえさん。道にでも迷ったかぁ?」


 大男たちがとっさに放った言葉には、意外なほど敵意がなかった。

 ただ裏路地で顔を合わせた通行人に声を掛けるような調子。むしろ、道に迷った観光客を心配するような、妙に人懐こい表情すら浮かべている。


「いや、お前ら何やってんだよ。子ども相手に……」


 誠二は、わずかに引き気味に眉間へしわを寄せながら問う。


「何ってぇ、こいつを売ろうと思ってなぁ。捕まえようとしてんだよぉ。もしかしてお前も欲しいのかぁ?」


「ごめんでげすね。こりゃ、おいらたちが先に見つけた魔族でゲス。だからおいらたちのでゲス」


「おいおい待てよブラザー、買いたいってお客さんかもしれねえだろぉ?」


 そのやり取りを聞いた瞬間、誠二の思考が一瞬、凍り付いた。

 目の前の二人は、ドワーフの少女を「人」として見ていない。

 まるで、路地裏で生活する野良犬か、拾った荷物の延長程度にしか見ていない。


 大男は少女の胸ぐらを乱暴につかむと、そのままぐいっと持ち上げた。細い足が宙を泳ぎ、革靴の底が空しくばたつく。


(文化が違うのかもしれない。これが、こちらの世界の常識なのかもしれない。それでも──)


 宙にぶら下げられた少女の顔に、さっきまであった涙さえ追いつけないほど、真っ青な恐怖が広がっていく。


(目の前でこんなことされて、ほっとけるほど、俺は大人じゃねえ)


 誠二は、男たちとの距離を一歩で詰めると同時に、腰からグラディウスを抜いた。

 鞘から抜ける金属音が、夜の裏路地で高く響く。切っ先を、迷いなく二人に向けた。


「おい、デブ。その手、放せよ」


 剣を向けられたにもかかわらず、目の前の二人はほとんど動揺を見せなかった。

 ただじっくりと、獲物を値踏みする商人のように、誠二の手に握られた切っ先を眺める。


 細身の男は、ゆっくりと体ごと誠二に向き直り、斧を持つ手にぎゅっと力をこめた。そして、喉の奥で低く唸るような声でしゃべり出す。


「俺ぁ……そういう綺麗ごとが嫌いなんだ。魔族は魔族だ。犬と同じだろう」


 その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かがぶちっと切れる音がした。

 同時に、誠二の頭の中は別の意味で大パニックに陥っていた。


(何やってんだ俺! 何カッコつけてんだよ! 相手は二人だぞ、しかも強そう。俺なんか普通に戦って勝てるわけ──)


 脳内で冷静な自分が必死にブレーキを踏む。だが、そのブレーキはべこりと情けない音を立ててへこみ、代わりに別の発想が浮かび上がる。


(……そうか。そうだ、普通に戦わなきゃいい。殺さなくていい、この場を切り抜けられれば……)


「てめえみたいなヒョロガリがぁよぉ! 指図してんじゃぁねえよ!」


 大男が怒鳴り、腕に力を込める。


(俺の……掲示板で義務教育を受けたキモオタの闘い方なんて、決まってる)


 誠二は、手に持ったグラディウスから、すっと力を抜いた。

 柄を支えていた指を離すと、剣は重力に従ってそのまま地面に落ちる。


 ガラン──。


 重い金属音が、狭い路地に大きく響いた。


 男二人は、状況が理解できないのか、唖然とした表情で誠二を見つめた。戦いのさなか剣を捨てる奴など、想定していなかったのだろう。


 誠二は、二人の視線が自分に集まったのを確認すると、ゆっくりと右手を細身の男へ向け、言葉を零す。


「見て分からねえのか、お前ら?」


 声のトーンが変わる。

 さっきまでの情けない青年の声ではなく、どこか底冷えのするような響き。

 二人は突然変わった誠二の雰囲気に、あからさまに警戒し、こめかみに冷や汗をにじませた。


「俺は転移者。日本から来た、最強のギフトを与えられた男。──これが、その証拠だ」


 芝居がかった口調でそう言いながら、誠二は左手でポケットを探り、一枚のカードを人差し指と中指で挟んで取り出す。

 月明かりの下、その銅色の板がきらりと煌めいた。


(掲示板のレスバで磨き上げた虚勢と見栄、そして“設定”を最後まで演じきる演技力を舐めんなよ!!)


