第一話 干渉人の引受と勇者の旅立ち
2週間と3日ぶりの投稿
※別のところで投稿しているため違いをつけるためセリフの一部、一部のキャラクターの名前が変わっていますが気にしないでください
シャーク異次元省異世界干渉局
ここに一人の男が訪れた
彼の名前は『弓川伍郎』
シャーク海軍のある隊に所属する半機械の軍人(ちなみに階級は一級准佐)
性格は真面目で冷静で行動力もあり、学力は機械的にも人間的にも良い
そして、なぜ彼がここを訪れたかというと
局長室前
『コンコン』
「はい」
「弓川です」
「どうぞ」
「失礼します、アパト局長」
「よく来てくれた、弓川くん」
「どういった、要件で」
「うむ、実は君に異世界干渉人の仕事を引き受けて欲しい」
「またその話ですか、その話は何度もお断りしてるはずですが」
「いやいや、私は弓川くんの力と家の力を見込んで頼んでいるんだ」
「それはあまり使いたくないと言いましたが」
「本当に駄目かね」
「えぇ駄目です」
「そうか・・・」
「それでは失礼しました」
弓川が部屋を出ようとしたときアパト局長が大声でこう言った
「残念だな~その世界では君の部下に“幼女”を就けようと思ったんだがな~」
「引き受けましょう」
言い忘れたこの男ロリコンである
「あれ、引き受けないんじゃないの」
「いや少し考えてたまの暇つぶしには良いんじゃないかな~っと思いまして
「じゃぁ引き受けてくれるの?」
「えぇ」
「じゃぁこの引受承諾書にサインを」
『サラサラ』
「拇印でいいですよね」
「あぁ・・・OKか?」
「はい、っで出発は?」
「君の準備が出来てからでいい」
「では後ほど」
そういい弓川は部屋を出た
『ガチャン』
「・・・はぁ~(弓川を使うときは幼女をうまく利用しろっとDJ君が言っていたがここまで効果があるとは)」
とため息をつきつつそお思うアパト局長である
シャーク領ガスラン諸島ガスラン島北部海軍第4艦隊隷下独立第1陸海空戦闘隊本部基地
『ガサゴソガサゴソ』
「あれ?弓川さん、どうしたんですか部屋を引っくり散らかして」
「おぉ、エトセトか、いや何異世界干渉人仕事を引き受けたんだ」
「えぇ!珍しいですね、弓川さんが干渉人の仕事を引き受けるなんて」
「幼女が居るとこ所ならどこでも」
「あっああ」
弓川に向かって苦笑いするエトセトそしてもう一度言うがこの男弓川は、ロリコンである
「じゃっエトセト大尉、暫く留守にするから後宜しくなな」
「行ってらっしゃい」
再び、異次元省
「準備は・・・」
「できました!」
「そっそうかじゃぁ転送装置に乗ってくれ、姿勢を正せ曲げてると猫背になるぞ」
「速く転送してくれ」
「わかった、転送開始!」
「異世界座標PW21324-3422!転送開始!」
『ウインウインゴォォォォォォォォォ』
「それじゃ頑張ってねぇ」
とある確定歴史世界、湖の村・レイク、勇者・ミリアの家。
「ミ・・・ア・・・リ・・ミリ・・!・・ミリア!起きなさい!」
「はっはいいいい!」
「今日でしょ!王様に謁見するの!もうお城の兵士さんが迎えに来てるよ!」
「あっ!そうなの!もうそんな時間」
「急いで準備しなさいよ」
「はーい!」
私の名前はミリナ、地上界の湖の村・レイクに住む15歳の少女。
実は私は勇者として生まれたのです、両親から話を聞いたときはびっくりした時もありました。
しかしまぁ気にしないで生きてきました。
しかし、時間は流れていき今日、王様へ謁見しに行く日です。
「準備できたぁ?」
「うん、それよりお母さん、父さんとアルノルトは?」
「あの人は、村長さんのところに行ったは、アルノルトは・・・たぶん遊びに行ってるんじゃないの?」
「そう」
「勇者様!準備は出来ましたか!」
「えぇ」
「ではお乗りください!」
「えっ!ちょっちょっと!」
そう言うと迎えに来た、女性の兵士は勇者を馬車に押し込み、馬車を発車させた。
「王様に失礼の無いようにね!」
母は自分の娘が無理やり馬車に押し込められた事は気にしてないようだ。
地上界の王・ダント5世の城・グランドキャッスル
馬車に揺られること1時間ちょっとして地上の王・ダント5世の城についた。
謁見の間に着くと跪いて王の入室を待った。
5分弱して王が謁見の間に入り王座についた。
「おぉ勇者よ、よく来てくれた表を上げ」
そう言われミリアは顔を上げた
「勇者よ、本当によく来てくれた・・・そちの使命を忘れとらんか?」
王は勇者に問うた
「はっ、・・・六十数年前に冥界へ侵攻した魔王軍を倒し魔王を倒すことです」
「そうじゃ、儂の曽祖父の時代から続いてきた長い長い戦争、そなたは、それを終わらすために産まれてきたと言っても過言でない」
地上の王、ダントの話は続く。
