事務子とマイナ保険証の加算②
前回に引き続き「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」についてです。
今回は算定要件についてご紹介します。
この加算は1~3まであります。
初診時に取れるのは1と2です。
〈加算1〉
初診でマイナ保険証を利用しない患者さんに、月1回6点算定可。
3割負担の方でおよそ20円ほど高くなります。
2023年12月末まで取ることが出来る加算です。
〈加算2〉
初診でマイナ保険証を提示した場合。
もしくは他医療機関からから診療情報をもらった場合に1回につき2点算定可。
3割負担の方でおよそ10円ほど高くなります。
また、マイナ保険証を提示したけれども、情報が存在しなかった場合にも算定可だそうです。
〈加算3〉
再診の患者さんでマイナ保険証を提示しない患者さんであること。
問診やおくすり手帳、そのた健康情報を確認して診察した場合に月1回2点算定可。
3割負担の方でおよそ10円ほど高くなります。
2023年12月末まで取ることが出来る加算です。
マイナ保険証で保険の資格確認をしたが、医療情報の開示に患者さんが同意しない場合や、カードが破損・資格が失効して利用できない場合でも加算1と3は算定できるそうです。
また、オンライン診療や訪問診療・看護では算定できません。
ここからは私個人の感想になります。
こんな加算を設けてまでマイナ保険証を無理矢理広めるのはどうかと思います。
デジタル化の必要性は理解していますが、現行の保険証の廃止が決まったのが昨年6月ごろで、今年中に全医療機関でカードリーダー設置はあまりにも急すぎです。
5年ほどかけてじっくり準備していく必要があるものだと思います。
本当に便利で必要なものならこんな加算を設けたり、ポイントで釣る行為をしなくてもやるのではないでしょうか?
まだ半数の医療機関でしか稼働していないのに、大規模なシステムトラブルが私が把握しているだけで2回も起きています。
カードリーダー設置により、PCが落ちやすくなり診療に影響が出ている病院があると知人から聞いたこともあります。
人の命がかかっている以上、やるのなら時間がかかってでも確実に稼働するシステムができていから広めて欲しかったです。
次回は5/14投稿予定です。




