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奴隷と結社の輪舞曲  作者: 食物名団.鯖
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七話 事実

あらすじ

意外とクロノア、女性経験って物がないのよ(笑)

by リズ

ファルファレルロ。ロロにはその言葉が引っかかる。



「クロノアさん…ファルファレルロ、とは何ですか?」

「ああ…俺達の敵だ。敵対結社『マレブランケ』の十三人の悪魔の四天王の一人さ。」

「そしてファルファレルロは……俺とリズの人生を変えた。死んだ仲間のためにも、俺達はファルファレルロ諸共マレブランケを粛正しなくてはならん」

「そうね…」



ファルファレルロに新たな敵に、色々と新しい単語が出てくる。ロロは追いつくのに必死だ。



「えっと…つまり、皆さんは…??」

「ロロちゃん、聞いて驚くな!俺達は秘密結社『竜の爪』!!」

「……といっても、あまり大したことはないんだがな。秘密結社なのに人数募集してるし。」

「竜の爪……??」



また新しい単語が出てくるので、ロロは思考停止寸前になってしまう。



「えぇーっ……」



倒れそうになるロロをクロノアはしっかり受け止める。それを見てシザンはニヤリとほくそ笑み、挑発気味に



「そうかクロ……DT(童貞)の癖に女たらしか……フヒヒw」



と言う。見事に引っかかるクロノア。



「五月蝿いな、シザンはどうなんだよ!犯ったことはあんのかよ!」

「ん…………あるぜ///」
















「「えっ」」

「すまんクロノア……新人の時の約束は守れなかったぜ!いやぁー、人生やって見るもんだな!世界観が変わってしまったぜ!HAHAHAHAHA」



がっくりと膝から崩れ落ちるクロノアはまるで朽ち果て倒れる案山子の様だった。



「あらあら…ご主人様が倒れちゃったわよ?ロロちゃんはどうする?たたかう?逃げる?じゅもん?それともぼうぎょする?」

「ええっと……じゅもんを使いたいです。」

「せんとうようの じゅもんを おぼえていない!!」

「なんなんですかっ!!偉大なるゲームの台詞を使えばいいってもんじゃないんですよ!私はシザンさんに聞きたいことがあるんです!

「ほう、言ってみろロロちゃん」

「え、えと、だ、誰としたんですか?///」



シザンは照れている。そして横にいたリズもあのボケから一転して顔を染めている。まさかと思ったロロは



「ま…まさかシザンさんのお相手って…リズさんっ?!」

「ああ……リズとした時があるぜ…こう見えて付き合ってるし。なあ、リズ?」

「ええ、そうね…ってこれものすごく恥ずかしいんだけど…はは」

「だからお二人共一緒に住んでいるんですね…はっ!!」



ロロがそこまで言うと、急にモジモジし始める。それをリズは見逃す訳がなかった。彼女の目が光り輝く。



「もしかしてロロちゃん、クロノアと一緒に住んでいるのに?」

「は、はわっ、違います!違いますぅ!」

「どうしたロロちゃん、そんなに取り乱して(笑)」

「シザンさんまで……もー知りませんっ!!りあじゅうは忌むべき存在ですっ!!」

「とか言って、近々一緒になるんでしょ?クロと」

「…………リズさん、きらいですっ……」

「おいリズ、その位にしておけ。あんまりロロちゃんを苛めるんじゃない」

(あー、おもしろかった)




しばらくしてクロノアが意識を取り戻す。

「リア充死すべし…」

次回、明日。

頑張るZE。

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