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私って、不幸でしょうか?  作者: 粉巻 まひる
一難去ってまた一難、とはいかない!?
20/25

大切なことは早く言いましょう

 前の話との関連がないようなことを言われてしまい、戸惑う私。


「えーっと、それとこれとでどう関係があるんですか?」

「私が、忘れた物。それは、絢可の誕生日プレゼントだったんです」

「それを渡したいってわけか」


 神宮が腕組をして言う。格好つけているようにしか見えないのだけれど。


「その通りです!お願いします、協力してください」


 瀧河さんがぐっと頭を下げる。その顔はとても必死だった。

 神宮がその様子をじっと見ている。その時の目はいつもと違って、どこか遠くを見据えているようだった。


「協力しますよ。って、何ができるか分からないですけど」


 私は少し苦笑した。

 それでも、瀧河さんはぱあっと嬉しそうな顔をして、


「ありがとうございます!」


 と言った。


「……。俺も協力するよ。ってか、俺がいなきゃなにも進まないだろうし」

「あ、ありがとうございます!本当に、本当に……」

「いえいえ。で、誕生日っていつなの?」



「はい。明日です」



「そうか、明日か……。って、なるわけないだろ!」


 と、私じゃなくて神宮がツッコミをいれた。あ、一応ツッコミもできるんだ。てっきり、ボケキャラかと思った。って、いや、そうじゃなくて……。


「そうだよ!明日はちょっと無理があるとおも……」

「いいえ、明日でなきゃ意味がありません!当日に渡すからこそ、意味があるんです!」


 そんな瀧河さんを見て、またもや苦笑した私であった。

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