表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

森のくまさん

作者: パンダ玉子

コント用

男「散歩っていいながら森の中まで来てしまった。 あれだな、森のくまさんでも歌いながら帰るか」


踵を返し歌い始める男 


男「ある日~、森の中~くまさんに~出会った!?」  


熊の登場


熊「クマ~」

男「熊ってくまーって鳴くんだな。 知らなかった」

熊「そんなわけないクマ。」

男「熊が喋っただと!」

熊「これはあんたの頭の中だけで聞こえているんだクマ。 普通に考えて熊は喋れないクマ」

男「そうだよな。 それで熊さんは何で出てきたんだ?」

熊「あんたがそんな軽装で森に入ってきたから、注意喚起だクマ。」

男「ちょうど帰ろうとしたところだったんだが?」

熊「僕のような、お腹を空かせた野生の獣に襲われてもしらないクマー!」


クマクマ言いながら襲いかかってくる熊


男「ちょっと、ちょっとちょとちょと... 待て! 何で急に襲いかかってくるんだよ!」


掻い潜り避ける男、止まる熊


熊「この世は弱肉強食だクマ。 大人しく食われるといいクマ」

男「俺のことを食べても腹は膨れるかもしれないが美味しくないぞ。 ほら、なんか好きなものはないのか?」


熊は少し考える素振りをみせ


熊「そうクマー(そうだなー)。 僕の好物は蜂蜜なんだクマ。 ハチミツ食べtーー」

男「おっと、それ以上は言っちゃ駄目だ!!」

熊「...クマ」

男「そもそもだ。 熊さんは何で俺を食べようとしてるんだ? 森の生物はたくさんいるんじゃないか?」

熊「そうなんだけどクマ。 森の生物たちは意外と強いんだクマ」


語り出す熊


熊「例えばだけどクマ。 この間、蜂蜜を取りにいったんだクマ。」

男「うんうん、いいじゃないか。 それで?」

熊「蜂蜜のある巣穴に手を突っ込んだんだクマ。 すると腕が抜けなくなってしまったんだクマ。 その間に蜂達にめっちゃ刺されたんだクマ。 身体中ボッコボコに腫れ上がって痛くて逃げ出したんだクマ」

男「それは災難だったな」


熊の言葉にうなずく男


熊「また別の日クマ。 兎でも狩って食べようと思っていたんだクマ。 運良く、すぐに兎は見つかったんだクマ。 一撃で倒してしまおうと立ち上がって腕を振り下ろしたら、そこが下り坂になっていて倒れこんでコロコロと転がってしまったクマ。」

男「兎は狩れたのかな?」

熊「外したクマ。 それに転がっていった先に木があって激突したら、そこに蜂の巣があってまた刺されたんだクマ」

男「おっちょこちょいかよ! 何で熊にドジっ娘属性がついてるんだよ!」

熊「くまったなー」

男「それは可愛くねぇし、全然面白くねぇよ!」

熊「というわけで、大人しく食われるクマー」


腕を振り上げる熊


男「だからちょっと待てって!」


熊を止める男


男「俺にいい考えがあるんだが聞かないか?」

熊「聞くクマ。」


すぐに聞く体勢を整える熊


男「間髪入れずにすぐ聞くのかよ」

熊「お腹が空いてるんだクマ。 余計な体力は使わないんだクマ」

男「そうか。 それでだな、なぜかは解らないが熊さんと俺は意志疎通が出来る。 これは大きなメリットなんだ」

熊「そうクマ?」

男「そうなんだ。 そこでだ熊さんと俺でサーカスを作るってのはどうだ?」

熊「サーカス...クマ?」

男「それで、大成功を収めれば何でも食べ放題になるって寸法さ。 熊さんが大好きな蜂蜜や知らない美味しいものにだって出会えるばずだ」

熊「ク...クマァ。 蜂蜜食べ放題クマ」


いろんな美味しい食べ物を想像しながら熊はクマクマ言う。


男「で、どうだよ。 俺と一緒に行くか?」

熊「行くクマ!」


   

舞台は暗転する。


男「そうして、俺達は大成功を収めた。 熊さんのドジっ娘も度々あったが、それ自体も客に受け熊さんは大スターとなったのだ」

熊「これも、美味しいクマー!」



終わり

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