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寧国恋獣華伝  作者: 林 ちい
はじめに。
2/17

はじめに(2)世界設定等

このお話は中華風架空世界の設定なので、本編をご覧になる前にこちらをお読みいただくと、わかりやすいかと思います。

<寧国>

 神話の時代、最凶の大怪異(怪異=あやかし)『大渦タイカ』の灰を封じた壺を天帝が地上に落としてしまい、無数の灰を全て回収し再び封じるために天帝の末息子『黄寧コウネイ』が天より下る。

 そのさい、天帝より青龍・朱雀・白虎・玄武の一族からそれぞれ選ばれた将達を下賜され、寧国を支える大貴族四家の祖となった。 

 その『黄寧コウネイ』が初代皇帝となり、青龍・朱雀・白虎・玄武の将達と建国した国。

 大陸の東域を治める大国。

 西域の国々との交易も盛んで豊かな国だが、人々は『禍鬼カキ』という怪異の脅威にさらされながら生活している。



禍鬼カキ

『大渦』の灰から発生した怪異。

 獣姿の下位の禍鬼は知能が低く家畜や人を襲い捕食するが、高位の禍鬼は禍貴と呼ばれる。

 禍貴は知能が高く人の姿をし、人の心を負へと誘い導き、破滅させる過程を過程を愉しみ、精神こころを喰らう。

青龍・朱雀・白虎・玄武の将の末裔である四家は、禍鬼から民を守るという重要な役割を担っている。



大禍タイカ

最凶の大怪異(怪異=あやかし)。

青龍・朱雀・玄武・白虎の将達により退治された。

朱雀の炎で灰にされ、壺に封じられていた。



<四家>

寧国初代皇帝『黄寧』と共に、天より地に降りた聖獣の四将達が始祖となった大貴族。

始祖は御初代様と呼ばれている。

現在の寧国は彼等四家の財力と武力により支えられているといっても過言でないほど、富と権力を持っている。

男女関係無く、長子が家督を継ぐ。

習わしとして四家の当主が東軍、西軍、南軍、北軍の将軍職を兼任しているが、南家は現当主が戦で脚を失ったため、次男『朱夏シュカ』が将軍職を代行している。


*東家

 始祖は青龍族出身の将『青永セイエイ』(♂)。

 現当主は『東 青淏セイコウ』(♂・二十八歳)

 非常に生真面目で、融通の利かない一族。

 四家の中で最も忠誠心があつい。

 

*西家

 始祖は白虎族出身の将であり、絶世の美女と伝えられている『白凛ハクリン』(♀)

 現当主は『西 白煌ハクコウ』(♂・三十六歳)

 御初代様である白凛は、天帝の息子であり寧国初代皇帝黄寧に強く望まれ、彼の妃となった。

 四家のなかで最もプライドが高く協調性に欠け、扱い難い一族。

 南家とは御初代様の時代におこったとされる"ある事件”以降、未だに因縁の仲。

 一人称が特徴的で、男女関係無く自分のことを「われ」と言う。


*南家

 始祖は朱雀族出身の将『紅焰クエン』(♂)

 現当主は『南 紅侶コウリョ』(♂・五十六歳)

 大貴族であるのに偉ぶったところが無く、陽気な気質で親しみやすく庶民にも慕われている一族。

 西家とは代々犬猿の仲。

 御初代様である『紅焰クエン』が西家御初代様であり皇帝妃となった『白凛ハクリン』に対して犯したとされる罪は、『紅焰クエン』を嫌っていた『白凛ハクリン』により謀られた冤罪であると代々主張している。


*北家

 始祖は玄武族出身の将『黒璋コクショウ』(♂)

 現当主は『北 黒景コクケイ』(♀・九十一歳)

 寡黙で人見知り、争いを好まない温和な一族。

 占術に優れ、代々寧国の祭祀長官を務めている。





今後、書き足したり修正したりする予定です。

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