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草原演義 付録  作者: 秋田大介
巻一二
24/26

巻一二 登場人物および関連地図

草原(ミノウル)全土

挿絵(By みてみん)


■ジョルチ部


《フドウ氏》

インジャ(ジョルチン・ハーン)【義君・赤心王(フラアン・セトゲル)】……のちのミノウル・ハーン。数多の盟友(アンダ)とともに草原(ミノウル)を統一する英雄。幾多の苦難を経て、部族(ヤスタン)を統一。即位してナーダムを開催した。ウリャンハタ革命後、タムヤにてこれと会盟。即位五年、南征の軍を興したが敗れて退く。盤天竜と同盟する。ついに北原にて神箭将と会盟。これを救うべく東原に親征、叛乱を平定。光都(ホアルン)神都(カムトタオ)をともに攻略する。


タンヤン【長旛竿(オルトゥ・トグ)】……身の丈八尺の長身。大将旗を護持する。


ムウチ【聖母太后】……インジャの母。夢に天王(フルムスタ)に会う。


ウル・ウマルタク・ヴァルタラ……インジャの嫡子。南征中に生まれる。


ハクヒ【神威将軍】……インジャの伯父。戦死。


《ジョンシ氏》

ナオル【胆斗公(スルステイ)】……インジャの最初の盟友(アンダ)。胆力に卓れた智勇兼備の良将。インジャ即位に伴って「右王」となる。新生ウリャンハタ部に使者として赴く。南征では第一軍を率いた。奔雷矩を擒える。ウリャンハタの北伐に援軍を率いて参加、ミマンを討つ。インジャ東征中は留守を預かり、亜喪神を迎撃。ハヤスンの急逝を受けて西原へ赴く。


テヨナ【鑑子女】……小ジョンシ滅亡の際、インジャに直言して感心される。アネク・ハトンの侍女。


シャジ【往不帰・猛奮将軍】……宿将。南征中に受けた矢傷がもとで死去。


《キャラハン氏》

セイネン・アビケル【百策花】……ベルダイ右派に敗れ、インジャに投じてその盟友(アンダ)となる。知謀衆に優れ、神算鬼謀を以てズラベレン氏を降す。近衛軍(紅袍軍(フラアン・デゲレン))を統轄する。東原親征に従軍、即断にて光都(ホアルン)を落とす。


《ズラベレン氏》

コヤンサン【呑天虎】……ズラベレン三将の筆頭。勇猛にして豪放。神都(カムトタオ)では酒乱の悪癖が禍を招く。小ジョンシ戦で先鋒を願い出たが、四頭豹の策に嵌まり敗れる。南征で笑小鬼を擒える。神都(カムトタオ)包囲では象車を指揮。アルビンが獬豸(かいち)軍師であることを見抜いて、これを復帰させる。


イエテン・セイ【霖霪駿驥(りんいんしゅんき)】……三将の一。寡黙で冷静。南征で四頭豹の迎撃を予感する。北道の整備に従事する。


タアバ【旱乾蜥蜴(かんかんせきえき)】……三将の一。ひと言多い。北原の哨戒を担当。


《ベルダイ氏》

トシ・チノ【霹靂狼】……ジュレン部に追われ、インジャの山塞に投じる。インジャ即位に伴って「左王」となる。南征では第二軍を率いたが四頭豹に敗れる。東原親征に従軍。


チハル・アネク・ハトン【鉄鞭(テムル・タショウル)】……キハリ家の女将軍。二条の鉄鞭を操る。かつて密偵と誤ってインジャを捕らえる。山塞の戦で勇名を馳せる。インジャ即位に伴って、ハトンに冊立される。懐妊のため南征は不参加。嫡子ヴァルタラを出産。三后の一。


キノフ【天仙娘・天仙母】……医道に通じた女性。東原で諜報に従事。幽閉されていた鳳毛麟角を治療する。神都(カムトタオ)を攻略すると悪疫への対処法を進言。


サイドゥ【長韁縄(デロア・オルトゥ)】……霹靂狼の片腕。知謀の将。ベルダイ右派との戦で先知の才を見せる。


トオリル【百万元帥】……指揮統率に卓れる良将。献策するも容れられず、出奔してインジャに投じる。南征で碧水将を擒える。ウリャンハタの北伐に参加。


カトラ【隼将軍(ナチン)】……「双璧」の一。ウリャンハタの北伐に参加。東原親征では、北原で悟天将軍を討ちとる。


タミチ【(えん)将軍】……「双璧」の一。ウリャンハタの北伐に参加。東原親征では、北原で護教将軍を討ちとる。


ナハンコルジ【石沐猴(せきもっこう)】……胆斗公らと神都(カムトタオ)に赴く。ウリャンハタの北伐に参加。光都(ホアルン)に増援として送られる。三色道人東征を前に光都(ホアルン)を脱出。


