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事務子と年末年始

年内最後の投稿です。

12月は師走と言われている通りとても忙しい月です。

医療機関ももちろん忙しいです。

今回は医療機関の年末年始についてお話しさせていただきます。


クリニック(もしくは外来)の場合ですと年末年始の準備は大体10月から始まります。

薬の処方日数の調整をしないといけません。

2~3ヶ月処方の方もいらっしゃるので、10月から年末年始の休診日のお知らせをしていきます。

定期的に検査や注射などの処置が必要な患者さんも年末年始に当たらないように受診日を調整していきます。


そして12月になるとこの調整した患者さんがいらっしゃるので、非常に多くの患者さんがいらっしゃいます。

また、今年のうちに気になることは済ませたい為か初診の患者さんや久しぶりの患者さんも多くいらっしゃいます。


年末が近づくことに不安を感じる患者さんも一定数いらっしゃるので、そのような患者さんから頻繫に電話が来ます。

よくある電話の内容としては

「いつまで(いつから)病院はやっているの?」

「年末年始に薬が足りなくなったらどうしたらいい?」

「年末年始に具合が悪くなったらどうしよう」という問い合わせが多いです。

受診の必要がない方は電話である程度話を聞くと安心されますので、本人の気が済むまで何回でも付き合います。


そうして年末を迎え年が明け、病院も診療が始まると更にカオスな状況になります。


年末年始に不安が爆発した患者さんがいらっしゃったり、電話で開いているのかという問い合わせが非常に多く掛かってきます。

また、年末年始で病状が悪化していたり、初診の方でも体調が悪いのを我慢していた状態でいらっしゃって入院になる方も増えます。

もちろん、病状が思わしくない方には事前に対処法を話し合ったり、紹介状を作成して何かあった際は救急受診するよう伝えていますが、知らない病院に行きたがらなったり、年末年始は家で過ごしたいと思う方もいて我慢してしまうらしいのです。

年明けは年末年始に入院した患者さんの問い合わせや役所からの問い合わせも多く、書類に埋もれるくらいの仕事量になります。

大体2週間程で落ち着いて来るので、この山を越えると今年の正月も乗り切った!という思いになります。



救急の年末年始は大忙しです。

救急しか病院が開いていないため、患者さんが殺到します。

早くても2時間は待つことが多いです。

待ち時間が長いため、「早くしろ」と言われたり罵声を浴びせられることもあります。

また、長期休暇中は普段運転しない方が車やバイクを運転する為か交通事故が多いです。

皆さん、運転をする際は是非気を付けて下さい。


事務的なトラブルで多いのが保険証忘れによる自費支払いです。

帰省や旅行で来ている中での受診で保険証を持ってきていない方が多いです。

保険証の原本が確認できなければ10割で頂かないといけません。

私の勤務先では、手持ちが無ければ一筆書いて頂いて、後日支払いに来るか銀行振込をお願いしています。

しかし、楽しい旅先で普段受診するより高額な支払いを求められることが不愉快なようで、後日払いの説明をしても、損をさせられていると思い込まれ納得しない方が一定数います。

正直申し上げますと、保険証を忘れたあなたが100%悪いんですよと言いたいです。火に油を注ぐだけなので言えませんが。

遠出をする際は必ず保険証をお持ちください。本当にお願いします。


そして正月が明けてひと段落かと思いきや、クリニックや他の病院から入院依頼や緊急の患者さんが搬送されてきます。

もちろん、通常の救急受診の方もいらっしゃるのでバタバタしています。

成人の日まで救急は大忙しです。


このように年末年始の病院は過ぎていきます。


気になる症状がある方は年末を迎える前に早い段階で来て頂きたいですし、お休み中に救急受診するべきか迷う方は、消防庁の救急相談の窓口もありますので先にそちらで相談して頂ければ助かります。

もちろん、緊急時は遠慮なく受診して下さい。



今年の投稿はこれで終了です。

沢山の方にお読みいただけた1年でした。皆さんありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。


次回は1/8投稿予定です。

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