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ドラマよりもドラマみたいな現実にあった恋愛を参考にしたお話

作者: 小林小吉

※注意

当作品は事実を元にしたフィクションで作者の経験した恋愛を盛りに持った作品となっております。

作者は普通の社会人であるため沢山の美女からモテたり、モンスターと戦ったりするなどファンタジー要素は含まれておりませんのでご了承ください。

ただ衝撃的でドラマティックな内容であるとは思っております。

小説など初めて取り組みますので拙い文ではありますが興味を持って頂いた方に楽しんで頂けたらと思います


第一章〜プロローグ〜

私の名前は小林小吉。とある病院で働く25歳。短髪でツーブロック、ヒゲが濃くラグビーや柔道選手のようにゴツゴツとした体型をしている。女性からモテる見た目ではなかったがつい最近まで恋人がいた。お世辞にも可愛いとは言えない見た目の女性だったが愛嬌があり本気で好きになっていた。結婚前提に遠距離恋愛をしていたが紆余曲折あり別れてしまった。

実家暮しで両親と生活しており収入も安定していた。特別不自由なく生活していたが、周りの友人が結婚した、同期に子供が出来た等と周りに差がつきはじめ早く新しい恋がしたいと思いマッチングアプリを使って知り合ったのが「さやか」だ。

今考えるとこの時はこんなにドラマティックなことになるとは思わなかった。

〜第1章 出会い〜

マッチングアプリでは色々な女性がいた。バツイチ子持ち、学生、病気などなど訳ありな方々や純粋に出会いを求めてる方、お金目的な人などメッセージをして色んな目的の人がいるんだなとわかった。

さやかもその1人。さやかは茶髪のロングヘアーで目が大きく、右目の泣きぼくろが特徴的だった。ギャルっぽい見た目といえば分かりやすいかもしれない。つけ爪をしたりオシャレに疎い私には形容しがたいがとにかくオシャレで可愛いなと思った。タイプだった私はメッセージを送った。メッセージを送った数日後に返事があり今は彼氏がいない。過去に男性とトラブルがあり借金をしている。ゆくゆくは結婚を視野に入れてお付き合いをしていきたいとのことだった。

さやかは訳ありな部類に入る人だった。私は借金がありトラブルを抱えているさやかと付き合うつもりは無かったが、トラブルの内容やなぜ借金をしてしまったのかという好奇心、そして何よりもタイプの女性と少しでもすごせるならばとデートの約束をした。

デート当日映画を観に行く約束をするが来ない。

待ち合わせの30分前には着いていた私はさやかへ連絡をする。

「待ち合わせ場所映画館近くのゲーセンでよかったよね?」

連絡がこない。5分、10分まってもLINEに既読すらつかない。

冷やかしかな?まぁあんだけ美人が来るはずもないかと思い集合時間の30分後帰ろうとしたときにLINEが帰ってくる。

「ごめんね寝坊しちゃった。あと30分くらいで着くからまってて」

初対面のデートで遅れてくるとはなんてやつだ。いくら可愛くても許せん。会った時にガツンと言ってやろう。私は思った。

「りょーかい!急いで転ばんようにね!」

現実は違う。俺の意気地無し。そう思いながらも当たり障りのない返事をして30分待つことにした。

???「あ!小吉君ですか?さやかです!初めまして!遅れてごめんね?」

さやかが申し訳なさそうに頭を下げはにかみながら言う。

(いくら美人だからって初対面で遅刻とかありえなく無い?)

「そんな待ってないから大丈夫!急いで疲れてない?写真で見るより実物可愛くてビックリしたよ!今日は来てくれてありがとう!」

ガツンと言ってやるとは何だったのか…

ガツンと言ってやりたかったが黒いワンピースで茶髪を巻いて帽子をかぶりネイルも丁寧にされていたさやかに可愛いなぁデートのためにオシャレをしてくれたのだろうと思うと怒りは湧かずにデートを楽しみたいと思った。

さやかが遅刻してきたこともあり当初の目的の映画は見ることが出来ず2人で食事をとることとした。

「ごめんね。小吉くんみたい映画あったんでしょ?遅れちゃったから観れなくて残念だよ」

さやかは申し訳なさそうに言った。

「うーん確かに観たかったけどまた2人で観に来れば良くない?今度は遅刻しないでね笑」

うん、我ながらカッコイイ。模範的な回答をした(つもり)

「え?また会ってくれるの?嬉しい!」

さやかは笑顔で答える。

「こんな可愛い子とデートなら何回でもしたいよ笑でも正直さやかちゃんモテるしょ?俺なんか相手でいいの?」

私は過去に優しそうだから付き合ってみたけどやっぱり顔が好きになれなかったごめんねと振られた過去があり自分に自信が持てなかった。

「え?小吉くんタイプだよ?優しいし気を使ってくれるしこんな人が彼氏だったら幸せだろうなって思うよ」

さやかは顔をくもらせながら言った。

「さやかちゃん色々トラウマあるって言ってたもんね。良かったら聞かせてくれない?」

面倒事に巻き込まれるのはごめんだと最初思っていたが目の前にいるさやかの可愛さ、裏表ない笑顔に私は既に惹かれていた。また好奇心もあり、さやかのトラウマ、訳ありの部分を知りたいと思った。