ノイエン【飛天熊】……身の丈九尺の巨漢。ナーダムの奉納相撲で隼将軍を破る。インジャの身辺を警護する。


カナッサ【金写駱(アルタン・テメエン)】……写生に長ける。白夜叉の帰還に伴って東原へ派遣される。


《アイヅム氏》

コニバン【慈羝子(じていし)】……仁に富む好漢。獬豸軍師の計で山塞に降る。山塞の守将の一人。


《カミタ氏》

ドクト【癲叫子】……九尾狐と争っていたが、インジャに仲裁されて下山。歌楽に長じる。会盟にて歌う「奔馬(クラン)と戯れる」を作曲する。南征で皁矮虎を擒える。ウリャンハタの北伐に参加。神都(カムトタオ)包囲では竜梯を指揮。奸人を擒える大功を成す。


オノチ【雷霆子(アヤンガ)】……弓に優れる。ナーダムの騎射で優勝。奇人とともに打虎娘を救出する。ウリャンハタの北伐に参加。インジャの代官として東原に派遣される。神都(カムトタオ)包囲では鴉楼(あろう)を指揮。


《ドノル氏》

テムルチ【九尾狐】……オロンテンゲルの山塞を癲叫子と争った知将。山塞の守将の一人。南征で超世傑を擒える。


《イタノウ氏》

マルケ【白面鼠(シルガ・クルガナ)】……右派に追われるインジャ、アネクらを救う。山塞の守将の一人。アイルをダルシェに襲われる。南征で碧水将を欺く任を担った。神都(カムトタオ)攻略後、傭兵(ヂュイン)として防衛に携わる。


シズハン【小白圭】……連丘で敗れたインジャを迎えに行くよう白面鼠に勧めた佳人。アネク・ハトンの侍女。



■タロト部


マタージ・ハン【通天君王】……ジェチェンの第三子。インジャの盟友(アンダ)。祭祀儀礼に長じる。ウリャンハタ部に敗れ、インジャと行をともにする。タムヤを宰領し、広大な牧地を得る。タムヤ会盟にも参加。


ゴルタ……猛将。インジャの初陣を輔ける。左王。


マジカン【鎮山侯】……マタージの兄。連丘で火計に遭い、戦死。


ジェチェン・ハーン【メンドゥの妖人・大王】……前タロト部ハーン。ウリャンハタ部の奇襲で命を落とす。



■カムトタオ(ジュレン部)


イェリ・サノウ【獬豸(かいち)軍師】……大興の王族の末裔。人嫌いだが知謀才略は傑出している。招かれて山塞に投じる。ジョルチ部統一後、大権を授けられて断事官(ヂャルグチ)となる。タムヤ会盟にて駅站(ヂャム)の設置を進言。南征失敗の責を負って下野。神都(カムトタオ)にてアルビンと名乗り、呼擾虎(こじょうこ)や青面(ゆう)を欺く。またブギ・スベチに叛乱を唆してついに門を開かせる。呑天虎に発見されて、再びインジャに仕えることになる。


ハツチ【美髯公(ゴア・サハル)】……身の丈八尺。長髯を靡かせる好漢。呑天虎の酒乱がためにインジャに投じる。副使として西原に赴く。駅站(ヂャム)の整備を委される。


オガサラ・ジュゾウ【飛生鼠・五技鼠】……身も口も軽いが、異能の主。小ジョンシとの戦では四頭豹の策に嵌まり捕らえられた。ジョルチ部にて諜報を司る。ウリャンハタの北伐に参加。刺客に襲われた王大母を助けるべく聖医を呼ぶ。神道子らと光都(ホアルン)に潜入してまずは楚腰公、のちに鳳毛麟角を救出。三色道人の東制を受けて光都へ駆ける。


トシロル・ベク【豬児吏】……元役人。蓋天才たちと親しい。奸人に追われたが紅大郎に救われ、山塞に投じる。タムヤの民政を司る。


ゴロ・セチェン【蓋天才】……神都(カムトタオ)一の富豪。奸計に嵌まり獅子を頼る。ダマンの命が危ういことを予言する。神都攻略後、大臣兼守護官(タンマチン)となる。


サルチン・ドルチ【楚腰公】……商人。知謀衆に優れる。山塞の役敗戦後、光都(ホアルン)に難を避け、神箭将、奇人らと交わりを結ぶ。北伐中危機に陥った神箭将に舟を調達してこれを救う。東原にて「楚腰道」と呼ばれる駅站(ヂャム)を敷く。南伯造反により光都(ホアルン)に囚われたが救出される。神都攻略後、その元首となる。


