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巻き込まれ弟の異世界記  作者: 遊羽
3/10

人化グリフォンと厄介事の予感

とりあえず誤字はないように気をつけていきます。文法のミスは指摘して下されば幸いです。

俺は初めて『神々しい』という言葉にふさわしいモノを見つけた。


色白い肉体、触らずとも分かる張りのある肌、俺の手のひらにちょうど合うような小振りの双丘、ほっそりとしたくびれ、そして産毛すら見えぬパ「はっ!?俺は何を!?」


「ヒカゲ様、どうかした?」 


「は、裸じゃないか!?服はどうした?」


「・・・どこ?」


「どこ!?・・・もってないの!?」


マジで!?持ってないの!?


「うん」


「うん!?・・・はぁ~これを着てて」


はぁ~、Tシャツ渡しとくか・・・


「ヒカゲ様」


ん?


「なに?」


「ヒカゲ様、裸、恥ずかしい」


はい!?何言ってんのこの子!?


「服着ないとダメ!」


「いや、いやいやいや。あなたが裸だからですよ?」


「わたし、服着なくても大丈夫」


「いや、ダメでしょ!!」


「わたしグリフォン。」


そうでした、この子グリフォンでした


「はぁ~」


「ヒカゲ様、どうしたの?疲れた?」


瞳は純粋なのに言葉に悪意を感じるなぁ。とりあえずどっかの国に行かねば・・・


「この近くに人間の街ってある?」


「ない、村ならある。」


「じゃぁ、そこに行こうか。」


「わかった。」


「・・・」


「・・・」


・・・ん、なぜ無言?


「あぁ~シュラさん?案内してくれません?」


「わたし、場所知らない。」


はい!?知らないの?


「えっと、・・・どうしようか?」


「森でる?」


「とりあえず、そうしようか。」


ここがどこかも分からないし・・・


「となりの森まで3キロぐらい」


はい!?となりの森!?


「あの~ほかの道は?」


「反対側にもあるよ?えと・・・恵みの森?だったかな」


まじか、どんだけ森あるんだよ!?脳内地図じゃそこまでないんだけどな・・・


あ、何か今更新された気がする


『すみませ~ん、それ300年前のでした~テヘッ』


はぁぁぁぁ!?ふざけんなー!!


ってか、300年で森広がりすぎてない?ここから半径30キロぐらい森なんだけど・・・


「じゃぁ、一番近い道を案内してね」


「ん、わかった『解除リセット』」


「えーと、なんでグリフォンに戻るの?」


「飛んだ方が速い」


・・・・・・で、ですよね~。わかってましたよ、もちろん。


(ヒカゲ様、飛びます)


シュラが軽く助走をつけ勢いよく空に飛び出した。


あぁ、風が気持ちいいな。空を飛んでるというより走っているという感じだが・・・


「この調子で飛ぶと2,3時間で森を抜けられそうだね」


(ヒカゲ様、もっと速くできます)


「いやこのままでいいよ。もう少しこの空気を楽しみたいし」


異世界に来て初めて良かったと思えたな。


『せりゃぁぁぁぁぁぁぁ!』


なんだ今の叫び声は!


(30m先森中で馬車が襲われてる。ヒカゲ様、どうする?)


「そっちに向かおう。知らぬ振りは寝覚めが悪いからな」


(りょうかい)


シュラが翼を傾けだんだんと高度を落としていった


初異世界人だな、楽しみだ。





次は戦闘パートです

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