事務子とコロナ③
コロナ回最後です。
タイムリーな話題でもある為、感情的になって書いてしまいました。
読みにくいかもしれませんが、一医療従事者として(事務員ですが)の気持ちをそのまま書くことにしました。
今回は今年に入ってからと現在までを振り返ってみます。
年が明けてもコロナは収束せず人々の気も緩んだままです。
相変わらず感染症対策も巡り患者さんとのトラブルは続いていますが1年もこの様な事が続くと慣れてきました。
暴言を吐かれてもダメージをそんなに受けにくらいには言われ慣れたのだと思います。
そんなトラブルも余裕で対応出来るようになったころ、オリンピックの開催という恐ろしいニュースを耳にしました。
感染拡大し病床が全国的に不足する中、国の現状とかけ離れたことをするなんて・・・。
これにより、ますます感染症対策をする人は減ったのではないでしょうか?
今年に入ってから患者さんの感染や濃厚接触者になった人が明らかに増えてきてより危機感を持って仕事をしていますが、多くの方は「オリンピックもやっているのになんで外出してはいけないのか?」
「いつまで我慢しなければならないのか?」と思っているでしょう。
私自身も、医療機関で働いていなければ同じように思ってもしかしたら旅行なんてしていたのかもしれません。
しかし本当に大変な状態が続いているのです。
この前も、コロナを受け入れている病院はもっと受け入れるようにとの通達で他の疾患で治療している患者さんのベットや人手がより取られ、病院に通院している患者さんも受診できなくなってしまいました。
新たに入院や診察が必要になってもコロナ患者さん優先の指示に従わなければならない為、言い方は悪いですが切り捨てることになっています。
病気はコロナだけではないのです。コロナの治療だけすることが、より多くの命を救うことになるのでしょうか?
保健所が濃厚接触者の特定ができなくなっている今、コロナの対応について今一度見直すべきではないでしょうか?
私が今働いているところはコロナ専門ではありませんが、入院する方を出さないように、患者さんがコロナにならないように気をつけていますが、医療従事者の努力でどうにかできる時期はとっくの昔に過ぎたと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。本当はもっと書きたいことがあるのですが、仕事がとても忙しくなってきたため(コロナのせいで)ひとまずここで終わりたいと思います。