ヘカト【鉄面牌(テムル・フズル)】……商人。寡黙。呑天虎と争った。奸人を諫めたあと、やはり光都(ホアルン)に出奔。北伐より撤退する神箭将に神都(カムトタオ)を囲む計略を示唆。また神都(カムトタオ)へ潜入し、数多の計略を成す。長者とともに鍾都(ハガム)を建設。神都攻略後、大臣となる。


カノン・ジュン【一丈姐(オルトゥ・オキン)】……長身の女丈夫。光都(ホアルン)に向かう途中、病大牛に襲われたが、神箭将らに救われる。白夜叉とともに中原に赴く。北原の叛徒鎮圧で活躍。神都攻略後、光都に代官として残る。三色道人東征を前に光都を脱出。


コテカイ【嫋娜筆(じょうだひつ)】……能書の佳人。笑面獺の怪しい行動を目撃する。南伯造反により光都(ホアルン)に囚われたが救出される。


チャオ【銀算盤】……商人。ミヤーンとは旧知の間柄。奸人即位の報を携えて山塞を訪れる。イシで衛天王の叛乱を助ける。



■ジュレン帝国(ウルス)


ヒスワ・セチェン【奸人・僭帝】……蓋天才の家宰であったが、これを陥れる。草原(ミノウル)に覇を唱えるため計略を練ったが、山塞に敗れる。セペート部と結んで神箭将の留守を襲ったが失敗。大院を廃して自ら皇帝(グルハーン)を僭称した。楚腰道を断ち、光都(ホアルン)を囲むも失敗。鉄面牌の策により全部族に向けて勅使を派遣したのちドブン・ベクを処刑、孤立する。東原動乱の末に神都(カムトタオ)を包囲され、ついに捕縛、処刑される。


スブデイ・ベク……奸人の従弟。閣卿の筆頭。強欲。「鄭王丞相大元帥」。笑面獺を登用して信任する。神都陥落に際して南原へ逃亡。


グルカシュ【呼擾虎(こじょうこ)】……カムタイ出身の将軍。奸人に認められてナルモント部攻撃の大将となったが敗れる。奸人即位後、復権。光都(ホアルン)攻略を指揮するが敗れる。軍制改編後は「神都公大将軍」。東原動乱では隻眼傑に加勢。神都陥落に際して自刎。


ダルチムカ【金毛狗】……ジャラート氏族長(ノヤン)。呼擾虎とともに光都(ホアルン)を囲む。「呉公前将軍」。癲叫子に討ち取られる。


ヒムガイ【青面(ゆう)】……顔一面に青痣を持つ。近衛大将。笑面獺の内通を疑って、これを討つ。南門を開いたブギ・スベチを討つが、戦死。


ムンヂウン……征東将軍。以下三将と同じく呼擾虎と反目する。神都包囲中、悪疫に罹患して病死。


ハラ・ドゥイド……征西将軍。神都包囲中、タイラントと争ってこれを刺殺したことにより刑死。


ブギ・スベチ……征南将軍。呼擾虎と青面鼬を怨む。ついに叛して南門を開き、獅子を導き入れる。青面鼬に討たれる。


タイラント……征北将軍。神都包囲中、ハラ・ドゥイドに刺殺される。



■ウリャンハタ部


《スンワ氏》

カントゥカ(エルケトゥ・カン)【衛天王】……二丁の戦斧を操る猛将(バアトル)。オロンテンゲル山撤退の際、その武勇を示す。ミクケルに叛旗を翻し、ドゥルガド台地でこれを破って即位。タムヤにてインジャと会盟。ともに南征軍を興したが、クル・ジョルチ部の侵攻により撤退した。その後、北伐を決して親征する。


ボッチギン【渾沌郎君】……衛天王を叛乱に踏みきらせる。「上屋抽梯の計」をもってウラカン氏を陥れるなど、卓抜した戦略の才を見せる。北伐ではシャガイ氏の開明派に戦術を授ける。


エミル・ガネイ【妖豹姫】……不思議な魅力を持つ娘。東原で諜報に従事するうちにイドゥルドを知ってこれと婚約。行方の知れぬ鳳毛麟角の所在を聞きだし、神箭将への帰参を勧める。黄鶴郎を助けて、碧睛竜皇への助力を訴える。


ヂュルチダイ……ミクケルの遺児。


シャギチ……フワヨウの甥。ミクケルの侍臣。亜喪神とともに去る。ウヘル山で奇人らに翻弄されてジョナン氏の人衆を逃がす。


ミクケル・カン……旧の大カン。衛天王に敗れて処刑される。


《カオエン氏》

ジュン・ヒラト【潤治卿】……オロンテンゲル山撤退を指揮。その後、政務を委されていたが、衛天王とともに叛乱。執政となる。


チルゲイ【奇人】……諸方で好漢と交わる。「カラバルの同士討ち」を画策、また「チェウゲン・チラウンの盟」を斡旋。山塞ではタムヤを落とす計略を出す。西原に帰って叛乱に参加、双城を得る。外交を担って「タムヤ会盟」を実現。また黒鉄牛の記憶回復に貢献。南征ではウヘル山に赤軍を破って打虎娘を救出する。北伐では王大母のクリエンに潜入して回天を佐ける。