「ブ、ブロンズランクの冒険者カードォ……」


「な、なあブラザー。ヤバいんじゃねえでゲス?」


 二人の顔に、はっきりと焦りの色が浮かび始める。喉を鳴らし、生唾を飲み込む音まで聞こえてきた。


「ブロンズ……舐められたもんだな。俺のランクは……」


 そこで、誠二はわざとらしく言葉を止めた。

 男二人の喉が、ごくりと鳴る。


「な、なあブラザーよぉ。あのカード、本当にブロンズかぁ。なんか材質が違うような……」


 細身の男が疑いの視線を向けた瞬間、誠二はカードをさっとしまい込み、その言葉を遮るように、啖呵を切る。


「やはりやめた。神から授けられた、この最強最悪のスーパー魔法を使ってみたかったんだ。お前らには……その練習台になってもらう」


 夜気が、ひやりと肌を撫でる。

 誠二自身は、内心で震えながらも、外側だけは堂々としたふりを貫いた。


「なあブラザー! あいつヤバいでゲスよ!! 見た目も雰囲気も! どう考えてもテンイシャでゲス!」


 野太い声が、半分裏返りながら叫ぶ。

 そう叫ぶ間にも、誠二は言葉を止めない。顔を伏せ、右手を前に突き出しながら、低く呟いた。


「ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ……ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ……」


 意味不明の呪文──日本人ならピンと来る、ただのラーメンの注文が、異世界の夜には不気味な呪詛のように響く。


「ブラザー!! あの言葉はぁ、あの発音はどう考えても日本のもんだぁ!! 逃げるぞ!!」


「おう! ブラザー!!」


 二人は顔を見合わせると、少女をぽいっと投げ捨て、誠二の横をすれ違いざまに突き抜け、そのまま路地の入口へ全力で駆け出していった。

 慌てて走り去る足音が遠ざかり、代わりに夜風がひゅうと路地を抜けていく。


「間に合うか!?」


 誠二も即座に走り出した。

 向かう先は男二人の背中ではない。放り投げられた、小さな少女の方だ。


 少女はふわりと宙を舞い、月明かりの下で一瞬だけ影となる。短い手足をばたつかせながら、ゆっくりと落下していく。

 下に広がるのは、容赦なく硬い石造りの地面。小さな頭がそこに叩きつけられる光景を想像しただけで、背筋が冷たくなった。


「っ──!」


 刹那、誠二は地面を思い切り蹴った。

 石畳が足裏で軋む。体が前へ、斜め上へと飛ぶ。乱雑に積まれた木箱の脇をかすめ、宙に飛び出す。


 空中で体をひねり、背中を地面の方へ向けながら、腕を精一杯伸ばす。

 夜空と石畳の間、ほんの刹那の狭間で──。


 少女の小さな背中が、誠二の胸元へ、どん、と落ちてきた。


 その直後、自分の体も勢いそのまま、石畳に叩きつけられる。


「……かはっ」


 肺から一気に空気が抜ける。衝撃が背中から全身へと鈍く広がり、視界が一瞬白くちかっと瞬いた。


 それでも、誠二は腕に込めた力だけは緩めなかった。

 抱きしめた少女が地面に打ち付けられないように、その小さな体を自分の胸に押し当て続ける。


 やがて衝撃の余韻が薄れ、石畳の冷たさがじわじわと背中から伝わってきた。

 肺に少しずつ空気が戻ってくるのを感じながら、誠二はゆっくりと腕から力を抜き、視線を下──胸の方へと落とした。


 そこには、誠二の胸の中で身を小さく丸め、必死にしがみついている小柄な少女の姿があった。

 涙で濡れたまつ毛を震わせながら、恐る恐る顔を上げた少女と、誠二の視線が、はっきりとぶつかる。


 石畳の冷たさとは対照的に、その瞳だけは、かすかに温度を取り戻しつつあった。

 第20話までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 今回の誠二は、正面から殴り合うのではなく、「転移者っぽさ」と妙な呪文(ラーメンの注文)をフル活用して、どうにか危機を切り抜けました。ビビりで常識人だけど、目の前の理不尽はスルーできない――そんな彼らしさが少しでも伝わっていれば幸いです。


 助けたドワーフの少女が、今後どんな形で物語に関わってくるのか、そして誠二とヴェンデッタの関係にもどんな変化が出てくるのか、続きもゆっくり見守っていただけると嬉しいです。

 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

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