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奴隷と結社の輪舞曲  作者: 食物名団.鯖
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六話 確証

あらすじ

なんかクロノアが俺の隠れ家に来たんだが(汗)

by シザン

ロロに自分の仕事のことを伝えるため、クロノアはロロの目を見て、



「よく聞いて欲しい…今からする話は全て真実だ。」



と言う。真剣に話をしようとするクロノアの目を見て、ロロは頷く。



「あのな………実は俺、魔法使いなんだ………」










その瞬間、時が止まった。







しばらくして、ロロが閃く。



「……あっ!そういえばクロノアさん、私を買った日、しなかったですよね?」

「うん、いきなりは可哀想だったから」

「それを踏まえて、クロノアさんは魔法使いですよね?」

「そう…だな」

「クロノアさん…DT(童貞)だったんですか………///」



二人の会話を聞いていたシザンは腹を抱えて笑っている。どうやらクロノアの国語力の無さが彼の笑いのツボに見事にはまってしまったのだろう。



「ど、どどどDT(童貞)ちゃうわ!そっちの方じゃない!マジック、黒い魔法だよ!」

(ロロちゃん……相当調教されたんだね……可哀想に…)

(クロノア、国語力ねーなw)



一瞬の沈黙の後、リズがクロノアを



「クロの言ってる事は本当よロロちゃん。クロ……犯ったこと無いのよ。」



と、彼女なりのフォロー(?)を掛けるが、あまり効果がないようだった。



「アッハイ、メラトカ、ファイヤトカノアレデスネ。ライジン=ジツデハナイヤツ」

「ロロ、信じてる…?信じてると信じて、メラとか、ファイヤの方だ。俺はそれを生業としていて、とある結社で雇われている…って感じかな」

「俺は闘士。ウォリアーと言ってね、頭を使う事より殴ったりする事が多いのさ」

「私は錬金術を得意としてるの。だから素材が集まれば何でも作れるのよ。人の生命とかそういう類のものは難しいけど」



個人個人の能力の詳細を聞いて、ロロは羨ましいと思っている。自分には特技とかそういう物が無いと感じていたからだ。



「この世界に入り込むと、必ず何か能力に目覚める。ロロだって能力に目覚める筈さ。」

「能力………でも私、何が自分に合っているのかが分からないんです…」

「ロロちゃん、焦らなくていい………自分に合った能力をじっくり見つけて伸ばしていけば、それが自分のスタイルとなるのよ…」

「ああ。リズの言う通り、じっくりと考えてみろ。俺は闘士一筋だったがな!」

(私にも……何かあるのかな…?)



実は、ロロには潜在能力という物がある。クロノアはそれを見抜いていた。



(実は、ロロには内緒なんだが……あいつには秘めている力がある。『魔力』だ。あの子からは魔力が感じられるんだ。だから魔法の修行をすれば、もしかしたら俺を超えるかも……)

「あ!思い出した!クロ、私から言っておきたいことがあるの」


リズは、結社から伝言を預かっていることを思いだす。



「ん、言っておきたいこと?何だ?」

「うん………実は…ファルファレルロが動き出したわ。」



次回、明日っ!

さいきん、腰いたい…

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