巻一三 目次
第一八一回
アステルノ嚆矢を放って縦横に馳走し
アリハン鋭鋒を挫いて泰然と聳立す
第一八二回
ハーミラ義君の後背に出でて卒かに突入し
カー鉄鞭の艶美に愕いて径ちに下馬す
第一八三回
カー単騎独行して嚢中を探り
シン千里風馳して七星を墜とす
第一八四回
義君ヴァルタラに四頭豹の影を擒え
聖医ガハインに亜喪神の策を量る
第一八五回
ムカリ盤天竜より遁れて衛天王に遭い
インジャ四頭豹を追いて堅石盟を派す
第一八六回
ハレルヤ人外の勇を揮いて亜喪神を退け
ヒィ・チノ妖風の害を憂えて神道子を招く
第一八七回
ナユテ鮮やかに予言して神箭将大いに喜び
ドクト巧みに弾奏して白夜叉妖しく舞う
第一八八回
ナユテ理を用いて林孟辰の妖術に対し
ハレルヤ力を奮いて尸解兵の機巧を暴く
第一八九回
オノチ火竜を飛ばして尸解兵を殄戮し
インジャ三傑を立てて四頭豹と会戦す
第一九〇回
ムカリ耶律老頭を拐引して必生を期し
オノチ三色道人に肉迫して死命を制す
第一九一回
ドルベン乾坤一擲して赤心王を愕かし
ムジカ椎心泣血して赫彗星に諫めらる
第一九二回
サノウ兵書を繙いて梁軍の三過を列ね
ゴロ主君を補けて華人の鉄騎を論う
第一九三回
神風将ダナ・ガヂャルに征きて輒ち姦婦を囚え
慕兼成ドルベンを軽んじて二たび上申を却ける
第一九四回
ムジカ釣魚之計に任じて三たび背走し
ドルベン首鼠両端を持して常に遅疑す
第一九五回
インジャ平原に精騎を列ねて罔罟を張り
ドルベン死灰の余焔を焚いて掣肘を試む