アサン・セチェン【聖医(ボグド・エムチ)】……衆望を集める聖君子。ミクケルに囚われ、好漢をして蜂起させる契機となる。医療のみならず軍民両政に秀でる。黒鉄牛の記憶喪失について助言する。北伐では王大母の傷を治療して会盟を実現させる。


サチ【花貌豹】……男装の麗人。槍の使い手。ミクケルの冬営を焼いたほか、ドゥルガドの役で「寡をもって衆を囲む」奇跡的な用兵を駆使、自軍を勝利に導いた。神道子の妻となる。南征では第二軍を率いた。北伐ではタクネイを一蹴、のちに奇人の計に順って擬戦にて志士を驚かす。


カコ・コバル【|雪花姫《ツァサン・ツェツェク】……高潔有徳をもって知られる賢婦人。カオエンのアイルを守り、イシで「カンの猟犬」を退ける。ジョルチ部に使者として赴く。


タケチャク・ヂェベ【矮狻猊(わいさんげい)】……慧敏にして敏捷。常に斥候として軍の先を駆ける。


ササカ【蒼鷹娘(ボルテ・シバウン)】……知勇兼備の美しい女丈夫。鷹を調教する天才。ドゥルガドの役で醜面亀を射る。


ジュチ・クミフ【娃白貂(あいはくちょう)】……異能ある佳人。東原で諜報に従事。楚腰公救出に功があった。また笑面獺邸を探るよう勧めて鳳毛麟角を発見する。


クメン【笑破鼓】……常に笑みを絶やさぬ好漢。


ナユテ【神道子】……光都(ホアルン)出身。占卜に長じる。奇人と旅に出て、幾度もその異才をもって彼らを助ける。インジャの下に留まり信頼を得る。使者として西原に赴き、花貌豹と結婚。東原の青袍教徒の乱では、その実態を査べるよう進言。その後も東原にてインジャを佐ける。光都(ホアルン)に潜入して鳳毛麟角を救出する。インジャに光都の防衛についての懸念を伝える。


《ウラカン氏》

カトメイ【竜騎士】……「竜騎兵」を率いる勇将。小ジョンシを守るタムヤへ物資を輸送していたが、奇人の説得で密かに寝返る。叛乱に加わってイシを奪取する。


ムカリ【亜喪神】……喪神鬼の長子。戦斧の使い手。醜面亀とともに「カンの猟犬」と称される。ミクケルの遺児を奉じてヤクマン部に投じる。四頭豹と組んで赫彗星を陥れる。八旗軍の一、赤軍の大将となりジョルチ軍を破る。インジャ東征の隙を衝いて侵攻する。


フフブル……かつてアイルを預かっていたが、渾沌郎君の「上屋抽梯の計」に欺かれて、やむなく従った。


《ネサク氏》

シン・セク【麒麟児】……弓射を能くし、軍馬に劣らぬ速さで駆ける異能を持つ。叛乱において随所で活躍し、ドゥルガドの役ではミクケルの後方を衝いて勝利を決した。南征では全軍の先鋒となったが、超世傑の用兵に翻弄される。北伐では先鋒としてタイクン氏、ハヤクムなどを破る。


タクカ【知世郎】……奇策を得意とする麒麟児の参謀。地理物産に詳しく、戦場にドゥルガド台地を推す。酒に弱い。駅站(ヂャム)の整備に貢献する。


《カムタイ氏》

スク・ベク【一角虎(エベルトゥ・カブラン)・小虎公】……勇将。長槍の使い手。父を殺され、叛乱に参加。紅大郎の援助によってカムタイに入城。ドゥルガドの役でミクケルを捕らえる。クル・ジョルチ部の猛将ササウェイを屠る。南征では第三軍を率いた。


クニメイ・ベク【紅大郎(アル・バヤン)】……商人。豬児吏を救い、草原へ逃がす。タムヤ攻略の際、火薬を調達する。一角虎のカムタイ入城を「紅火砲」をもって助ける。西原の駅站(ヂャム)を整備。


