アンドアンドロイド
突然祖父が死んで天涯孤独になった少女、西路彪子は自分の部屋を探検していた。
もちろん祖父が死んだショックはあったが祖父にとにかく前向きにと言われて育ったのでそれを実行していた。
祖父は天才科学者と呼ばれていていつも一人で研究室にこもり何かをしていた。
自分が死んだら全てやろうと言われていたのでバカでかい自分の家を初めて探索することにしたのだ。
「ミドちゃん、ここから先は慎重に行こう。」
彪子は付いてきてもらった友達に隊長気分で言った。
遠森ミドルは広大な彪子の家に何も言えなかった。
「やめた方がいいんじゃ」
少しそう言ったが彪子の耳には届かなかった。
2人で入った部屋には第一関門の書かれていた。
わしの遺産が欲しかったら全ての謎を解き明かせ、無理かもしれんけど
祖父からメッセージが書かれており負けず嫌い彪子はすっかり打倒おじいちゃん!と故人と戦う決意を固めていた。
「2人で頑張ろうね!ミドちゃん!」
手を取って熱い眼差しを向ける。
それから30分、2人は祖父が用意した数々の試練に挑んだ。
最初の10分でミドルは脱落してどこかに消えてしまったが彪子は諦めなかった。
最終関門と書かれた部屋に入る彪子、そこには人間と区別がつかないようなアンドロイドが座っていた。
「最終関門は将棋じゃ、そのアンドロイドに勝利せよ」
祖父の声が流れる
「わかったよ!おじいちゃん!」
音声に返事をしてアンドロイドの前に座る、そこには将棋盤が置かれていて彪子はコマに触れた。
そして叫ぶ。
「これってどう動かすんだっけ!」




