入団式で焦るなんて聞いてない
1ヶ月ほど空けてほんとにすみません!これからはいつも通り投稿できると思いますので!
一瞬、私はその質問にどう答えるべきか悩んだ。そして、あいつらにイラついた。可哀想な子でも見るように見てきたからだ。私は可哀想じゃないから………!!
「アスビナに入ろうとしたのは、復讐です。そして、あなたたちも、可哀想な子でも見るような目で見ないでください。、私は可哀想じゃありません。むしろ、誇りに思っています」
どよめきが起こった。そんなに珍しいだろうか……
「ほんとうに君は誇りに思っているのかい?」
誰!?……誰!?えっと、聞かれたから、一応答えたほうがいいか………
「逆に聞きますけど、どこを後悔しろと?兄と父の性格は分かっているつもりです。逆に民を守らなかったら、私は父と兄を嫌いになっていたと思うから。この状態が辛くないとはいいません。でも、父と兄らしいなって思えるから、そう思える自分が好きだから、そうした父と兄を誇りに思います。だから、誰が言おうと私は後悔してません。こんな運命になっても、私はこの家族の元に生まれてきてよかったと思うから」
シンとなった。ここにいる全員の目が見開かれる。(そんなに衝撃だった!?)
「そうか、さすが空沙の娘だな。あいつに似ている」
この人お父さんの知り合いなの?この人は一体………………
『 これにて、新隊員代表挨拶を終わりとします。続いて、この素晴らしい日に国の方から、わざわざ起こしいただいた夜咲碧斗さんから祝辞があるようです。』
ほぇーさすがだな碧斗、有名なんだ。ふーん
「新隊員の皆さん、入団おめでとうございます。この良き日に立ち会えることができ、とても光栄に存じます。 最近、闇蝶が活発化しています。国とアスビナ、力を合わせ闇蝶を迎え撃ちましょう」
な、慣れてる…!百戦錬磨の言葉遣い…………よくパーティーとか行ってそうだもんね。
「あと、アスビナだからって未來を泣かせるようなことがあれば許さないので」
あーなるほどね……………っては??にこにこ笑顔で何言ってんの!?大袈裟すぎるんだけどぉ!?ちょっと!!?
皆さんも固まってるし引いてるじゃん!碧斗さん!?貴方!?
「もちろん、そのことは善処します。」
「頼んだよ」
司会の人!?そんなくだらないこと善処しなくていいよ!?
めっちゃ良い人じゃん、こんな事にそう言ってくれるなんて……ちょっと見方変わりましたね(偏見を持ってたなぜか)
『 夜咲碧斗様からの祝辞でした。アスビナトップ天王寺李六より、ご挨拶がございます。』
アスビナトップの人って私、一度だけ会ったことある気がするな……全く覚えてないが
「アスビナトップの天王寺李六と申します。」
って、え?さっきの奴じゃん!!あ、いやさっきの人じゃん!!(口悪くなっちゃった☆)
「この度は合格、そして御入団誠におめでとうございます。私としても、才能ある新団員が増え、とても嬉しく思っております。これから闇蝶は活動が勢いを増していくと思いますが、アスビナ一同力を合わせて、立ち向かって行きましょう。」
貫禄がすごい。さすがトップだ。にしても、お父さんの知り合いにこんな立場の人いるか?
『 これにて入団式を終了と致します。記者の皆様はご退場してください。新団員の皆様は施設、寮の説明がございますので、引き続きこちらにてお待ちください。』
次、説明か〜。私も寮に入ることにはなるけど、休日は家を清潔に保っておくためにも帰るか!
守らなきゃいけないしね!スターライトもいることだし
「未來〜どうだった?入団式は♪」
「彩葉、何とも問題なかったよ。途中色々と焦った部分はあるけど…」
彩葉が楽しそうに声をかけてくる。(これ絶対"アレ"だ)とう思うと同時に顔が引き攣る
「ごめんねー代表挨拶のこと言えてなくて、直葉が伝えないから」
あれ?予想と違うのかな?確かに代表挨拶も焦ったけど…そっち!?(しれっと直葉さんのせいにしてるし…)
「未來ちゃんに変なこと吹き込むな彩葉、お前のせいに決まってるだろ」
「はぁ〜?直葉が教えるように頼まれていたやつですけどぉ?」
そう言ってまた喧嘩をはじめる。(この二人結構相性いいかも…)と思ってしまったのは内緒だ。
「お前ら、また喧嘩してんのか、あまり醜態周りに晒すな」
辛辣!相変わらず幹部厳しいな〜…はは
「そんなこと言わなくてもいいでしょ!逆にお前は怖いよ!夜詠」
彩葉が負けじと反撃する。確かに怖い
「夜詠は怖いけど、確かにもう少し静かにしたほうがいいな」
「まーね、夜詠は怖いけど、もう少し静かにしよっか」
二人ともめっちゃ怖いって言ってるし…少し幹部が不憫に……いや怖いしな
「そーいやさ、私、未來に聞きたいことあるんだよね」
「聞きたいこと?」
なんだろう……なぜか嫌な予感がする。
「夜咲碧斗のどんなとこ好きになったの?」
それは!今!ここで!聞くことか!?
「ああ〜確かに俺も気になるな」
直葉さん!?……あの幹部も頷かないでもらって……どうしよ
私が悩んでいるとちょうどその時、
『そろそろまた、始めますので席にお座りください。』
「えぇ!?今!?」
「あちゃー惜しかったね」
た、助かったーー……!!ありがとうアナウンス!ありがとう世界!