イェスゲイ……工人。兵器製造に長け、紅火砲を生みだす。タムヤに渡し場を設け、イシの城壁を改良する。


《チダ氏》

カムカ・チノ【牙狼将軍(チノス・シドゥ)】……北辺を守る。北伐ではハヤクムを討つ。


《ダマン氏》

ヨツチ【急火箭・矮豹子】……直情径行。


《イシ氏》

ミヤーン……奇人と旅に出る。衛天王の叛乱を助ける。イシの民政を司る。黒鉄牛の記憶回復にも貢献。


イェシノル【瑞典官】……文官。西原の駅站整備に従事。


ヤムルノイ【鉄将軍(テムル)】……武官。謹厳実直。


ヤザム【素蟾魄(そせんぱく)】……平民の女。


ミアルン【白日鹿】……平民の女。



■マシゲル部


《カンダル氏》

マルナテク・ギィ(アルスラン・ハン)【獅子(アルスラン)】……瓊朱雀を娶る。内戦中、超世傑に攻められ一度は退けたが、黒鉄牛が策に嵌まり敗れる。その後、超世傑と和して、「チェウゲン・チラウンの盟」を結ぶ。かつてのタロト部の牧地を収めて即位。赫彗星を受け容れる。盤天竜と親交を結ぶ。インジャの危機を救って幕下に投じる。盤天竜とインジャの同盟にひと役買う。東原親征に従軍。神都包囲において最初に城内に突入した。


アンチャイ・ハトン【瓊朱雀(けいしゅじゃく)】……キハリ家の娘。野盗に襲われたが、蓋天才に助けられる。獅子に嫁ぐ。神風将軍に捕らえられたが、奇人のはたらきで獅子のもとに帰った。獅子即位に伴って、ハトンとなる。嫡子を出産。三后の一。


ベルグタイ【双角鼠(エベルトゥ・クルガナ)】野盗。額にふたつの瘤を持つ。白夜叉とともに東原へ赴く。


《ジャルム氏》

コルブ【迅矢鏃(じんしぞく)】……弓に優れる。ヤクマン部との戦で本隊と離れ、野盗になっていたが、奇人に会って獅子との合流を果たす。獅子即位に伴って族長(ノヤン)となる。


《クルベイ氏》

バラウンジャルガル【黒鉄牛(ハラ・テムル・ウヘル)】……ヤクマン部との戦では策に嵌まって同士討ちを演じる。その後、逃走中に崖から転落したところを盤天竜に救われる。記憶を失っていたが、奇人らにより回復、帰還した。白夜叉とともに東原へ赴く。赫彗星とともに光都の守備を命じられる。三色道人東征を前に光都を脱出。


《キライ氏》

ハリン【赫大虫】……瓊朱雀の側に仕える。インジャと盤天竜の同盟に尽力。白夜叉と意気投合して、ともに東原へ赴く。


《チャング氏》

ウチン【賢夫人(ボクダ・ウヂン)】……獅子即位後、族長(ノヤン)を説いてこれに帰順させる。瓊朱雀の側に仕える。盤天竜にインジャとの同盟を勧める。



■新ヤクマン部


《ジョナン氏》

ムジカ(クルゥド・ハン)【超世傑】……仁義に厚い。マシゲル部を攻めて、奇人らの力で勝利を得る。瓊朱雀を庇護し、のちに神箭将、獅子と「チェウゲン・チラウンの盟」を結ぶ。赫彗星をマシゲル部に逃がす。北軍を率いてインジャの南征軍を最前線で迎撃するも敗退、これに投じる。ジャンクイ即位後、諸氏の推戴を受けて即位する。


タゴサ【打虎娘】……超世傑の妻。男勝りの女丈夫。クルチア・スルデルを出産する。超世傑即位に伴ってハトンに冊立される。三后の一。


オンヌクド【奔雷矩(ほんらいく)】……インジャの即位を視察。


マクベン【皁矮虎(そうわいこ)】……直情径行。


アルチン【笑小鬼】……人を笑わせる術に長ける。


クルチア・スルデル……超世傑と打虎娘の子。


《セント氏》

アステルノ【神風将軍(クルドゥン・アヤ)】……迅速機敏。マシゲル部のチャテク家を攻める。カラバルの同士討ちのあと、留守地を接収して瓊朱雀を捕らえる。梁公主を憎み、赫彗星の亡命を援助。東軍の将。オロンテンゲルの山塞急襲を命じられたが、転じてインジャに投じる。超世傑即位を提案する。東原親征に従軍。第二次オハザフの役で先鋒として活躍。三色道人の出兵をオルドへ報せる。


《ジョシ氏》

カンシジ・ソラ【赫彗星・赫飛猴】……礫を得物とする赤髪の好漢。亡きハトンの族子。「赤流星」と称する精強な軍勢を率いる。梁公主に睨まれ、ダルシェと戦う。叛賊の汚名を着せられてマシゲル部に投じる。インジャにより牧地を与えられる。ウリャンハタの北伐に参加。靖難将軍を保護したことが北伐を成功に導くことになる。東原親征に従軍。オハザフにてジェジュを討つ。黒鉄牛とともに光都の守備を命じられる。


