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ようこそ。
お越しくださりありがとうございます。o('ー'o)ウン♪
ではではまたあとがきで~
サブマリンと言われた少年時代…… 今だから思う…… (続きはあとがきで)
本当の事を言うと私がやりたかった。
穴から離れたところには距離を測定しながら滑車を回し、人や物を昇降させるための機械が置かれており、そこから何本もの安全帯ロープが伸びている。
穴の淵に三脚を立てるように設置されている器具の先端にはリングが取り付けられており、人体を保持するためのロープが絡まったりしないようにまとめられている。
初目はここに来る前日、自分がこの穴を下降すると進言した。
この時、林寺はというと猛反対した。他の連中も同様の反応だった。それでも初目は一歩も引かなかった。
この島で17年もの間、初目たちが生き残る事ができたのはただ「運が良かったから」に過ぎない。明日何が起こるか分からないということであるのなら、これまでの安寧が明日の平穏を保証してくれると果たして言い切れるだろうか?
ならば自ら動かなければならないだろう。
小柄な自分であれば下降時の操作もしやすいと初目は林寺に詰め寄った。だが初目の気持ちを聞いてなお林寺は首を縦に振る事はなかった。
「お前の考えは立派で勇敢なのかもしれない。だがな、お前に何かあった時、俺は天国にいるお前の母親にどんな顔をすればいいんだ?」
「……でも」
「ありがとうな。最近深刻な顔ばっかしてたせいでお前にも移っちまったんだな」
林寺は優しく初目の頭に手を置いた。
「そんなんじゃない。そんなんじゃないよ林寺さん……」
「すまないな。だが今回ばかりはいただけない。これは俺の役目だ」
「林寺さん……」
それ以上初目は何も言えなかった。
最後までありがとうございました。
暇は潰せましたか? 時間を忘れるほどに楽しい!! なんてことであれば幸いです。
ではでは感想でも書いて…… さっさと出ていけ!(ズバリッ)
サブマリンと言われた少年時代…… 今だから思う…… カナヅチで沈んでばかりの俺にはピッタリだ…… へへへへへ…… 馬鹿にされてたんだ……