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巻き込まれ弟の異世界記  作者: 遊羽
10/10

勉強会!

やっと終わりました・・・

それからリリアナとの勉強会は長らく続いた。


「あ、あのリリアナと呼んでいただけませんか?」

「わかった。じゃぁ、リリアナもヒカゲと呼んでくれ」

「いえ、それは・・・ヒカゲさんじゃだめですか?」

「それでいいよ」


【世界について】

「アリスフィアの軽い成り立ちを説明しいたいと思います」

「あぁ、よろしく」

「この世界は2柱の姉妹神によって作られました。女神アリスと女神ソフィアです。姉である女神アリスは心を重んじ個々がそれぞれ違う特徴を持つ4種族をおつくりになりました。一方、妹である女神ソフィアは力を重んじひたすら強さを求める1種族をおつくりになりました。女神ソフィアの造った魔族は他種族に侵攻してきました。私たち人族を含めた4種族は圧倒的武力に叩き潰されました。そこで、女神アリスは5人の勇者をこの世界に召喚なさりました。勇者は魔族を軽くあしらうことのできるほどの力を持っていました。勇者は魔族を大陸の西側に追い詰めました。あともう少しで滅ぼせるというところで女神ソフィアは大陸を割り魔族を助け、更に女神アリスに対抗するように5人の魔王を産み出しました。

勇者と魔王の戦いは熾烈で大陸の一部を割るレベルでした。勇者と魔王は相討ちに終わりアリスフィアに平穏が訪れました、とさ。軽く言うとこのような感じですね。」

あの女神がくれた知識では姉妹喧嘩の延長らしいんだけど・・・


【種族について】

「アリスフィアには5種族が存在していて人族、精霊族、竜人族、獣人族、魔族の5つです。」

「精霊族ってどんな種族?」

「よく知られているのはエルフやドワーフですね。精霊族のほとんどは戦乱後隠れ住んでいますね」

「へぇ~」

簡単には会えないわけですかー残念!


【魔力について】

「魔力の多さは個々で大分違いますね。人族だと4000~8000がへいきんですね。私は20000なので人族でもかなり多い方ですね」

え、じゃぁ俺の5千万てめっちゃ多いじゃん!?


【属性について】

「魔法の属性は炎・水・風・地・光・闇とその派生の氷・雷特殊な条件が必要な聖・邪、全部で10個あります。そしてこれらの範疇に収まらないのが精霊魔法スピリットマジック古代魔法エンシェントマジックです」

「なんで炎なんだ?火じゃないのか?」

「一般的に生活に使われるものが火、攻撃魔法に使われるものが炎とされています。ついでにヒカゲさんは水と炎の2つですね」

「珍しいのか?」

「はい。人族では基本的の所持属性は1つですからですから」


【特殊武器について】

「世界には特殊な効果を持つ武器があり、それを魔器といいます。その中でも聖属性を持つ物を聖武器、邪属性を持つ物を邪武器といいます」

「そうなんだ」


【スキルについて】

「スキルは通常スキル・固有スキル・専用スキルの3種類あります。通常スキルは修練をして習得できます。また、更に修練することでスキルが進化します。固有スキルは先天的もしくは儀式によってでしか習得することができませんが、強力な力となります。私の持つ魔眼は固有スキルに属しています。専用スキルは勇者や魔王などの特殊称号持ちだけが習得できます。これは固有スキルより強力な力となります」

「なるほど」


【称号について】

「称号は特定条件を超えた時、取得できます。全てに何かしらの効果があり、必ずしも良い効果とは限りません。」

「リリアナは何か持っているのか?」

「わたしは公爵家令嬢という称号をもっています。効果は存在感が少々上がるというものです」

「へぇ~」

「あまり良い効果でわはありませんよ。誘拐されかかりましたし…」

「大変だな」


【通貨について】

「単位は"ゼル"といい、1ゼルは銅貨です。桁が2個増えるたびに銀貨、白銀貨、金貨、白金貨、聖金貨となります」

リリアナは手持ちのお金から銅貨から金貨まで見せてくれた。1ゼル=10円らしいから、1000万円まで持ってることになるな。すごいな公爵家。


【ギルドについて】

「ギルドはリーシア大陸の人族居住地域にのみに存在しています。ランク制をとっていて上からS・A・B・C・D・E・Fとなります」

思ったより広まってないんだな。

「兄様はBを持っております。ヒカゲさんならSまでいけますよ」

「ありがとう、リリアナ。お世辞でもうれしいよ」

「お世辞じゃないです」


【暦について】

一年は6ヶ月、年の初めから光、炎、水、風、地、闇の順にそれぞれ60日の360日。一月ひとつきは12週で1週5日、光、炎、水、風、地の順らしい


【証について】

「先程、アリスフィアの成り立ちを軽く話しましたよね」

「あぁ」

「それに出てきた勇者と魔王が相打ちで亡くなった後、10色の光り輝く玉が上空に飛び散りました。それ以来、成人の儀で光の玉が現れた者が勇者となるそうです」

魔王も同じだろうな多分・・・


気づけばかなり時間が経っていた。

「こんなところですかね」

「だな。リリアナ、ありがとう」

「ど、どういたしまして。・・・あの!」

「なに?」

「書庫にいきませんか?沢山、本がありますし」

「お、いいね。いこうか」

「よう・・・せま・・・っきり」

「ん?」

「い、いえなんでもありませんわ」

リリアナの話だと500冊くらいあるらしい。午後は読書で時間をつぶした。

俺が本を読んでいる間、リリアナはずっとモジモジしていた。

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