ゾルハン……軽騎部隊「紅き隷民(アル・ハラン)」の帥将。


《ガダラン氏》

キレカ・オトハン【紅火将軍(アル・ガルチュ)】……飛刀を操り、火攻を得意とする。和を尊ぶ仁者。叛賊となった赫彗星を匿う。西軍を率いていたが、碧水将の説得に応じてインジャに投じる。


《イレキ氏》

オラル・タイハン【碧水将軍(フフ・オス)】……礫と叉を得物とし、水攻に長ずる。赫彗星を発見するも、これを見逃して亡命を勧める。南軍の将だったが、ハラ・アビドに敗れてインジャに投じる。神都包囲に参陣。



■ナルモント部


《ムヤン氏》

ヒィ・チノ・ハーン【神箭将(メルゲン)・飛虎将】……奇人と交わり、旅に出る。光都(ホアルン)の前で一丈姐を救い、病大牛を降す。獅子、超世傑と「チェウゲン・チラウンの盟」を結ぶ。父の負傷で帰還。ハーンとなり、セペート部に出征するも失敗する。神都(カムトタオ)軍に囲まれた光都(ホアルン)を救い、隻眼傑を南伯に任命する。また北伐してセペート部を滅ぼし、金杭星を北伯に任命、司命娘子を嫁がせる。白夜叉を中原に派遣。北原に鍾都(ハガム)の建設を命じる。またついにインジャと会盟を果たす。隻眼傑の諫言を退けて造反を招く。インジャの助力を得てこれを討つと、ともに神都を包囲する。


キセイ【神行公(グユクチ)】……日に千里を行く早足のもの。


ゾンゲル【病大牛】……光都(ホアルン)近郊の野盗。神箭将に私淑する。近衛軍の将。白夜叉を慕って、その中原行に随う。


《サトラン氏》

ツジャン・セチェン【鳳毛麟角】……知謀に優れる。エルゲイ・トゥグの戦で見事な采配を振るう。撤退の際は殿軍を務めた。隻眼傑を警戒する。北伐では蕃民八旗を調略して勝利を呼ぶ。光都(ホアルン)へ向かう途上、消息を絶つ。光都落城の際に神道子らによって救出される。命は助かったが右脚が不具となる。神都防衛の任に就く。


《タラント氏》

モゲト【小金剛】……膂力衆に優れる。先鋒を任される。北原叛乱を受けて渡河、北伯と兵を併せる。


《アケンカム氏》

ショルコウ【司命娘子】……名将ベルン・バアトルの娘。文武両道の女傑。留守地がジュレン部に攻められた際、迎撃する策を立案した。北伐後、金杭星と結婚、北原に移る。鍾都(ハガム)の建設、および北道の開拓を進言する。


ゴオルチュ……ベルンの末弟。北伐の留守を預かる。イドゥルド罷免後、族長(ノヤン)となる。


ムバイ……信頼おける老将。


イドゥルド……ベルンの遺児。北伐後、族長(ノヤン)となる。天導教を調査していたが、すっかり教説に毒される。隻眼傑に投じて叛乱に加担していたが、妖豹姫と遇って改心。鳳毛麟角の所在を教えて帰参する。西原に放逐されるも妖豹姫と結婚する。


《オラザ氏》

ワドチャ……族長(ノヤン)の嫡子。獅子の知己。氏族(オノル)を挙げて神箭将を支援する。家畜の病に詳しい。鉄面牌とともに鍾都(ハガム)を建設。その後、北道の整備に携わる。


ミヒチ【白夜叉】……白面の女丈夫。命を受けて光都(ホアルン)、中原を歴訪。隻眼傑を観察して楚腰公に伝える。諸方で好漢と交わり、特に赫大虫と意気投合する。神箭将の代官として中原に派遣される。光都に潜入して鳳毛麟角を発見する。また神都に笑面獺がいることに気づく。


《ムルヤム氏》

シノン・コムト(ダルハン・バイン・ハーン)【隻眼傑(ソコル・クルゥド)】……イルシュ平原にて鼎目蛇を討ち、楚腰道を復す。神箭将の信頼を得て「南伯」となる。黒袍軍(ハラ・デゲレン)と称される精兵を率いる。鳳毛麟角に警戒され、四頭豹により種々の計略をしかけられる。インジャを警戒するよう神箭将に説く。ついに青袍教徒と結んで造反する。オハザフ平原で勝利してハーンを称する。その後反攻に遭い、三度の大敗。光都陥落の際に戦死。


ヤマサン・マシャ【笑面(だつ)】……隻眼傑の僚友で軍略に長じる。光都(ホアルン)の守備を委される。書庫に侵入したところを嫋娜筆に見つかる。隻眼傑の造反に呼応して光都を占領。敗北した隻眼傑を救い、宰相に任命される。光都陥落後、神都に投じる。東門の守将に転じたところ、内通を疑われて青面鼬に討たれる。


