表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
帝国最強SSS級【死の商人】は聖剣と魔剣を無限錬成する  作者: 桜井正宗


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/8

A級マグマナイフ

 一階の空いている部屋を利用。

 工房として整えて一日。

 さすがに夜になってしまった。


「……ふぅ、疲れた」

「ごめんなさい、兄さん。わたしはほとんどお役に立てなくて」

「いや、今日は工房を整える方で忙しかったからね。ステュクスが傍にいてくれただけで元気が出たし」


「そう言っていただけて嬉しいです」



 本格的な作業は明日にし、俺はステュクスをおんぶして廊下へ。



「さて、戻ろうか」

「に、兄さん……どうして、おんぶするんですかっ」


 恥ずかしそうに暴れるステュクス。


「いいだろ。兄妹なんだから」

「自分の足で歩けますよぉ……」

「気にするな」

「……もう、兄さんってば」


 なんだかんだ言いながらも、ステュクスは身を委ねてくれた。俺は食堂を目指した。そろそろ晩飯が出来る頃合いだ。


 食堂につくと、長テーブルには豪華な食事が並べられていた。メイドが世話しなく仕事をこなしている。


 テーブルの奥には親父の姿があった。



「待っていたぞ、カロン。ステュクス」

「親父、いつもより早いな」

「今日は腹が減ってな。さっそく、食べよう」

「分かった」


 席につき、晩餐が始まった。

 今日はいつもとは違う。

 親父から会話があった。



「カロン、今日は遠慮なく食べなさい」

「なんだよ、親父。今日はやけに優しいじゃないか」

「お前は、もう以前お前ではない。成長して、たくましくなった。これからに期待したい」


「親父……」



 そこまで言ってくれるとはな。がんばるしかないじゃないか。



「さすが兄さんです! お父様がここまで認めてくださるなんて」



 ステュクスが褒めてくれるように、これは異常なことだった。親父は今まで俺を見下し、認めようともしなかった。俺に失望さえしていたと思う。

 だが、今はこうして俺の背中を押してさえくれていた。



「ありがとう、親父。それに、ステュクスも」



 楽しい食事が進んでいく。



 * * *



 翌日、俺は直ぐに工房へ向かった。

 ステュクスはまだ眠っているから、あとで様子を見に行こう。先に、武具錬成スキルを使ってみる。


 テーブルに向かい、スキルを発動した。

 まずは『短剣』をイメージしてみた。


 A級ランクが作れればいいのだが、こればかりは運とかステータスの問題だ。



『――――』



 魔力を流し込むだけで、段々と目の前に短剣が現れ始めた。無から物体を作る秘儀、これこそが錬成スキルというわけだ。



【マグマナイフ】

【詳細】

 A級クラスの短剣。

 火属性が付与されている。

 ファイアボール Lv.3が発動する場合がある。



 おぉ、一発でA級のナイフが出来てしまった。これは凄い。これほどのナイフなら、一本で50,000ベルにはなるはず。それだけあれば、ポーションが千本は買えてしまう。


 しかも、火属性は貴重だ。

 国の一歩外を出れば地属性モンスターが多く徘徊している。冒険者にとって弱点をつける火属性は魅力的。これは露店でも売れるぞ。


 だが、今はガルガンチュア騎士団用の武器の方が優先だ。


 作ってみるか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