事務子とコロナ①
今月はコロナについて書きたいと思います。
世界中を混乱に陥れているコロナウィルス。日本で感染が確認されてから約1年半が経過しましたが、いまだに収束の兆しが見えません。
怒涛の日々が続いていますが、何も進まない今、私の1年半の仕事を振り返っていこうと思います。
あくまでも医療事務としての視点になりますので、不快に思われる方もいるかもしれませんが、読んで頂いた方に少しでもコロナについて違う視点から考えるきっかけにでもなればと思います。
まずは、国内での感染が確認された昨年2月あたりから初めての緊急事態宣言が出た辺りを振り返ってみます。
世間ではドラッグストアからマスクやアルコール消毒製品、ハンドソープなどが消えた頃、医療用のマスク・アルコール消毒液が業者から購入できなくなりました。
これらはどの診療科でも毎日使う消耗品であり必需品です。特にアルコール消毒液は患者さんの処置(注射なども含む)に必ずないといけません。
院内の消毒にもいつも以上に使います。しかし流通しなくなり購入できません。
ではどうするか。国からは高濃度のアルコール飲料で代替するようにとの通達がきました。
戦時中でしょうか?しかしそれもスーパーなどで買いに行かなければならず、もちろん一般の方々も購入していきます。買えたとしても、無くなるころにまた入手できるのか。患者さんに必要な処置ができるのか。当たり前にできることが出来ず患者さんの容態が悪くならないか。毎日が恐怖でした。
マスクはアルコール以上に手に入りません。仕方なく布マスクを作るために布を買いに行きましたがほとんど売り切れており、なんとか2mの白っぽい色のを購入することが出来ました。
レジの方が親切に作り方やゴム部分の代替になるものを教えて頂いたりしたおしゃべりの中で、私が医療機関で働いていること、使い捨てマスクが手に入らず布を買いに来たことを話すととても驚かれ「医療従事者の方に使い捨てマスクがいくと思って私たちは布マスクを自分たちで作って我慢しているのに実際には行き渡っていないなんて・・・」と心配し、国の対応の遅さに怒ってくれました。
患者さんマスクを手に入れることが出来ずそのまま入室する方も多いため、仕事の合間に紙マスクや布マスクを製作していました。
そして作ったマスクを患者さんに配りながら感染症対策に協力してもらうよう1人1人に声掛けをしていきました。
感染者がどんどん増え、医療従事者が差別されるというニュースが増え、私もいつ感染してしまうのか不安定な日々が続く中、とうとう緊急事態宣言が発令されました。
次回は緊急事態宣言中から年明けまでについて書いていきます。