《セトゥ氏》

ブルドゥン・エベ【覚真導師】……バヤリクトゥの長子。ヒィ即位後、追放。四頭豹に育てられ、東原にて天導教(青袍教)を興す。神箭将を誹謗し、隻眼傑を推す。ジェジュ戦死後、疎まれてついに隻眼傑に殺される。


ジェジュ……ヒィ・チノとハーン位を争ったバヤリクトゥの近臣。四頭豹に拾われて計略の駒となる。第二次オハザフの役にて戦死。



■ヤクマン部


《ヤクマン氏》

ジャンクイ・ハーン(キタド・ハーン、カラ・ウナス・ハーン)……梁公主の産んだ男子。中華(キタド)名は「江魁」または「張魁」。諸王粛清後、皇太子に立てられた。トオレベ・ウルチ弑殺後、即位。実は四頭豹の子。


スーホ……財政に通暁し、税制を司る。


ウルイシュ……牧畜に詳しい色目人。


チンラウト……後宮に仕える宦官の長。


大スイシ……もとは西域の商人。四頭豹の計に従ってクル・ジョルチ部を動かす。また命じられて神都(カムトタオ)へ赴く。ハヤスンの急死にも関与。


小スイシ……大スイシの長子。讒言を好む。赫彗星のダルシェ征伐に軍監として参加、おおいに軍を惑わす。また大君を欺いてこれを侮辱。北原にて調略に従事する。


トオレベ・ウルチ・ハーン【英王】……梁と結んでジョルチ部を分裂させた。梁公主に惑わされて、ついに四頭豹に弑逆される。


《ウルハンク氏》

ゴルバン・ヂスン【三色道人】……東方守護の宿将。梁軍と兵を併せて光都へ侵攻。東原南半を治めて、河東公となる。


ドロアン・トイ……部将。


トウトウ……部将。


イヒトバン……部将。


ゴルバン・アンク……部将。


チャダ……隻眼傑への援軍として光都に在ったが離脱。光都陥落の因を作る。


耶律老頭【九声(おう)】……華語通辯。



■ボギノ・ジョルチ部


《インガル氏》

ハヤスン・コイマル・カン……カン。超然として俗事に無関心。上卿の傀儡と化している。上卿会議により廃されたが、王大母に庇護される。新生クル・ジョルチ部の大カンとしてジョルチ部などと会盟。暗殺される。


オグハン……族長(ノヤン)。元ハヤスンの側近。


《シュガク氏》

モルトゥ・バアトル【武神】……族長(ノヤン)。名将。武勇に優れる。奇人の説得に応じて王大母に投じる。上卿会議を討つべく軍を興してこれを追う。回天後、大将軍となる。ハヤスン急死の直後、やはり不審な死を遂げる。


《ブリカガク氏》

カンバル【黥大夫】……族長(ノヤン)。太師の旧友。部族の将来を憂えて献策するも黥罪を得て放逐される。その後、王大母に投じてカンの師傅(しふ)となる。癲叫子たちの出自を看破し、これと連携して回天を進める。回天後は司法官(ヂャサウル)となる。


エジシ【太師】……タムヤに住む学士。ムウチらを援助。小ジョンシ来襲の報を携えて山塞へ来る。中途より北伐に合流。靖難将の蒙を啓く。以後の戦略を示して、西原に安寧をもたらす。胆斗公の勧めによって帰郷、太師となる。黄鶴郎の言葉を通訳する。


《ゴコク市》

ガラコ【王大母】……族長(ノヤン)。大刀を得物とする女丈夫。禿頭虎に抗って独立、廃帝となったハヤスンを庇護。志士などを受け容れてクリエンを形成。これが回天の原動力となる。刺客に襲われたが聖医の治療により恢復、これが会盟実現の輿論を導いた。回天後は断事官(ヂャルグチ)に任命される。部族盟の改称をインジャに伝えるべく、中原を訪れる。


モルテ・ユムカ【賢婀嬌(けんあきょう)】……賢明なる麗人。上卿と対立した王大母に、廃帝ハヤスンを迎えるよう進言。これが尊王の気運を招いて回天に繋がる。回天後は監察官となる。王大母とともに中原を訪れる。


《シャガイ氏》

イトゥク【靖難将軍】……上卿に反発して、義勇軍たる「靖難救国社」を結成する。敗走して行き倒れていたところを赫彗星に救われる。太師の教導によって、北伐軍と会盟して上卿会議を打倒する方針に転向。回天後は近衛大将。東原親征に従軍。


チラウン……開明派の首魁。回天後、族長(ノヤン)となる。


《ヒズトゥ氏》

チャウン……ハヤスンに代わってカンに立てられた老人。回天後、「忠順公」に封ぜられて余生を全うする。



森の民(オイン・イルゲン)


