とある高3受験生の中間報告 ー結局何もしたくないー
あけましておめでとうございます。(1月30日現在)
共テも終わり、せっかくなので中間報告
結論から言うと、「結局自分は何もしたくないだけなんだな」ということに気づいた。
ことの経緯を順に見ていく。
① 共テ
共テ一週間前から、二次試験の勉強をいったん中断して、共テの勉強に専念することにした。理数情では自分の目標得点に達したが、国社英が爆死。現代文に関しては、今までにない間違え方をした。なんで。
結果としては(自己採点で)目標得点マイナス50という点をたたき出し、軽く絶望。しかし二次試験はもう一ヶ月ほどしかないので、切り替えていくしかない。幸い足切りには合わなそうである。
② 私は何がしたいのか?
東大には行きたい。医学部にも行きたい。浪人しても構わない。もう一年勉強すれば理三も無理とは思わない。そんなこんなで、もともと理三を受けるつもりだったが、家族には毎日のように反対された。思いつきで行動するのをやめろ、と。それに対して、私は毎回「東大で受けたい授業がある」「人体と医療について興味がある」「医師免許を取って臨床研究をしたい」と説明した。
そもそも、私は全てのことを知りたいのだ。医学部に行かなければ、本格的に医学を習得することはできない。いわゆる「知の巨人」を目指すものとしては、これは外せない要素に思える。
自分でも、おそらく医学部以外のどの学部に進んだとしても、楽しめるだろうとは感じている。理三に合格したとして、進学振り分けの制度を使って、三年生で全く別の学部、たとえば理学部、工学部から果ては文学部まで、移る可能性も考えている。ただ、逆、すなわち他の学部から医学部に行くのは、理三に入るよりも難しいのだ。
正直私は自分の可能性が狭まっていくことから目を背けたいんだろう。まさに大人になることを拒む子供のように。
中学一年生から大学受験用の塾に入っていなかった場合、中学受験しなかった場合、高専に行っていた場合、高卒で働いていた場合・・・。私はあらゆる自分を想像する。ただ、その選択を後悔することはあまりない。おそらく、もしその道を選んでいたら、自分の今の道を望んでいただろうから。まさに、隣の芝生は青く見えるのである。だから、私の想像は、基本的には「○○しておけば今頃は楽だったのに」とか、「○○だったら今より幸せなのに」ではなく、「○○してみても面白かっただろうな」「○○だったとしてもよかったな」というものである。
だからおそらく、今どんな選択をしても自分は後悔しないだろう。
③ 結局何もしたくないだけ
そんな私が、家族につい先日突き付けられた言葉がこれである。
「結局何もしたくないんでしょ。理由は全部後づけで、理三に行くことが目的になってる。」
この発言にも理由があって、それは私が「大学の必修多すぎて嫌だ。大学に行きたくない。」とぐちぐち言い出したからである。普段、「大学は勉強する場所なのだから、近年の『とりあえず大学行っとけ』といった風潮は最悪だ。勉強したい奴だけ大学に行け。(過激派)」と言っていた自分は、大学の週14コマの必修を考えて嫌になってしまったのである。
そもそも大学受験のための勉強というのは、自分にとってとんでもなく楽である。こう思う人は珍しいようだが、真面目に勉強していないというわけではない。
まず、単位のためのテストがない。成績を付けられるということがない。(あってもそれはほぼ何の意味もなく、結局受かるかどうかが最も大事である。)さらに、人間関係のしがらみが非常に少ない。自分の自習室や家でただ勉強すればよく、人と関わることはめっきり減る。自分の時間のほぼ全てを自分のスキルアップのために使えるというのはとんでもないことだ。そして、私にとっては受験勉強で何かが(主には入試問題なのだが)できるようになるというのは、非常に楽しい経験である。
こうなると、もはや浪人したいまである。イギリスのように大学に進むまでに一年間のインターバル、自分のやりたいことのできる期間があればよかった。夏目漱石の時代のように、大学卒業後しばらく仕事に就かずにぶらぶらできたらよかった。(そのころ大学に行ける人はそもそも限られていたのだが)
小学三年生で中学受験用の塾に入り、中学一年(何なら最初の学校の授業が始まるより早く)で大学受験用の塾に入り、中高六年間は相当にやりたいことが制限されてきた。私にはしばしの落ち着いた期間が必要だ……。
つまり、結局やりたいことは受験勉強。やりたくないことは進路を決めること。という謎の怪物が誕生してしまった。親を説得することもできず(この理由でできるわけがない)ついに東大の出願が始まった。結局理一を受験することになりそうだ。
しかし、そうなってくると、話が変わってくる。今年は大学に行くつもりがなかったのである。現在理三に受かる確率は普通に1%未満だったが、理一なら五分五分といったところか。(願望)
先に言い訳をしておくと、私は本番に本当に弱い。中学受験も第一志望は普通に〇ちたし、何かの大会、テスト、だいたいうまくいかない。ただ、それも結局は努力不足なんだろう。何故なら失敗しない人は失敗しないから。私も本番までに十全に準備するとしよう。
結局、東大単願で突っ込むことになる。親が浪人にとてつもなく否定的なので、反抗期がチラついて、浪人しようとしているような気もしてきた。せっかくなので親孝行を見せつけていくことにする。
受験が終わったら、本格的なファンタジーにチャレンジしてみたいですね。