20分ぐらいかそれ以上かダントの話は続く
「最後に勇者よ、そちにはまず、天界に向かってもらたい」
「天界にですか?、なぜ?」
「天界の女王・サマリタンから書簡が届いてな、そちに紹介したい人物かおるとのことじゃ」
「分かりました」
「それと、天界まで一人では無用心じゃろ、天界に向かう道には近頃、野盗が出没すると言われとる、地上界一の者たちを集めた、入りなさい」
『ギギィーダン』
「我々地上界が誇る者たちじゃ」
「戦士のゼキアスだ、よろしく勇者様」
「傭兵のアギリだ」
「僧侶のアッアメリアですです!...」
「ゼキアスは城一の剣豪じゃ、恐らく地上界では剣の腕で彼の右に出るやつはおらんじゃろ」
「アギリは傭兵ランキング一位、傭兵賞金王10年連続一位の凄腕じゃ、さらにサバイバル知識にも長けており、旅の助けになるじゃろう」
「アメリアは地上界大教会枢機卿殿の推薦の僧侶じゃ、回復魔法ならなんでもござれじゃ」
「よろしくみんな!」
「こっちこそよろしくな、勇者様」
「世話になる」
「こっこちらこそよろしくお願いします、勇者様!!!」
「あっ勇者様って呼ばなくていいよ、普通にミリナでいいから」
「了解、ミリナ」
「了解した」
「はっはい!ミリナさん」
「・・・」
湖の村・レイク 勇者の家
「ただいま」
「あらおかえり王様に失礼なかった!?」
「うっうん」
「あれ?後ろの方々は?」
「あっああ、えっと紹介します、戦士のゼキアスさん」
「初めまして、ミリナのお母さん、戦士のゼキアスだ」
「こちらが傭兵のアギリさん」
「アギリです」
「でっ僧侶アメリアちゃん」
「アメリアです!」
「あらあら、ようこそミリアの母です」
と和気あいあいと?母と仲間たちの会話は続いていった。
そしてミリアが本題を話し始め・・・。
「そう、天界に行くことになったのね」
「うん」
「・・・?!そう言えば天界には、リック君が居たわね」
「リック君?(どこかで聞いたことあるな?)」
とゼキアスが母に言った
「昔、この村に住んでいた短命族の天使さんよでもお父さんのお仕事の関係で2,3年前、天界に戻っちゃたのよ、そう言えばリック君が引っ越したときミリナしばらく部屋に引きこもりってばっかりだたけ」
「ちょっ!ちょっとお母さん!」
「(はは~んなるほど)」
「(ミリナさんにもあったんですね~)」
「(速く天界に行きたい)」
とニヤニヤする二人と速く天界に行きたい一人
そして、母と仲間が話し続けて少しして
「「ただいま」」
二人の男が帰ってきた
「あらあら、お帰りなさいあなた、アルノルト」
「おや、お客さんか?」
「あ~戦士のゼキアスさんだ!」
「おっ!坊主俺のこと知ってるのか!?」
「うん、王城最強の戦士さんだってクラスの奴が言ってた!」
「ほーそうか」
「ところでお父さん、背中に背負ってる物は何?」
「おぉ?これか、これはなお前のために知り合いの刀鍛冶に作ってもらった、剣だ」
そお言いながらミリナの父、ファザックは背負っていた鞘を包んでいた布の封を解きながら言った
「あっありがとう、お父さん!」
続いて弟のか前に出てきて
「姉ちゃん、これ持っててくれ!」
アルノルトはミリナに小袋を渡した
「これは?」
「教会の司祭さんに、頼んで作ってもらったお守り!持ってて」
「・・・ありがと!」
ミリナはアルノルトにニカっと微笑んだ、目にはほんの少し涙があった
「さっそろそろ行くか」
ゼキアスがそう言うと父が
「いやいや、今日は、もう遅い今日はここで休んで行きなさい、最近では天界に向かうための塔に行く街道に野盗が出るって言うからな」
「そういや~王様が言ってたな」
「じゃぁ、お言葉に甘えて」
アメリアは賛同した
「(結局、今日はほとんど進展しなかったな~)」
「じゃぁ今日はご馳走作るは」
「わーいご馳走」
少し旅路が遅くなったが勇者達はミリナの家でご馳走を食べ明日に備えた・・・。
さていよいよ次回、天界に向けて出発です
簡単な主要キャラクターの説明
ミリナ・アンタレス 女・15歳・勇者
湖の村に生まれた勇者
華奢だが腕力はものすごく機動力もある
ゼキアス・クロード 男・38歳・戦士
地上界を統べる王の城に所属する戦士
地上界で彼の右に出る奴はいない
無精ひげがトレードマーク
アギリ・レジスタン 男・27歳・傭兵
地上界一の傭兵
最年少の賞金稼ぎ
傭兵仲間からはロリコン扱いされている(本当にロリコンかは真偽は不明)
アメリア・ローズ 女・19歳・僧侶
地上界大教会枢機卿の孫
回復魔法が得意が攻撃魔法は護身程度
弓川伍郎・男・16歳・海軍軍人
シャーク海軍の体のほとんどが機械の軍人
機械で色々強化されているのでシャーク軍で彼の右に出るやつはいない