ケルン・カン【金杭星(アルタン・ガダス)】……北の異族(ホイン・カリ)族長(ノヤン)。鎮氷河の女婿として奮戦。敗戦したあと、神箭将の招撫に応じて帰投。司命娘子と再婚して「北伯」に任命される。


ザシン・カーン【悟天将軍】……蕃王の一人。天導教の信徒。東軍動乱において最初に蜂起する。隼将軍に討ちとられる。


チャクバル・カーン【護教将軍】……ザシンの盟友(アンダ)。蕃王の一人。ともに蜂起する。鳶将軍に討ちとられる。



■放浪部族ダルシェ


タルタル・チノ【大君】……族長(ノヤン)。四頭豹に騙されて部族の自由と精兵を奪われる。


ハレルヤ【盤天竜・太極柱】……インジャ初陣の際、言葉を交わす。奇人に出会う。赫彗星を迎撃し、これをあしらう。イタノウ氏を襲ったあと、トオレベ・ウルチの次子オルカクを討ち取る。記憶のない黒鉄牛を助けたが、獅子と交わりこれを返す。大君に逆らって出奔、マシゲルに投じたのちにインジャと同盟する。


メサタゲ【活寸鉄】……盤天竜の幕僚。寸鉄人を殺す弁口の主。囚われた盤天竜を救出して、ともに出奔する。黒曜姫とともにオルドを襲った刺客を退ける。


シャイカ【黒曜姫】……黒衣の婦人。刺客。白夜叉たちに遇ってこれを救う。大君暗殺を画すも失敗、盤天竜たちと出奔する。インジャのオルドに仕える。東原親征の留守にオルドを襲った刺客を退ける。


ガリド……新たに大将に任命される佞者。四頭豹に寝返る。亜喪神とともにジョルチに侵攻する。盤天竜に討ち取られる。


トゥクトゥク……新たに副将に任命される佞者。四頭豹に寝返る。光都陥落の混乱の中で戦死。



■梁帝国(中華(キタド)


英宗……梁の皇帝。章宗の子。四頭豹とともに草原を手中に収めんと図る。


裴景国……章宗の勅使としてヤクマン部を訪れる。


魏登雲【鬼頭児】……征慮将軍。青龍刀を操る猛将。三色道人とともに光都を落とす。光都を珪州に改称して太守となる。


江奇成……平北将軍。七尺足らずの短躯。


卞泰岳【黒蟾蜍】……部将。


拓羅木公【矮飛燕】……部将。


秦元敏……文官。


江秀之……文官。


林孟辰【尸解道士】……怪しげな長身の道士。


石元正……征胡将軍。


柳広敏……平西将軍。


章宗……前皇帝(グルハーン)。トオレベ・ウルチを英王に封じる。江魁即位を受けて、裴景国を遣わす。



■ファルタバン朝


ファカール【征服王】……シャー。王朝の最大版図を実現。


イブン・シールッディーン……シャーの末弟。王位を狙う。


アリハン・イゲル【碧睛竜皇】……王太子。


セト・イジュン【黄鶴郎】……王太子の従臣。



紅百合社(ヂャウガス)


ハーミラ【吸血姫】……首魁。


カー【殺人剣】……将軍。剣技に長じる。女は斬らない。


ジャライル……将軍。長槍隊を率いる。


ペルポル【火焔郎君】……火薬の扱いに長じる。


クィアーム【黒智嚢】……吸血姫の参謀。



■その他


ドルベン・トルゲ【四頭豹】……テュルクダイ氏族長(ノヤン)と称する。奸智に長けている。小ジョンシにあってインジャらを苦しめる。撤退の際にはインジャを射て去る。ヤクマン部に現れて梁公主を籠絡、赫彗星を陥れる。丞相(チンサン)となり強大な権力を掌握。八旗軍を設置して、自ら白軍を率いる。実はジャンクイの父。ジョルチ軍に勝利を収めたあと、反転してトオレベ・ウルチを弑逆。ジャンクイを即位させて相国(サンクオ)となる。大君を欺いてダルシェの力を奪う。また南伯をはじめ東原へ謀計をしかける。東原動乱ののち、三色道人に光都を攻略させる。


梁公主……梁よりトオレベ・ウルチに下賜された夫人。四頭豹、亜喪神らと謀り、権勢を振るう。皇太子ジャンクイを産む。


ムライ・セクル【混血児】……クル・ジョルチ部タイクン氏の出自。デゲイの下にあったが、これを見放す。南原にて四頭豹に仕える。隻眼傑の麾下に埋伏して、ついにこれを叛乱に導く。東原動乱後、三色道人とともに光都へ侵攻。

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