表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編集

寿司の次世代化

作者: かづま

寿司って言うのは魚を乗せたり あるいは卵だったり 肉なんかものせたりするよね

でも僕のおばあちゃんは違ったんだ

酢飯の上に何をのせるとおもう?

ビデオテープだったんだよ

さすがの僕も怒ったね こんなもん食えないよ って

そしたらおばあちゃんは 信じられないって 不思議な目で見てくる

一瞬理解不能だったけど、おばあちゃんも歳だしぼけてるとおもって大目にみたんだよ

そしたら次はCDを乗せて来るんだ

僕は注意して これはCDだ、寿司ってのは魚をのせるんだよばあちゃん

そしたらおばあちゃん 驚愕してこっちをみてくる

まるで化け物を見るような目でね

僕はその瞬間家を出た 耐え切れなかったんだろうね

そして街に出たんだ そこで一流の寿司職人にあって 弟子入りして 最高の寿司をばあちゃんに食べさせるためさ

修行したね 3年間

そして究極の寿司を作らせてくれるっていうんだ

これをばあちゃんに食べさせてあげようって思ったんだよ

そしたら出てきた物が・・・

ブルーレイの乗った寿司だった

僕は心が抜けた気分だった

実はおばあちゃんはここの寿司職人の師匠だったらしいんだ

それ以降誰も信じられなかった

そして1年がたった

家にこもっていた僕の前にばあちゃんがきて ハードディスクの寿司を出したんだ

僕はそれを泣きながら食べたね

何で泣いたかって?僕には分からない

自然と涙がこみ上げてきて

気づいたら泣いていた

それからだ

僕は機械の寿司しか食べなくなった

魚の寿司をたべてる奴等は頭がおかしいよ

信じられないね

どうもありがとう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