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私って、不幸でしょうか?  作者: 粉巻 まひる
一難去ってまた一難、とはいかない!?
13/25

三つ目の人格、登場!

私は追われていた。

私を追っているのは、大量の父である。

「唯奈ー!俺の道具を使ってくれー!」

「便利だぞー!」

「持っていっても、きっと大丈夫だ!」

とか、あーだこーだ言ってくる。もうっ!



「うるさいっ!!」



目が覚めた。

白い天井が見える。体に布団の感触。ベッドの上であろう。ここは、保健室?そういえば、私、気絶したんだっけ?……ダサい。ガーン。で、でも、あの状況では仕方ないよね?

右横に人の気配がした。

村近さんがいた。びっくり顔だった。あー、急に叫んだからか。村近さんが口を開く。

「ちょ、急に、変な声出してんじゃねーよ」

村近さんらしくない低音ボイス、キツイ口調。目つきも悪い。これは、もしかして、


「三つ目の人格!?」


何故か、叫んだ。すると、三つ目の人格は、不機嫌そうに

「三つ目ってなぁ。順番なんかねぇし。出てきた順番は二番目だかんな」

と、言った。

「あ、すいません」

こ、こいつ、村近さんとは違って、人をイラつかせる能力を持っている。

「それに、俺には俺の名前がある。俺の名前は神宮幸也(じんぐうゆきや)。神様の神に、お前の宮と同じ字。そして、幸せによく名前に使われる也で、神宮幸也だ」

最後、テキトーか!よく使われる也て!分かるっちゃ分かるけども、よく使われるて!

「気軽に、神宮様、と呼んでいいぞ」

うわー。こいつ、ありえへんわ!一生呼ばないからな!

って、よく見たら、自分で言って、恥ずかしがってるし!顔が漫画みたいに赤くなってるし!恥ずかしいなら、言うなよ!

「い、今のは、冗談だからな!そのくらい、分かれよな!」

あ、訂正するのね。

ってか、やけに運動場の方から声がするな。体育の授業中か?

「ねぇ、今何時?」

そうね、大体ねー。なんちゃって。

「何時ってなぁ。昼休み。」

「そうかー、昼休みかー。って、えぇ!?」

昼休みって、わ、私、三時間寝てたってこと!?眠かったからかな?いやいやいや、昼寝でもそんなに寝ないし。昨日、寝るのが遅かったとか?いや、普通に七時間睡眠だったぞ!?

「お前、いくら、幽霊を見たからってよー。普通、すぐ起きるだろ」

「そ、そうかなぁ?……って」



「やっぱり、幽霊だったのぉぉー!?」


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