「まずどこから話せばいいかな?うん」

真面目な顔をしてさやかは話し出した。

「サラッとアプリでも話したけど私今借金してるの。50歳くらいの男人から。借りた理由は元彼の間に子供が出来たんだけど上手くいかなくて別れて中絶したの。そのときのお金が払えなくてその人に借りたの」

……うん思っていたのの10倍はヘビーだこれ。私はさやかの話を全部聞いてから自分の考えを伝えようと思った。

「中絶したショックもあって軽い鬱になっちゃって働くことも出来なくなっちゃってさ。生活費とかも今借りてる人から借りるようになってどんどん借金は膨れ上がっていったの」

ほんとか嘘かはわからないけども壮絶な人生送ってるんだなと私は思った。

「ただその人と結婚すればお金は払わなくていいって言われたんだけど流石に50歳の人をそういう目で見れなくて少しずつは返してたんだけどね」

さやかは暗い顔でたんたんと話を続ける。

「返せないなら風俗で働けって言われちゃってさ。今月中に150万払わないと風俗で働かされるんだ。」

まぁ風俗も仕事の1つだし悪い訳では無いと私は思っていたが元彼とのトラブル、中絶などで性行為に対してトラウマを抱えているのではないか?風俗で働いたらもうこの笑顔は見ることができないのではないか?と私は思った。

「今日は小吉くんとデート出来て良かった!私も普通にご飯したりお話してもいいんだって思えた。風俗で働いてメンタルズタズタになる前に知り合えてよかった!そしてまた次もって誘ってくれて嬉しかった」

「小吉くんと付き合えてたら幸せだったと思うけど私のトラブルに巻き込む訳にはいかないし付き合うのは無理だよね」

さやかは半分涙ながらに話す。

「大変な思いしてきたんだね。」

私は半分もらい泣きしながら言った。

「俺もさやかちゃんとデート出来て楽しかったよ?またこやって話したいし何よりもさやかちゃんに幸せになってもらいたい」

我ながらくっさいセリフだと思う。

「だからさ?簡単に諦めないでよ。150万すぐ貸してあげるからさ。んでもし付き合うってなったらそれは2人で幸せになるために使ったお金だから返さなくていいから」

さやかはきょとんとした顔でこちらをみていた。

「今後さ?俺以外ともいい出会いあるかも知れんし俺のことを好きになるかはわからんじゃん?初めて会ったんだから笑」

「すっごい可愛いし魅力的だから付き合いたいとは当然思ってるよ?ただ焦ることは無いかなって」

さやかは無言でうなづいている。私は笑顔で続ける。

「今お金のトラブルで困ってるならそれを解決させて残りの人生楽しも!」

150万は私にとっても大金だ。ただ貯金もあったし実家暮らしであったためある程度余裕があったため払えない金額ではないと判断した。彼女の将来に期待をしてみてもいいと思いこの提案をした。

「ほんとにいいの?私トラウマあるからすぐ付き合うってならないかもだけども後悔しない?」

泣きながらさやかは言った。泣いてる顔はブサイクと相場が決まっていたがさやかは泣き顔も可愛かった。付き合えなくても幸せになってもらいたい。これが一目惚れというやつだろう。

「そこはゆっくりでいいと思うよ?今日デートしてみてさやかちゃんすごくいい子だし俺と付き合うとかどうでもいいから幸せになって欲しいからさ笑」

「てか勘違いしないで欲しいけど上げるんでなくてあくまで立て替える。貸すだけだからね?ゆっくりでもいいから返してよ?」

もちろんあげるつもりだ。ただお金を出してやってるといった空気をだしたくなく言っている。

「ありがとう。私の事こんなに親身になって考えてくれた人初めて。小吉くんの彼女さんは絶対幸せだね!」

さやかは笑いながら言った。

「小吉くんの親切ありがたく受け取らせてください。時間かかってもしっかりと返していきます。」

お金を下ろしさやかに手渡してその場を後にする。

その日の夜私は大金をぽんと手放したこと。彼女がお金目的で誰にでも声をかけているのではないかと不安を感じた。しかし彼女に幸せになってほしいという気持ちに嘘はない。これでよかったのだと思いながら寝る準備をしていたところにLINEが来る。さやかからだ。

「今日はほんとにありがとう。おかげで風俗で働かなくて済みそう。初対面なのに信用してくれてありがとう。デートたのしかったね!」

お金目的とか疑ってごめんなさい。

私はそう思った。

「ただ映画見たかったのに見れなかったのは残念だった泣今度は遅刻しないから一緒に見に行かない?」

さやかからのデートの誘いだ。

断る理由はない。

「まじか!!みたいみたい!ただほんとに遅刻しないで来れるの?(=_=)」

少し意地悪もしたくなる。

「自信ないけどがんばる!」

そこは自信持て。私はそう思いながらも

「じゃあ信じてるよ笑今度はいつ空いてるの?」

トントン拍子に次のデートの約束が決まった。

1週間後の日曜日にデートが決まった。

次のデートでも衝撃的な展開を迎えるとは私自身思わなかった。

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